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2005年11月09日

底なし沼に陥る企業達

米新聞の発行部数,前年比2.6%減で底なし状況に

もう、ニュースにもならないとまで言われはじめた
新聞不況であります。

英フィナンシャル・タイムズ編集長が交代 電子版の強化中心に再建へ

以前の記事で紹介したFTですら、こうなわけですから
新聞のがけっぷちぶりが、よくわかります。

日本の新聞の財務状況はよくわからないのですが
(色々あって財務諸表がよくわからない。株主もよくわからない)
似たようなものでしょう。

FT、ニューヨークタイムズのオンライン事業は
好調で、黒字なようです。

普通に考えて、もう紙には見切りをつけて
オンライン事業に専念しちゃえよとか思うわけですが
オンライン事業は新聞社全体の収益の5%も稼いでいないので
もうどうしようもないわけです。

紙から撤退するわけにはいかない。
ネットに専念するわけにもいかない。

底なし沼であります。

[市況]辞書を「押す」時代到来、普及進む電子辞書、売れ筋ランキング

辞書も電子化の波が来ているわけですな。
無線LANが張り巡らされてしまえば、
どこでもwikipediaやら、goo辞書が使えるわけですから
電子辞書も、いずれは終ると思ってますが。

底なし沼ですね。辞書関連は、非常によい出版ビジネスであった
時代があったわけですが、これも終わり。
グーグル先生が全てに答えてくれる以上は。




「スカイプをみんなで使って」堀江社長がビジネスシヨウで呼びかけ




ノ-パソの値段が下がって、燃料電池が発売されて
無線LANでどこでもネットに繋げてskypeで好きなだけ
通話できるようになれば、携帯もいらなくなるかもしれない。

最近、携帯って、違う形になるべきだと思っているわけです。

通話するだけという携帯へのニーズが小さくなり
ネット機能や辞書などの「見る読む書く」というニーズが、
大きくなり始めている。

だったら、より小さくでなく、「見る読む書く」という
機能に特化した形態があってもいい。

というか、欲しいのです。

ホリエモンが言ってますけど、アメリカだと
簡単なキーボード付き携帯が受けはじめている。

日本でも、携帯を使ってメールを送る人が
沢山いるのに、画面をより小さくとか、
キーボードをつけないとか、逆行しているとしか
思えないわけです。

ユーザーのニーズにあってないんですよね。
携帯の機能は通話と同時に「メール」機能が
幅を利かせ始めている。また、画面を見る機能も。

燃料電池が出たら、そういう機能に特化した携帯機器
がでるでしょう。その時が楽しみであります。

電話事業も戦国自体に突入するでしょう。
底なし沼の消耗戦に。

携帯電話会社は儲け過ぎ、ぶっ潰せしてやるぜーという
会社がバンバン出てきているので、
NTTの描く、緩やかな衰退シナリオは
ぶち壊され、早期の業績悪化は免れないように感じます。

Warden Spyware vs Sony rootkit

底なし沼企業、ソニーの救世主。

まさか、ソニーのルートキットに
WOWのプロテクトを突破する機能があったとは!!


ソニー様は常に僕らの予想の斜め上を行ってくださいます。


posted by pal at 13:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | メディア このエントリーを含むはてなブックマーク | 編集
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