このブログの人気エントリを読みたい方はこちら
もう一つのブログはこちらです。

2005年10月12日

自動車産業のコアインビタンスが向かう場所

自動車関連。
すっかりはまったイノベーション。

自動車のコアインビタンスは、エンジンや組み立て設計に
これまでは設定されてきたが、今の日本車の性能は
ずば抜けて高く、この技術は行き過ぎている。

自動車に乗れればいいという層にとっては
もう、金を払ってまで改良してほしい場所は
ほとんどない。

よって、サブシステムへとコアインビタンスが
移行し始める時期である。


すでに成熟した技術で、開発競争を行っても
それはコモディティ化した市場での消耗戦にしかならない。
シャープやソニーのように、高い技術力をもちながら
全く利益のでない企業に向かって、突き進むことになるので
論外の選択である。

製品は、必ず、どこかの時点では、その性能が
顧客の利用能力を超える。その時点を越えて
「技術競争」を行っても全く意味がない。
ルールが、製品本体の技術競争以外に設定されるからだ。


現状、自動車のサブシステムで、「不十分な」領域はどこかというと
燃料、燃料電池、電池本体の技術となる。

よって、自動車企業が、今後、コアインビタンスにするのは
この三要素となると思われる。

燃料は、現在、バイオディーゼルのような、
現状の石油一極支配を根底から覆す技術がある。

燃料電池は、ノートパソコン、携帯の分野での開発競争が
行われており、これはここ10年間、熾烈な性能競争が
ルールの基盤におかれるだろう。
頑張れホンダ。頑張れトヨタ。ただし、ノートパソコンや
携帯の分野で頑張っている連中が先にコアインビタンスを
確立しそうな気もするぞ。

電池は、リチウムイオン電池がニッケル水素を駆逐する。
無論、まだ技術として不完全だが、
現在、売れる製品なので、技術改良が進むだろう。

おそらくだが、10年後の勝者は、これら三つで最も
技術的に優れたメーカーではないかと。

技術的に成熟し、顧客が、これら三つで商品のよさを
判断できないレベルに達したら、またルールが
「技術開発」から別の分野に移るんだが、ま、
それは先の話だし、今は、この三つがすべてだね。

燃料以外の技術は、日本のエレクトロニクスメーカーが
もっている技術なので、さほど心配はしていない。

燃料に関しては・・・うーん、国土の問題上、
技術開発をしても・・・ただバイオディーゼルとか
バイオ燃料の分野は、研究したほうがいい希ガス。




posted by pal at 02:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | コラム このエントリーを含むはてなブックマーク | 編集
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。