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2005年10月20日

竜を捕まえるやり方と蛇を捕まえるやり方

動画iPod スティーブ・ジョブズの本当の狙いは? PART1

本日、TBを頂いた「米国 IT企業社長のブログ」さんの記事を読んで
思ったこと等。


たしかに携帯で動画を見るときには、致命的な欠点があって
携帯を小さくすればするほど、画面も小さくしなければ
いけないってのは、動画再生にとっては致命的なんだけども。


ただ、既存の映画、TV番組ってのは、もともと、大画面で
再生されることを基準で作られているわけであって
最初から、ビデオipodで見るためにつくられた動画ってのは
現状存在しない。

要するに、最初から、アプローチの仕方が違うのであって
携帯でテレビを見るというライフスタイルが
絶対に普及しないとは、僕はおもわない。

最初から、それ専用に作られたコンテンツなら
それなりの支持を受けてもおかしくない。
最も、電池の問題があるけど。



◎ 小さな画面で見てもよい動画コンテンツの例

報道ニュース、野球中継、昨日見れなかったTVドラマなどの、どちらかというと保存して何度見るというよりも、即時性のある「流して」見るようなモノ。

また、ミュージック・プロモーション・ビデオなども、あくまで「音楽を聴く+α 的」な意味では、こちらに分類できると思います。




花房 寛さんも、こう仰っているし、
何か、勝ち目があるコンテンツがあるはずだと思う。
携帯の画面でしかできない事が。

徹底的に、携帯を使っている人を観察して、
彼らが、どんな時に携帯を使って、「暇つぶし」を
しているかを調べ上げ(携帯で動画を見るとしたら、
おそらく多くの人が暇つぶしのために使うだろうから)
その上で、その状況において必要とされる
コンテンツを揃えれば、何か、儲けれるビジネスに
繋がるんじゃないかと思う。

こういうビジネスは、失敗する可能性はあるけど
上記のジレンマの関係上、どこもやらないから、
競合相手がいないレースとなる分
楽でもあるし、気楽にポッドキャストなんかで始めてみるのも
いいかもしれない。

画像や漫画、動画なら作れるから、やってみてもいいかなぁ。
アニメキャラに喋らせる一人漫才とか
二人で喋る対談形式のコメディとか。

でも音声が問題かな。
結局、音声が入らないと携帯では上手くいかーん。

女声が使えたらナァ。

一つ、腹話術でも習ってみるか。


もっとも、電子ペーパー次第で、そんな必要なくなちゃうんだろうけどさ。


フィリップス研、動画表示できる電子ペーパー技術を開発


こんなん市販されたら、ディスプレー必要ないよね。
暇な時には、電子ペーパーだして、携帯やipodと繋いで
動画みたり音楽聴きながら漫画みたりするだけー。

数年すれば、1〜2マンで買えるみたいだから
そうなったら、メディア業界激変だよなぁ。。


posted by pal at 21:42 | Comment(2) | TrackBack(2) | コラム このエントリーを含むはてなブックマーク | 編集
この記事へのコメント
米国IT企業社長ブログのHiroです。こんにちは。すいません!つい先ほどこの記事を読みました。ご紹介頂いていたのに、お礼を申し上げるのが遅くなり大変申し訳ありません。モバイル・デバイスで見る動画は、私も全否定している訳ではなく、それにマッチしたコンテンツを用意すればいいだけで、十分にマーケットはあると思います。今後も楽しみですし、私自信もこれらの企画に携わっていく事になると思います。今後ともよろしくお願いします。
Posted by hiro@米国IT企業社長 at 2005年11月20日 05:45
hiroさん、コメントありがとうございます。

こちらこそ、よろしくお願い致します。
Posted by pal@管理人 at 2005年11月20日 07:47
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