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2005年07月16日

システムをハブとする:はてなやグーグルにみる情報共有システム

スピードとパワーの源泉「情報共有」という組織原理

本日の釣られ記事はこれ。
面白かったスー。


ネットワーク解析を学んで以来、常に頭にあるのは
「スケールフリーネットワーク」を越えるシステムは
存在するのか?という点であります。

現状の社会のネットワークを調べると、
ほとんどのシステムにおいてスケールフリーネットワーク、
つまり、ピラミッド状に形成され、少数のハブと呼ばれる
ノード(ここでは人、或いは管理職)によって支配される
ネットワークで、こいつは、情報流通が極めて迅速であり
極めて強固で、ショックに強いシステムであります。

一方で、ハブに攻撃が加えられた場合においてのみ、
極めて脆く、ハブが10%前後、ネットワークから
取り除かれると、ネットワーク自体に大変な混乱をきたしますし
また、ハブ自体が、あまりに多くのノードにリンクされているために
ネットワークからの拘束度が高くなる傾向があり
情報に対して、変化しにくくなるという欠点もあります。

で、グーグルやはてなのような会社の
「情報共有システム」というのを新しい形での
社内ネットワークシステムを考えていきますと。

全ての人間に、ネットワークを通じて、全ての情報を共有するという形での
この情報流通システムは、つまり、ハブというノードから人を排除して
そこにコンピューターを入れたシステムなんだなぁ、と思うわけです。

つまり、人でなく、システムがハブとなるというわけで
ハブという特性から人を解き放つことによって
ハブが負うべき欠点である「情報に対しての閾値が高い」
という点をある程度、克服し
人は情報に対しての閾値をある程度低く保つ事が可能なわけですな。

これによって、情報が人がハブであった時代より
容易にネットワーク内を流通するようになり、
それが、情報共有システムの強みなり、
従来型の人をハブとして機能させるシステムよりも
遥かに早い意思決定、技術革新が可能になる、
ということになるわけで。

ハブのもつ欠点を克服し、スケールフリーネットワークを
さらに強固で優れた情報流通システムにすることができるかも
しれません、この「情報共有」システムは。

うーん、いいシステムだな。
感心してしまった。
ハブのもつ欠点というのをある程度克服できるかもしれない。

勿論、埋田さんのいうような欠点はあるけれど。
仕事場でも取り入れてみるか。





posted by pal at 19:47 | Comment(2) | TrackBack(0) | コラム このエントリーを含むはてなブックマーク | 編集
この記事へのコメント
う〜ん、いまいち実感がわかない。組織中で「重要でない、くだらない」情報が多く流通するだけだと思うのだが。
何が自分に必要な情報なのかは、探さないとわからないのかな?だとすると、規模的には数名〜十数名の規模が限界で、それ以上だと、全員が情報の海に溺れるだけだろう。
Posted by 通りがかり at 2005年10月17日 23:47
仰る通り、危険性があるのは間違いないです。

ただ、大組織のような縦割りのシステムだと
重要な情報が「重要でない、くらだらない」情報と
判断されて上に届かないことがありますし、
また、「重要でない、くらだない」と
思われていた情報、技術が大化けすることも
あります。

そんなわけで、そういった弊害を少しでも
やわらげるシステムがあれば、と思うわけです。
Posted by pal@管理人 at 2005年10月19日 09:32
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