ここ数日、ふざけたエントリ連発してすいません。
いや、忙しかったんですけど、決してサボってた
わけではないのです。ホントです。
というわけでほったらかしになってた
デジタル漫画の描き方について
トーンのやり方を。
ただし、僕なりのやり方なので
もっと効率のいいやり方があったら
教えて下さい、お願いします。
使用ソフトは、コミックスタジオです。
まずは、この間の続きです。
この線を入れ終わった画像からはじめます。
まずは、マジックワンドツールを使って
最初にオークの肌の色から塗ります
マジックワンドは、フォトショップにもコミックスタジオにも
ついている便利なツールで
これを使うと、線の閉じた範囲の場所を自動的に
検出して、そこを選択範囲に指定してくれます。
線が切れてると、他の場所まで選択してしまうので
あらかじめ、線は閉じておきましょう。
ちなみにコミックスタジオには、線つなぎツールというのが
あって、線が切れている場所を指定すると極細の線で
つないでくれます。
これも便利です。
で、選択範囲を指定したら
新しいレイヤーを作ります。
それから、そのレイヤーの濃度をオークの肌の色にします。
ここでは30%にしました。
これを塗りつぶします。塗りつぶしツールか、
右クリックして、塗りつぶしを選択すればオッケーです。
で、塗りつぶした画像がこれ。
で、こうなります
↓
オークの肌の色が塗れました。
それから、同じ要領で、10%の濃度のレイヤー、
20%、40%のレイヤーを作り、そのレイヤーを
使って、影を入れていきます。
ここでは、肌の影を20%、ショルダーの影は10%と20%を
使いました。
筆ツールを使い、ほとんど塗るような要領で
影を塗りこんでいきます。
で、できた画像はこれ。
これに、最後に光を加えます。
光専用の白黒のレイヤーをつくり、そこに白で
光を加えます。
で、できたのが、これ。
これで、大体の影が終りました。
この後に、オークのショルダーや、服にあった
トーンを載せていきます。
やり方は、選択範囲を指定して
そこにトーンをのせるだけ。
従来の手のやり方より、遥かに、この作業は早いです。
で、出来たのがこれ
で、なんですが、この後の作業が
フォトショップ持っている場合だと、
(つまり、僕とかは)
線のみのレイヤーとトーンとそれから、陰影をつけたレイヤーで
別々にフォトショップに書き出して、それを
フォトショップ上で合成してから
イメージ→モード→モノクロ2階調→(種類タブの中にあるハーフトーンを選択)
し、ハーフトーンタブを線数50、角度45度、円に指定して
変換します。
これで、それまで、グレーだった部分が、すべてトーンに変換されます。
これで、印刷可能状態になります。
コミックスタジオしか持っていない方は
それぞれ、10%のレイヤー、20%のレイヤーとそれぞれで
選択→色を指定して選択
で、黒の選ぶと、それぞれのレイヤーで塗った部分が、
選択されます。
で、選択された部分にそれぞれ、対応する%のトーンを
張り込んでいきます。線数は30〜60くらいでしょう。
で、仕上がった画像はこちら。
↓
で、もう一つ。
同じような手順で作った奴。
とりあえず、本日はこれまで。
書き終わってきづいたんですが、
コミックスタジオもフォトショップも
使ったことのない人は
レイヤーとかマジックワンドとかさぱーりですな。
また、別のエントリぶったてて、
そのあたりの詳しい説明を入れます。
とりあえず、今日はこのあたりで、皆様、ごきげんよー。
あ、あと、上の画像の下絵が見たい人は
「デジタル漫画のかきかた」カテゴリにある
準備原稿のやつを見てください。
デジタル漫画の手法
準備原稿