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2005年09月22日

気が滅入るニュース

NY Timesが再び大幅人員カット,4%の500人を削減


本日、サンケイが、朝刊の有料ウェブ配達を始めるってニュースが
あったが、一月315円だそうな。

安い。安すぎる。

これ、本格化したら、NYタイムスみたく、人員カットが始まる気がする。
だって、いらない部署だとか、人員が大量にでてくるもの。

出版社にしろ、新聞社にしろ、本格的にウェブに足を踏み入れたら
人員整理がつきもの。

だって、プリントメディア時代の遺物は無駄な部分が多すぎるから。

NYタイムスがウェブ会社を買収したのは記憶に新しいけど
そういう方向で進むなら、もっともっと人員整理は進むとおもう。

それに、オンライン事業は採算性はいいけれど
新聞社自体の収益で比較すると5%以上になっている所は
どこもない。成長性や将来性はあるけれど、新聞社の救世主には
とてもなれないものにも感じる。

いずれ、日本でも始まるだろう。
ほんと、気が滅入る。自分の分野、出版関連の分野でも
どんどんクビにされる人がでてくるはずである。

事務とか配達とかの枝葉だけでなく、
おそらく、記者、編集者も例外なく。

ガ島さんやR30さんが、メディアから飛び出したのもしゃーないかな。


ダイエー創業者中内さんへの思い:彼の訃報に接して


この記事読んでると、ほんと、悲哀を感じる。
中内さんは、優秀な方だったと思う。

僕は、日経に連載されてた中内さんの「私の履歴書」の事は
凄い印象に残っているんだけど、正直、当時、借金を2兆抱えた
火の車の会社の会長とは思えなかった。

つまり、とても無能な人とは思えなかった。

バブルでやられたダイエー。
土地を担保にして、事業を拡大した会社は
バブルで軒並みやられてしまった。

土地資本主義の崩壊と共に、中内さんの全てが崩壊してしまった。

知ってはいるが、中岡さんのコラムを読んでいると
悲しくなる。あれだけ優秀な人でも、たった一度の失敗で
全てを失ってしまうこともある。

もちろん、中内さんにも失敗はあるだろう。

ただ、あまりに寂しい終り方だった。
それだけに、こういうコラムを読んでいると
なんというか、盛者必衰のせつなさを感じずにはいられない。


本田宗一郎は、ほんと、そういう点では偉かったと思う。

世界のホンダを一代で作り上げた創業者。

彼は、なんというか、自叙伝や、他の人の評を
借りると、経営者としては、決して優れた人物とは
思えないところもある。

悪口をしょっちゅういったそうだし、
技術はともかく、営業に関しては
適切な知識をもっていなかった。

そんな彼を助けたのが、藤沢武夫さんであり、
ホンダは、彼に会社の経営の殆ど全てを任せきり
自分は、ひたすら技術にのみ傾注した。

彼らの凄いところは、こういった不得意な分野をお互いに
補い合うところだけでなく、
自分の会社に、自分の縁者を一切いれなかったところだ。

彼らは、会社は私物化するものではないという信念を
共有していた。

そして、本田宗一郎は、若者の技術者が台頭し
自分の時代が終ったと感じると
綺麗に会社から身を引いた。

これは、なかなかできることではない。

馬鹿な二代目、三代目に会社を譲り、会社をめちゃちゃにして
しまった初代はいっぱいいる。

またイエスマンに踊らされ、自分だけは間違わないと信じ
暴走する経営者もいる。人は必ず、老いる。そして間違う。

これを克服するのは、どんな大人物でも難しい。

いつか、僕も同じような間違いをするのだと思う。
いや、すでにしているのかもしれない。

何一つ、本当に正しいといえる事はなく、
ただ、世界は変化しつづける。

それに対応できなくなった時が、多分、引退時なのだろう。
変われなくなったときが。

その時を見誤らないようにしたい。






posted by pal at 15:04 | Comment(0) | TrackBack(1) | メディア このエントリーを含むはてなブックマーク | 編集
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