このブログの人気エントリを読みたい方はこちら
もう一つのブログはこちらです。

2005年10月25日

GripBlogさんの事

先ずは人とお金を集めます

ちと上記の記事読んで思ったことを。

ブログ界の話題の中心が一目で分かるサイト『ミームオランダム』

上記の記事でも触れられていることだけど、
今、IT技術は丁度、変革期で、web2.0の話が
IT技術系ブロガーの間で花を咲かせている。

ネットメディアというのは、どうしても
IT技術の制約を受ける。これは仕方ない。

そして、一番厄介なのは、IT技術の進歩が
メディアのルールを、今、変えていってしまっている事で
一つのネットメディアの方向性を確立したときには、
ネットメディアのルールが変わってしまっていて、
取り残されるというのが一番不味い。


今、起こっている変化は、僕個人の考えだと
「オンライン編集者」の登場で、
これが、web2.0という技術革新の一つにおいて
ネットにもたらされる事の一つだと思う。

ミームオランダム、グーグルデスクトップ2、
そしてSBMといった機能は、全て、今までネットサーフィン
などをしなければ集めきれなかったニュースを自動的に
コンピューターが、個々人の元に最適化された形で
集めてきてくれるという技術に集約されていくだろう。

今までのIT技術は、ネットコンテンツをどうやって作り出すかに
かなりのウェイトが占められていたが、今、
コンテンツが爆発的に増え、グーグルですら、その全てを
インデクッス化できない為、こういった「オンライン編集技術」が
圧倒的な注目を集めるようになってきている。


極端な話だけれど、記事を書くという作業と
編集という作業は、報道機関はもう外部に置くしかない。

内部に残すのは、ネット技術系と記事のネタを探してきてくれる
人間くらいで、それ以外の人間は、外部に置いたほうがいい。
内部におく必要性が必ずしもないのだ。

ネットにおいて読者のニュースへのあまりに大きすぎる要望に
答えきるには、40〜60人じゃ、全然足りない。

極端な話、万単位での記者を抱えてしまったほうがいい。
そうなると、内部でなく、外部にいる人が自発的に
ニュースを書き、それを自発的に集めてきてくれる人が
必要なわけで。

これは、しばしば思っていることだけど、
現状のブログで、はてなユーザーみたいな帰属意識の高い
コミュニティは、web2.0以降、やがてメディア化する可能性がある。

他のコミュニティとの差別化が、web2.0以降では必要になることは
間違いなく、その上で、コミュニティの大きさだけでなく
少しずつ、コミュニティの質を上げようとする試みが
なされ始める可能性があり、また、その方向性そのものが
必要とされる時期に入りつつあると感じている。


こういったルールの変更が起こり始めている今、
これからネットメディアを立ち上げるならば、
IT技術が起こすであろう記事と編集のコモディティ化を考慮に
いれた上で、ビジネスモデルを形作らねばならない。


戦う上では、二つの道があると思う。

一つは、コミュニティを持っている会社と共に戦う事で
はてなみたいな会社にとっては、そろそろメディア部門が
必要だろうから、そういう会社と組んでやるのも悪くないだろう。

帰属意識の高いコミュニティと共に、
お互いのコモンセンス、コミットメントを確認しあいながら
新しい時代のメディアを作っていくのは、一つの答えではないかと思う。


もう一つは、超高級紙を作ることなんだが、
こっちは、かなり参入障壁が高い。
だから、難しいだろう。
こっちは、どちらかというと、新聞が取るべき道だ。


結局、新メディアを立ち上げるならば
コミュニティを自分で作るか、もしくは
持っている会社と共に戦うくらいになるだろう。


その上で、まず組むべきは、記者でなく、
強力なシステム屋であると思う。

記事は、アウトソーシングしたほうが、遥かに大量の記事を生産できる。
また、大量の人達のニーズにそって記事を展開できる。

記事生産は、コミュニティに任せてしまっていい。
編集、配達はシステム屋に任せてしまえばいい。

次世代メディアの内部に必要なのは、
特殊なネタ集めをする部門と営業経営部門、そして、
クモの巣のように張り巡らされたネットワークの中心で
旗を支える「誰か」ではないかと思う。

