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2005年09月27日

大ヒット漫画における大ゴマ小ゴマの考え方

有名漫画家のコマ割や構図をデータベース化した漫画設計システム

これを読んでいて思う事。

よく漫画でごちゃごちゃしていて読みにくいので
一ページあたり5コマが限度とか言う人がいたりする。

まぁ、コマが小さいと読者が嫌がるだろうってのも
わかるんだが、統計とるというか、
大ヒット作家ってのは、コマが細かいのは常識でもある。

1万ページ以上の漫画をサンプリングした結果、1ページあたりの平均コマ数は大御所と言われる有名作家で7.156コマ、少年漫画では4.257コマ、少女漫画では4.785コマであることなどが判明した。



まぁ、こんな事いうのがアレだが、大ヒット作家ほど
一ページあたりのコマ数が平均的な作家よりも多い。

無論、グラップラーバキとかスラダンの山王戦みたいに
あんましコマつかわずに進行する大ヒット漫画もあるが
総じてコマは多く、平均1ページ7コマという
超ぎゅうぎゅう詰め漫画ほど受けている。


まぁ、このあたりのことを考えると、どうやら、
読者は大ゴマを好むと思われがちだが、どうも1ページあたり
7コマくらいあったほうがいいらしい。

データをとったアレが悪いっていう人もいるだろうが、
僕も、しばしば、漫画の面白さというのはコマ数とは
関係ないというか、コマが多い漫画のほうが面白い漫画が
何故か多いと感じている。

コマが多ければいいというつもりもないが、
現状のそれぞれの雑誌の柱漫画をみていると
他の漫画よりもずっとコマが多い漫画で
大抵、一ページ7コマ平均くらいいってそうな感じだ。


でも、編集者の中には、1ページ7コマいれると
「入れすぎ」という人がいるわけである。
このあたり、かみ合わない事があって困るのだけれど
漫画好きな人、どうですか?

自分の好きな漫画でコマ多い漫画とコマ少ない漫画、
どっちが多いっすか?

それともコマが多いか少ないかなんて気にしないもんですか?


posted by pal at 17:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画 このエントリーを含むはてなブックマーク | 編集
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