述べていきます。
下絵はこれ↓
まず、これをスキャナーで
取り込みます。↓サンプル画像(*サムネール)
僕は、300dpiで取り込んで、600dpiで作業しています。
600dpiで作業して仕上げて、モノクロレーザープリンターで
印刷すると物凄く綺麗な仕上がりになります。
ほとんどの人はペンとトーンでやった原稿と見比べても
見劣りしない出来だと思うくらい綺麗な奴ができます。
取り込み後画像↓
>
サムネールにしてあるんで、詳しくみたいひとは画像をクリックしてみてください。
で、取り込んだだけの画像だと線が濃すぎて作業しにくいので
薄くします。
レイヤーパレットを開き、(読み込んだファイル名)を選択します。
その後で左上にある不透明度調整バーの目盛りを50にします。
そうすると、こうなります。
これで作業しやすくなりました。
この後、主線をいれるレイヤーを作ってそこに
ペンツールオプションをいれていきます。
コミックスタジオの優れている点は、この機能につきます。筆圧感知、補正機能がついていて、また入りと抜きをしてくれる機能までついています。入りと抜きのあるペン入れ、線の綺麗なタッチいうのは結構ペンに習熟しないと難しかったのですが、そこをマシンパワーで補ってくれます。
ただ、勿論、これにも慣れがいります。自分の好きな漫画を原稿サイズに拡大コピーしてスキャンし、それをコミックスタジオ上で再現してみたりして 練習してみてください。
個人差はあると思いますが、3日から1週間ほど練習すれば慣れて、普通のペン入れよりも速くできるようになると思います。
また、修正が容易で、失敗しても簡単にやり直せます。
で、ペンツールを使って主線を入れ終わった画像がこちら↓
サムネールなので、細部まで見たいひとは画像クリックしてみてください。
ただ、この段階だと、言うまでも無く、まだ白すぎです。これからトーンや、線で陰影をつけていくのですが、これには、本宮-原方式でやる線とべたでやる方法と荻原方式のトーンなどで主に陰影を入れるやり方があります。
そのどちらもデジタルできますが、又、日を改めて、それぞれの方式を使った 原稿の陰影の入れ方についてご説明していきたいと思います。
関連エントリ
デジタル漫画の描き方@必要機材編
それだと実際印刷される解像度は300dpiにならないですか?
下絵=下書きなら構わないと思いますが、
ペン入れしだ原稿を取り込む場合は
最低600以上で取り込まなければ無意味かと