船に乗せるなら、そういう人達だと思う。

マンデル先生とディープインパクト

今回のぐっちーさんのトコのこの記事には
本当に関心してしまった。
ネットでしか読めないような内容で唸ってしまう。

マンデル先生と小泉首相の話が出ているし
こんな記事がタダで読めていいのかと思ってしまう。

コミュニティの核となりうる、こういった人達とまずは
コミットメントを作って、そういう人達を中心とした
メディアネットワーク形態を作っていけば、自然とコミュニティが
メディア化すると思う。

ネットメディアというのを考える時
それは、まず、どうしてもコミュニティの中で
「ハブ」となれる人物無しでは、存在しえないと感じる。
その道の専門家で、また非常に広い人的ネットワークを
もつ人物がどうしても必要だ。
様々な分野で。

コミュニティ、
コミュニティのハブとなれる「誰か」
コミュニティが存在できる場所を作れるシステム屋、
コミュニティ内の情報を編集するシステム屋、
そして、それらの情報を金に変換する経営屋、
そして、統合されたコミュニティに
存在意義と目的を与えれる「旗持ち」
最後に、こういったシステムを動かすための金という燃料。


これら全部そろえないといけないとなると
誰かと組まざるを得ないと思う。

燃料は、どっかから、
「黒字化は迫るが成長はゆっくりでもいい」資金を
持ってこないといけない。

人は、日本中から、コミュニティネットワークの
ハブとなれるだけの人物を引っ張り込む必要がある。

システム屋は、コミュニティを抱えていて、
さらに、オンライン編集システムに関しての技術を
持っている所と組む必要がある。

経営屋は、新規事業の立ち上げに関わった経験が
ある人が絶対に必要。失敗、成功はどうでもいいから
そういった経験がある人が絶対にいる。


繰り返しになるけど
コミュニティ、システム屋とハブは、
手を組むだけでも何とかなるかもしれない。

燃料は、必要に応じて、必要なだけ引き入れればいい。

内部にもつべきは、経営屋だから、まずはそこかな、とも
思う。まずは、新規事業の立ち上げに関わったことがある人が
どうしても内部に必要だと思うよ。

こいつは、経験があるのとないのじゃ、全然違うから。




posted by pal at 21:01 | Comment(2) | TrackBack(1) | メディア このエントリーを含むはてなブックマーク | 編集
この記事へのコメント
いろいろ知識をお持ちのようで、参考になります
草案書が完成しましたら、直接お会いして具体的にお話を聞かせていただけませんでしょうか
Posted by ぁぃ at 2005年10月26日 00:52
いや、情けない話ですけど
本業が漫画屋なんで
絶対にお役に立てないんですよ。

記事にあげたような必要なシステムと
必要な人、資金、技術、そのどれも
提供できる人間ではないんです。

ちょっと思ったことを書くぐらいが
関の山なんです。
おそらく、コミュニティの一員として
援護射撃をするのがせいぜいでしょう。

僕に会うよりも、新規企業の立ち上げに
関わった事のある企業金融マンや企業経営者に
お話を伺うべきだと思います。

その上で、はてなみたいなシステム屋さんや
ハブになれるだけのパワーのあるブロガーさん
などに話を聞いて回ったり、一緒に船にのって
くれる人を探すべきだと思います。

泉さんとお話をしたいとは思いますが、
ホントお役に立てないと思いますし
僕の知識は雑学レベルで、
間違いのほうが多いと思うんです。

だから、それぞれの分野の
専門家さんにより詳しい話を聞いたほうが
新しいメディアの立ち上げには
絶対に役に立ちます。

ですから、僕なんかと会って時間を
無駄にせずに、本当の専門家と
話合いをもたれたほうがいいと思うんですよ。
Posted by pal@管理人 at 2005年10月26日 01:23
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック

GripBlogは止まらない
Excerpt:  毎度、周回遅れのトップランナーなんですけど、泉あいさんの行動力に、率直に心を動かされた。
Weblog: 踊る新聞屋??。
Tracked: 2005-10-27 21:21
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。