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2005年08月08日

郵政改革とその目的について@今回は小泉支持

果たして小泉純一郎は改革の英雄なのか

神保さんが、こんなエントリ立てているので便乗。

ついでにぐっちーさんトコのエントリも面白いので
(コメント欄も面白い)
ついでにリンクしときます。

心理戦

昨日の日経にも平田育夫さんの「改めて郵政改革を考える」って
論説が出ていて、それも面白かった。

こちらのブログでその要旨を読めます。↓

日経新聞論説「改めて郵政改革を考える」について


それに関連して、こんな論説もでてる。

いずれにせよぶっ壊れる自民党

はっきりいって、この問題が理解されておらず、
TVなどでも扱われていないのは、
国民に対しての単純に説明不足だからだと
思っている。

本来、これは、国にとって、もっとも重大な問題の一つ。


郵政改革の最大の焦点は、上記の記事から、大体でまとめると

1、政府保証の廃止によって、330兆円の郵貯と簡易保険資金を減らす。
現在、ペイオフが実施されたのにも関わらず、
郵貯だけが例外なのは、不当競合以外の何者でもない。

2、郵便貯金と簡保の350兆円の資金が、過去、現在にわたり
政治家や官僚の便利な財布代わりになっている。
利権と結びつき、採算性を度外視した事業にこの資金がつぎ込まれ、
そのツケを我々の税金で補っている。
このシステムは、現在、破綻寸前で、早期にメスを入れる必要がある。
これは、郵政反対派の議員ですら、わかりきっている。
だが、利権屋からの組織票、政治資金の流れゆえに、それに反対せざるを
得ないのだろう。


3、財政が破綻寸前(GDPに対する国の借金の比率は150%)。
財政再建は、国の待ったなしの課題。
それなのに、先細りの郵便事業の赤字を役人によって管理された
郵貯・簡保資金で穴埋めし、また、その運用でたまったツケは
表面化することなく、爆発までのカウントダウンをまつのみ。
早期に民営化し、経営効率を高める必要がある。
そもそも、郵政公社は、法人税を払っていない。
これだけの資産規模で税金を払ってない組織はここしかない。
この資産運用による見えない国民負担は年数千億にのぼり、
それが、表面化しないゆえに批判を免れているのである。


こんなトコでしょうか。
とにかく、緊急の国家的課題の一つなんです。
国民が理解できないからって、潰してよい法案では
ありません。

しかも、郵政民営化をやれる人が、今の政界に小泉さん
以外におりません。

今、この時期を外したら、あと10年、いや20年先でも
やれないでしょう。小泉さんがやる、やるといいんがら
4年かかったんです。

次の民営化の意欲をもつ政治家が総理大臣になり、
そして、法案を通すまでに、一体、何年まてばいいのでしょうか。

その間、見えない借金は膨れつづけ、
利権屋は肥え太りつづけ、その損失の穴埋めは
我々の税金で賄われつづける。

そんな状況をいつまでも許しておけるはずはありません。
すでに国の借金は返済不能といってもいい額ですが、
これ以上膨れ上がれさせるわけにもいかんのです。

民営化法案は、どの記事でも扱われていますが、
十分なものではありません。
ですが、一つの、始まりにはなります。
だからこそ、反対派が、こんなに反対しているんです。
骨抜き法案なら、ここまで反対したりしませんよ。

というわけですので、今回の選挙では、僕は自民支持でございます。
問題山積みなのは承知ですが、それでも、この法案を廃案に
させるつもりには、到底なれません。






この記事へのコメント
TB頂いておりまして感謝申し上げます。こちらでまとめて頂いているとおりで、わたくしめも100%アグリーです。申し訳ないですが郵政民営化がたいした問題ではない、などと発言している輩をテレビで見るたびに、はらが立ってしかたありません。また、遊びにきますね!!
Posted by ぐっち at 2005年08月09日 19:02
郵政民営化賛成なのはいいとして、自民党を支持するのはちょっと理解に苦しみます。公認されて残る人の中にも反対派はいるし、問題は郵政だけじゃないですからね。

それに、そもそも民営化より天下りが問題なんじゃないですか。
Posted by マサガタ at 2005年08月09日 23:11
>>ぐっちさん
コメントありがとうございます。
こんな辺鄙なところまで
お越し頂き、ありがとうございます。

>>まさがたさん
その天下りの元凶が、郵政事業なんです。

郵貯、簡保の二つの巨額な資金が
役人の便利な財布代わりとなって
業績悪化した信用力の無い特殊法人
(ここが悪名高い天下り先ですけど)
でも利用できる「政府保証債」や「財投債」
といった形になって利用されてるんです。

天下りを資金的に
支えているのが、郵政事業における
郵貯と簡保で、しかもペイオフが
行われたにも関わらず、そこだけ例外と
されちゃったので、そこに必然的に
金が集っているわけです。

で、役人の便利な財布は膨れて、
天下りは今尚横行し、特殊法人は
赤字を垂れ流しても
「政府保証債」や「財投債」という形で
保証されるという愉快なスパイラルが
形成されてます。

