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2005年08月23日

独立戦争の意味

日本の経済援助78%知らず 軍国主義と中国市民

ギャップがあるなぁって感じ。

大学にいた頃、中国人や韓国人、マレーシア人、タイ人
インド人などと知り合う機会があった。

みんな、富裕な階級の師弟で、日本に来ているほどだから
高い教育を受けていて、二ヶ国語から三ヶ国語しゃべれるほどだ。

で、たまーに、歴史とかの危ない話題もするわけですよ。

この話をすると、中国人や韓国人ってのは
あまり、日本に対して、いいイメージをもっていない。

一方で、マレーシア人とかインド人、タイ人ってのは
日本に、割といいイメージを持っている。


知り合いうまでは、東南アジアに住む人々というのは
日本に対して、侵略者というイメージを
もっているのかと思っていたので、これは
ちょっと驚いた。

話を聞いていくと、韓国人や中国人がもつイメージと
東南アジアの人々との違いが、おぼろげながら
わかってきた。

要するに、彼らにとっての「独立戦争」の違いなのだ。

韓国人や、中国人にとって、「独立戦争」とは
日本の侵略に対して、自らの父祖が立ち上がり
それを打ち破って、自らの祖国の独立を勝ち取った歴史
そのものだ。

一方で、東南アジア人にとっての
「独立戦争」とは西欧列強からの独立であり、
自らの国を自らの民族の手に取り戻す過程なんである。
なので、日本に対しては、そんなに悪いイメージがない。
むしろ一緒に戦った同士として親近感までもっている。

以前、かんべえさんの所で、インドネシアで
日本に対する親近感が非常に高いという記事を読んで
うちのブログでも紹介したけれど
日本から沢山の援助が出ているとはいえ
日本に対して親近感があるという数値で85%ってのは
凄い数値だと思う。援助だけでは説明できない。

またマレーシアの前首相もマハティールさんも
村山首相が、戦争に対する謝罪の手紙を
送ってきた時、「日本は誤る必要はない」といった。
(もともと、この人は親日家なんだけどね)

それから、日本軍の残虐行為とかに関しては
北ボルネオでの悪名高い英豪捕虜の「死の行進」などの
きわどい話をすると、知らないか、
あるいは侵略者にとっての「自業自得」だと
思っている節があった。

このあたりの事を知って、歴史ってのが、
支配者にとっての都合のいいものに作り上げられた
ものなんだと痛感したんだけれど。

911のテロの時、アメリカや他の国々の人たちの
多くが嘆き、悲しんだ。

しかし、一方で、イスラム圏の人々の中には、
喝采をあげて喜ぶ人たちがいて、
その映像がTVを通じて流された。

我々は、ある時期に、物の見方を決めてしまう。
そして、その勝手に人間が作った物差しで
物事を測るようになる。
そして、その物差しは、常にある特定の人間が
こめた悪意が潜んでいることがある。
勿論、善意も。この二つが常に一緒に混在している。

士郎正宗の「アップルシード」の一巻か何かで
オリュンポスに住む人間を指して
「自分で作った檻に自分ではいった変わった人間のいる所」
と評すシーンがあるんだけれど、
これは、全ての人間に当てはまることなんじゃないかと思う。





posted by pal at 22:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | コラム このエントリーを含むはてなブックマーク | 編集
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