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2005年07月10日

あー、なんとなく、エンタメ業の先行きに不安

米映画界は20年来の不入り=観客はリメークや続編に失望

ふーんって感じですが、よく考えると当然であって。
こっちの統計見ててしみじみ思ったんですが
インフォプラントから、でたデータですが、これ。

「平日に3時間以上TV見る」

i-modeユーザー11895人から出たデータですけどね
サンプル数が多いので、誤差は0.2パーセント程度と思っていいと
思います。

すぐに、いかにメディアにおいてTVが強いかが知れますし
メディアにおいて、TVが帝王であることは
現状、絶対に揺るがないってわかるデータでもあります。

と同時に、イヤでも目に入ってくるデータがあって
19歳以下の男性で、TVを見ない層が1・9%も存在する。

これ、統計サンプル的に、1000人はとってますから
誤差じゃありません。おそらく、現在のティーンの中に
TVを全く見ない層が2%前後存在しているってことになります。

これは、どうしても目がいきます。

さらに、19〜34才の男性でもTVを全く見ない層が
0.6%存在しています。平均よりも0.3パーセントも高い。
これも、誤差とは言い切れない範囲です。

また、TVを平日1時間以下しかなみない層が
ティーン層、19〜34歳の層で、平均より5%以上高い。
これも、誤差じゃないでしょう。

要するに、ですね、見た感じ、若い男性の間で
TV離れが進んでいる層があるんですわ。

勿論、1時間以上見ているユーザーが
過半数以上なわけですから、TVが支配的メディアであることは
揺るがないんですけど、TVでリーチできない層が
男性の、特に若い層の間で増えてきている可能性があるんです。

一方で、女性は、それほどTV離れしてないんですよね。
どの年齢層でも、TVから離れているとは言い切れない。

ただ、19歳以下の女性層で2時間未満って層が拡大してます。
他の年齢層では15%前後いるのに、ティーン層だけ
23・1%。これは注目に値します。


この二つの原因が、なんであるかっていうと
否が応でもネットの登場を考えざるを得ない。

メディアの帝王といえるTVですら、
ネットに客を奪われているんだから
小説、漫画、映画だって、絶対に奪われています。
扱えるパイがどんどん減っていっている。


ネットのコンテンツが優れているというつもりもないんですが

実話男

こういう優れたものもあって、こういうのが日々、絶え間なく生産され
それを0円で読めるわけで。

ただで大量のコンテンツが生産され、それを0円でばら撒く世界。

いずれ、対応せざるを得ないんでしょうね。
我々は。今は後手に回っちゃってるけど。


posted by pal at 19:21 | Comment(2) | TrackBack(1) | コラム このエントリーを含むはてなブックマーク | 編集
この記事へのコメント
よく考えると自分用のPC持ってからは1週間に1度TV見るか見ないかってくらいだな
持つまではちょくちょく見てたけど
今はCMうざいししょうもないTV番組見るよりネット徘徊のが楽しい上にストレスたまらんくていいな。とまぁこれは男視点かもしれんけど
女視点だとTVは外せないみたいだな。
姉もなんだかんだいいながら食い歩き番組や恋愛番組見たりしてるし。
TVの好き嫌い(?)って性別差がかなり関係あるかもしれんね。まあ眠いからようわからん。寝る
Posted by mirabelle at 2005年07月11日 23:57
女性のがTV好きなのかね、やっぱ。

ドラマとかも女性のが好きだしね。
あとコンピューターとか
女性は好きじゃないのかもねぇ。
Posted by pal@管理人 at 2005年07月12日 23:07
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