なんだから、全ての資金の出所である
郵貯と簡保を民営化して、
官僚と政治家から切り離さないと
天下りの根っこを断てないんです。
Posted by pal@管理人 at 2005年08月10日 02:32
財政投融資の資金を減少すべき事と郵政の世界に市場原理を投入する事は方向性として正しいとしても、今の改革案は将来、年金問題のような大問題を誘発します。介護保険等、官僚主導で作られた法案にろくなものはありません。表向きには、小さな政府だの、民間で出来ることは民間などと言っているが、民間へ流れない、300兆円の資金を持て余して早急に何とかしたいのが本心です。道路公団・都市整備公団等投資先を殆ど破綻させてしまい(自民党と官僚が責任者)、今になって早急に郵便貯金を自分たちの管理から外したいのです。公社にした時に郵便貯金も民間で運営出来るようにはしたのですが実際の資金が出て行かないのです。日本の製造業が壊滅状態で資金を借り手くれる人がいないのです。それで財務省は大変困っております。しかしながら民営化後の飛び切り大きな銀行が巨大資金をうまく運用できる保障は全くないのが現実でしょう。おそらく外資頼りの運用をするものと思います。また当座は第三セクターで運営する等と言われておりますが、我が国の無責任な官僚は近年これだけ多数の第三セクターを破綻させてもの何の反省もしていないようです。郵便貯金など貯金の金利を他の銀行よりも引き下げておけば、時間とともに他の金融機関に流れて行きます。我が国の既成の大銀行がより安全に運営するでしょう。地方の人たちにとっては、年金の受け取りなどで郵便局は必要なので、少し金利が安くても郵便局は利用します。このような方向で時間をかけて解決すればもっともっと良い改革が出来るのです。何もいそいで、外資の餌食となるような、巨大銀行を作る必要はないのです。それをなぜ早急にやらねばならないのか、この辺に真実が隠されており、小泉さん、官僚は言いません。とにかく、出来上がった巨大銀行の前途を考えると、郵便貯金は下ろしておいたほうが宜しいのではありませんか。

Posted by 河嶋義彰 at 2005年08月28日 02:41
とにかく我が国はいろいろな面で根本的な改革しなければならない時期ではありますが、失政の当事者達にやってもらう必要はありません。いかなる組織であっても、組織の運営に失敗したものは責任をとらされております。選挙は其の責任を追及するための手段です。現在の政府・高級官僚は我が国をミスリードしてきた当事者であります。彼らにさらに改革をまかさなければならない程、我々は臆病であってはならない。近年の青少年の問題を云々する前に、大人達のやりたい放題・責任逃れの体質を追及しなくてはなりません。改革の論議の前にこの事を考えてほしい。
Posted by 愚痴人間の大集団 at 2005年08月28日 14:30
もはや小泉首相の選挙し対する姿勢を民主主義の名の下に許すことは出来ません。国民にとっての選択肢は郵政改革においても他にあるはずです。自らの政策についても詳細に述べることなく、ただイエス・ノーをせまるやり方は大衆の煽動者以外のなにものでもなく、ヒットラーの独裁に通じ、またその秘密主義はかつての軍事政権の手法であります。世界の民主国家と言われている国で、これほどあきれた選挙を指導する首相がいるでしょうか。意見のある人々の口を封じ、ひたすら大衆を煽動するやり方が現代にも生きていたことが不思議であり、恐ろしいものを感じます。これからの世の中はいろんな意味で難しい舵取りが必要と思われますが。その中で一番やってはならない手法を用いております。もはや政治家として排除すべき人物となりはてました。良識ある皆様、このような手法を否定し、二度と繰り返さないように注意することが大切です。今回の選挙は政策の選択以外に大変な課題が提示されたと思っております。
Posted by 河嶋義彰 at 2005年09月10日 21:00
選挙はおわり政策の中身を誤魔化し続けた与党の改革論が支持されました。大勝利の後も、以前と同様に改革・改革と言葉だけは大安売りしております。考えますれば、そもそも改革の定義が曖昧のまま選挙が行われたように思います。そこで改革という言葉について検証してみましょう。
「改革」 代表的な意味は 改めかえること、改まり替わること。
     さらにつっこんで意味を探ると、基盤を変えないでかえることとあります。(広辞苑)
では改めかえることのいろいろな場合を考えてみましょう。
修正・是正・・・・・・これも改革の範疇です
改変・改良・改新・・・同上
一新・刷新・・・・・・同上 だんだんと基盤に手をつけなくてはなりません
革新・革命的改革・・・同上 基盤にも手をつけなくてはなりません。
革命・・・・・・・・・基盤は残りません。
さて我々は改革の名の下に何を望んだのでしょうか。それに対して与党は何を考えて改革を主張していたのでしょうか。さらに上記の言葉のなかの基盤とは何をさすのか、検証してみてください。私はそれを官僚組織と考えます。
この観点からみて、与党がかつて行った改革の中身を考えれば、年金改革でも道路公団民営化においても、おのずから与党の考えている改革の限界が見えてきます。いずれにしても当分の間は与党の改革に身をゆだねる以外にはないようです。話が違うではないかとストレスが十分溜まったときにまた御会いしましょう。
Posted by 河嶋義彰 at 2005年09月15日 02:12
This is a most useful contribution to the dbetae
Posted by LBINQLrkoBqX at 2012年09月06日 19:47
Posted by rIekZXVcSpefM at 2012年09月07日 17:27
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Posted by TypQXYQR at 2012年09月08日 15:46
Posted by YBrpCFRMmO at 2012年09月09日 02:06
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Posted by sWkczRQHuj at 2012年09月09日 07:35
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