何でだ。
友人にはてなのブックマークを公開して見せたら
そんな事をいわれた。
巡回リストの7割が40歳以上の方のブログであったり
サイトであったりしたかららしい。
別にいーじゃんかよ。
っつーかさあ、メールで人のことを
精神年齢60歳だとか
枯れた睾丸だとか呼ぶのはどうよ?どうなのよ?
中高年ブロガーとかのほうが言う事が面白いんだよ、自分的には!
例えばサア
前国王のブログが密かな人気こういう記事のが面白いじゃんか。
年齢と共に、その言葉に含意されるようになった重みって奴が
あってさあ。
この記事のこんな言葉なんて、素晴らしいじゃねぇか。
カンボジア、プノンペン発――「私を侮辱してくれて、どうもありがとう」。これは、ノロドム・シハヌーク[シアヌークとも表記される]前カンボジア国王が、自身のブログに書き込んだ言葉だ。同性愛者の結婚を支持するという前国王の考えに、電子メールで批判が寄せられたことに対するものだが、前国王は侮辱的というそのメールの内容をブログに公開することはせず、代わりにこう綴っている。「わが祖国カンボジアは、1993年以来、リベラルな民主主義国家となる道を選択している。すべてのカンボジア国民には……国王も含め、自らの意見を自由に表現する権利がある」
こんな言葉は10代や20代の人間じゃひねり出せないモノなんだよ。
そして、こういう言葉が聞けるから、毎日、日経の「私の履歴書」を
楽しみに読んでいるのだよ、自分的には。
シハヌーク国王の、この言葉なんてカッコいいじゃないか。
今の日本ブログ界隈で自分を侮辱した相手に対して、
「私を侮辱してくれてありがとう。
わが祖国日本は、
1945年以来、リベラルな民主主義国家となる道を選択している。
すべての日本国民には……天皇も含め、
自らの意見を自由に表現する権利がある」
なんて言える人が何人いることか。
普通のブロガーなんかじゃ、侮辱やらコメント欄やらで
煽りくれられただけで(僕も含めて)
血糖値が200まで跳ね上がって、何とかして
相手をぶちのめそうと、くだらないサイトを駆け巡って
自分の正当性を証明してくれそうなデータ集めまわって
もう、オナニー以外の何者でもない自己正当化エントリを
ぶったてそうなもんだけど。
まぁ、それが若いって事なんだから、それはそれでいいんだろうけど
やっぱ、年取った人ってのの言葉ってのは、
僕は好きなわけですよ。
色んなこと知っているし、経験から出た言葉ってのは説得力がありますからな。