ちょっと書いておこうとおもう。。。。
今さ、文学系の雑誌なんて酷いもんです。
8割は赤字なんて酷い話も聞きます。
漫画雑誌の売上は順調に落ちています。
発行点数は増えてるけどね・・・・
雑誌自体の売上は落ちる一方なんすよ。
ジャンプとかマガジンとかもねー
最盛期と比べると、売上が落ちてきてて
戻る気配はないんす。
さらに、子供は減ってるわ、大人も子供もTVばっか
見てるわ、そこにさらにネットって新参メディアが
あらわれるわでねー。
最近、日経とかで、時々
作家の人達が図書館に本が置いてあるから
本が買われなくなっているとかさ
ブックオフに文句つけてる人とかの話が
時々出ますがね、ホント、酷いもんなんですよ。
紙関連の出版物って。大作家って人達の収入ですら
どんどん減ってるんです。
当たり前ですけどね。
だって、ブックオフいきゃ、大作家の本なんていくらでも
かえるもの。
みんな昔の本なんて本屋じゃ買わない。
でもって、オヤジの同級生さんが、本屋やってるわけですがね
そこも順調に売上が落ちている。
全くね、人口減少は、まだ始まったとは言いがたいってのに
この有様です。ネット人口の伸びにあわせて
人がそっちに流れ、ブックオフに再販制度で守られ
ぬくぬくと育ってきた流通経路を
価格破壊でボコボコにされているのが今の出版業界なわけですが。
知合いの某雑誌の編集長さんは、
にっちもさっちもいかなくなって、
雑誌の紙の質をワンランク落とす決定したんです。
で、それで、凄い批判くらいましてねー・・・
もう、神経やられちゃって
円形脱毛症になっちゃいました(実話ですよ、マジで)
あんまし、言いたかないですが、
活字本って、売れない時代なんでしょう。。。。
時代が変わったとしかいえないんですけどね、
こればっかしは。
特に、活字媒体の職業作家は、ネットとブックオフのせいで、
旧来の形態では存在できなくなって気がしています。
じゃあ、ネットのみから収入を得れる
職業作家ってのは存在しうるのかって話になるわけ
なんですけどね。
いや、自分でも色々と考えているんですよ。
昔の小説とかは、広告をほとんどいれてない。
まぁ、仕方なかったんですけどね。
ただ、ネットでなら、アカウントとって属性調べれば
ターゲット広告って形で、小説に広告織り込めるわけで。
あるいは、課金形態にしてもいいんですけどね。
ただ、課金形態にすると、ユーザー数が無料の時の
7〜10%程度になるっていう
経験則があるので、これはかなりつらい。
だから、まずはネット自体に適応した広告形態を
考えないといけない。
これから、このブログでも色々と試してみようと
思っているわけなんですけどね。
ネットでやるなら、面白いものを書くって事と
広告単位を上げることを考えないといけない。
そのどちらも大切なんです。
ホリエモンの社長日記とかって
もう広告で埋め尽くされてるけど
あれが正しい形だと思うんですよね。
無料でやるんだから、広告は積極的に織り込んで
いかないといけない。
そういう風に考えないと
これからの時代の作家ってのは生きる道がない。
無論、ipodみたいなサービスがそのうち始まるだろうし
そういうサービスが始まれば、課金形態に意味がでてくると
思うんですが。
ま、他にも生きる道はあるんでしょうけど
サイトの広告単位を上げるために、またPVを
無駄にしない、最適化された広告を載せていかないとなー。
紙には、もう頼れない時代なんですし。
出現すればそちらのほうにリソースを使うようになるのは当然だと思います。
で、新しいものに時間とお金を使うということは必然的に
古い娯楽に使っていたリソースの割合が減ることを意味します。
本が売れないというのは、当然のことだと思います。
本が売れない原因の一つは、図書館やブックオフのせいかもしれませんが、
本自体が人間がリソースを消費する対象から外れて来ていることを認識すべきだと
思います。
>消費する対象から外れて来ていることを
>認識すべきだと思います。
市場の流れ的には当然なのですが
大作家先生としては
見たくない現実なので
みんな、必死にみないふりをしております。
なんといいますか、
「心頭滅却すれば日もまた涼し」
みたいな感じで自分で自分を騙している
感じなんですが、それを
やせ我慢とか自己欺瞞とかいってしまうと
ロマンがないので御座います。