ブログで自滅する人々(第1回)〜ブログで「祭られる」人々
Webページの裏世界を作るソーシャル・ブックマークを覗いてみよう
最近、日経やら読売で、コレ系の記事をよく見る。
ネットは悪魔ですかそうですか。
自分達が戦っている相手がどういう存在か
よくわかってないんじゃないかな。
メディアが戦うべき相手は、
そして、新しい形での情報発信、そしてビジネスモデル
そのものの戦いであって、ネットではない。
ネットがもたらした、異常なまでに低いコストでの
情報発信というビジネスモデルであって、
プリントメディアは匿名云々であるとか
ネットの裏であるとかに構っている場合じゃないのだ。
敵対者が、自分達より低いコストで
情報を発信できるというのが最大の問題であって
ここをどう解決するかを早いとこ考えないと
勝負にならない。食われるだけ。
危機に瀕した人は
否認→怒り→取引→抑うつ→受容
というプロセスを辿るが、メディアは
ネットを否定したり、それに向かって怒りを
投げつけたところで、根本の問題である
「異常に低い情報発信コスト」
という問題は解決しない。
こういう反応が起こると、現状の最大の問題に
関しての危機認知が遅れる。
正に、プリントメディアがここにあると思うわけだが
現状の問題を歪曲したところで、問題は解決しない
文字による情報発信のコストの問題をさっさと
解決しないと、攻撃者の優位は揺るがない。