いつも他人の尻馬乗りばかりですいません。
【へっぽこ文章講座】わざと説明しないことのかっこよさ
松岡さんのは文章の話とかなんだけど
僕のは、エンタメ法則にのっとた奴ね。
当たり前に聞こえて当然の話なのでそこは
ご容赦を。
最近、ブログ界で、「優越感ゲーム」と「メタ」のお話が
チョコチョコ出ている。
優越感ゲームは、つまり、他人の欠点をみて、自分の卓越性を発見した
時に、人は笑う、あるいは、大満足するという感情行動に
基づくもの。
これについては、「言うべきか言わざるべきか」で
詳しく書いたつもりなので、そっちを見てください。
だから、面白いブログというのの中には、ある種の系統が
あって、簡単に優越感ゲームのプレーヤーとしての
ブログをあげてみようかと思う。
まず、読者に優越感を与える為には、他人の欠点を指摘する、
あるいは見せる事が条件になる。
基本的に、その為に、ブロガーができる事は二種類しかない。
一つ目はブロガー個人の欠点、失敗を他人の前でぶちまける
やり方、つまり自虐ネタをかます事で、
僕は、これをナインティナインの岡村芸風と呼んでいる。
二つ目は、ブロガーがどっかの誰かの欠点を読者の前で指摘して
それをこき下ろすやり方である。
こっちを僕はダウンタウンの松本芸風と呼んでいる。
一つ目の典型ブログが鬼嫁日記で、
カズマさんが、読者の前で徹底的に鬼嫁さんにいじめられる日々を描いている。
それをみて、読者は笑うわけである。
あれ、一つ間違えば、すんごい悲劇なのだが。
女性系のブロガーで、自分の自虐ネタを使って他人を笑わせる
というブログとなると・・・
昨日しったばかりなんだが、
セックスより完全なもの
凄まじいぶっちゃけトークで、ここまで自分をさらけだすかーって感じだった。
しかも暗部というか、悪いところをバンバンと。
あとは、ブログの女王、眞鍋さんのブログ(こっちはリンク貼らないでもいいよね?)
もそういう傾向があるかな。
基本的に、自虐ネタというのは、プライドを捨てて読者を笑わせる
という、非常に困難な作業を伴なうし、駄目な自分を肯定しないと
なかなかできない。
吉本の体をはって他人を笑わせる芸人さんみたいなもので
他人の前でピエロになる必要があるわけだから
やはり、プライドの高い人には無理だろうと思う。
さて、二つ目のやり方になるんだが、
他人の欠点を指摘したり、羅列して、他人に「馬鹿、アホ」などの
非常にマイナス的なイメージのレッテルを貼るやり方になる。
これで代表的なのは、やはり「切込隊長ブログ」であったり
最近、はてブで話題になることの多い「真性ひきこもり」さんで
あったりする。
女性系のブロガーだと、誰だろうナァ。
うーん、こっちも最近しった
自称(美人)フェミニストが愛を語る
かなぁ。
ちょっと違うか。
ただ、女性で攻撃的なブログってのは珍しいからな。
ちょっと前、女性は男性を批判できないなんて
話がはてブで話題になった時があったが、
やはり、女性が攻撃的になるというのは難しいようだ。
ここで、注意して欲しいのだが、
このやり方は、
決して非難されるべきものではないという事だ。
日本は民主主義国家であり、そして、民主主義というのは
それを目指す限りは無限のかなたを目指して進む究極の運動であり、
それゆえ、常に現体制への批判が繰り返される
永遠の革命活動なんである。
そして、革命とは、批判が含まれ、その中では、
ある種の優越感ゲームが、必ず生まれる。
勿論、優越感ゲームには建設的でないとかの批判はあるだろうが、
民主主義においては、善悪を問わず、常に批判が
必要なのであって、批判とは、他人の間違いや欠点を
指摘することに他ならない以上は、優越感ゲームに
必ず発展するのである。
そういう意味で、優越感ゲームとは民主主義そのものの
落し子であり、民主主義国家でいきる
我々が受け入れねばならない事なのある。
・・・なんか面白いブログの書き方を書こうとしたら
優越感ゲームから民主主義までの話になってしまったが、
行きすぎたのでこのあたりでやめときます。
最後にまとめると、面白いブログというか
読者を楽しませる(優越感ゲーム)ブログを書く場合は、
他人の欠点や間違いを指摘しまくる方法と
自分の欠点や間違いをさらけ出すやり方の
二通りのエンタメ脚色法がありますよ、というお話でした。
(注 これはあくまで、ブログをエンタメ演出する上での
方法です。堅い文章だけだと、読者がついてこないので
読者層を広げる上で、ちょっとエンタメ脚色が必要という
場合に、僕はよくやります)
つーか、大して面白くもないブログを書いている
人間が何をえらそーにと思った画面の前の貴方。
貴方が正しい。
追記
何でも評点さんが、丁度、笑いのお話を
取り上げていて、この話とも関連あるなーと
思ったので、TBさせていただきました。
参考になれば幸いです。
ありがとうございました。
参考にさせていただきます