このブログの人気エントリを読みたい方はこちら
もう一つのブログはこちらです。

2005年10月21日

ポッドキャストとメディアの未来

いつねストアーで買い物したり、
ポッドキャスト落したりしてると思うわけですよ。
ああ、もうTV局、ラジオ局、出版社いらないやとか。

電子ペーパー普及した後の未来を想うわけですが、
パワーのある人気漫画家とか、出版社に漫画もってくより
自分でituneで売っちゃえばいいだけなんすよね。

一話20ページくらいを30円で売るとして、ですよ?

人気漫画家なら、10万〜30万の読者は確保できるでしょう。

一週間300万から900万の収入+広告料。

こうなったら
出版社に漫画持ち込む必要ないんですよね、
人気漫画家は。

例えば、井上雄彦さんがスラムダンク第二部を
電子ペーパー普及後、ituneでポッドキャストで
一話30円で売り始めたとしましょう。

僕は当然買いますわいな。

多分、50〜100万人の読者がつくでしょう。

そうなったら、一週間で1500万円から3000万円+広告料が
入ってくるわけですよ。

SDは、バスケ漫画なので、バスケ用品の広告いれれば、
かなりの広告料を取れるでしょう。

上手くいけば、週給1億とかいっちゃうかもしれない。

こんな状況じゃ、まず人気漫画家から、出版社を捨てて
ituneに流れますわ。だって、そのほうが楽だし、
儲かるっぽいもの。


んでもって、アニメ製作会社なんかと組んで
アニメのポッドキャストまで始めたら。

一話300円で売るとして、ですよ?

30万人くらいに売れれば、一話9000万円。
さらに、広告料。まぁ、一話あたりの1億はいくでしょう。


編集者がいないと作品の質が、とか思う人もいるでしょうけど
極端な話、必要ないんですな。
アニメ会社のクリエイターさん達と話合いながら
お互いを高めあっていい作品作っていけばいいだけ。

お互いにお互いを必要としてるわけですしね。
漫画のアニメ化は。

そんな事を考えながら、これからは漫画家、小説家、
製作プロダクション、脚本家なんかが、お互いに結束して
創作していく時代なのかな、なんて思ったわけです。

ポッドキャスト時代ってのはそういう時代なのかなーと。

てか、小説家だって、ituneのポッドキャストで
本一冊200円で売ったとして、ですよ?

5万人くらいに売れれば、1000万円+広告料ですわよ。

年二回本出せば、十分食べていける。

人気作家ってのは、随分楽な時代になるかもなぁ、なんて思うわけです。
電子ペーパーが普及したら、ですけどね。

そういう時代になったら、アルファブロガーとか
凄いことになるかもなーなんて思うわけです。

だって、年に二回本出して、自分の読者に
200円のポッドキャスト本1万くらい買って貰えれば、
凄い副収入になる可能性がある。

何ツーか、そういう時代になるのかなーなんて思いました。
ituneでポッドキャスト落してて。

なんだか、そうなるとTV局とか出版社とか悲惨かもなー
なんて思うわけですけども。

かませてもらえない可能性高すぎて。

結局、そういう時代になったら、新聞記者だって
実力のあるフリーの人ならば、
ブログやりながら、取材して、で、ポッドキャストで
ニューズレターみたいなのを売ればいいだけなんですよね。

自分の読者を2〜3万人得て、その人達向けに
毎月100円くらいで読み放題のニュースレターを
ポッドキャストできりゃ、月2〜300万+広告料とれるわけで。

そうなると新聞社に所属する理由があんまりない。
記者クラブじみたものを、フリーライター同士で
結成して、情報共有すればいいだけで。

要するに、新聞社はブッ潰れるかもしれないけれど
実力のある記者なら、何の問題もなく生活できて
記事を書き続ける事はできるはずだと思うわけです。
読者を獲得できる力さえあればね。

これからは
メディア産業の脱組織化が始まるのかなー
なんてふと思ったわけです。

非統合の時代がはじまるのかナート。
だって、組織に属する必要が必ずしもないし。

新聞社、出版社、TV局、ラジオ局の人には悲惨だけど
スキルのある現場の人なら、
むしろありがたい時代になるのかもしれません。

一番悲惨なのは、電子ペーパー普及後の
ブックオフだろうけど。死ぬしかないだろうなぁ。

色々あるけど、やっぱ、ネットで沢山の作品とか
ニュース流して、自分の読者ってのをできるだけ
抱え込んでおいたほうがいいのかもしれませんね。


posted by pal at 00:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | コラム このエントリーを含むはてなブックマーク | 編集
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック