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2005年07月04日

ネット時代の資本主義とメディア

最近、経済学と統計学を学びなおしている。


ネットが、どのような変革をもたらしているか、
考え直すためなのだが、
やはり、学問というのは役にたつなあと再認識している。

資本主義経済とは、特徴として
生産手段を排他的に独占している階級、つまり資本階級と
生産手段から排除されて自己の労働力を資本に売ってしか生活できない
階級、つまり、賃労働者階級とに分裂しているのがあげられる。

これを資本=賃労働関係とマルクスは名づけた。

これを、もうちょい補足するとネットワーク解析的には
生産手段を排他的に独占している階級の中でも
とくに、多くのリンクをもつ層が存在し、
これが、しばしば、その資本階級の中で重要な価値をもつことになる。

さて、ネットが現れ、ナニが、これを変えたのかと考えていくと
情報伝播の生産手段として、かつては、電波と紙が存在したが
それをネットが全ての人間に、きわめて安いコストでばら撒いてしまった
という点があげられる。

新聞や雑誌であれば、再販制度、宅配制度、電波を独占することで
支配的地位を気付いたのが今のメディアだが、
それを根本からネットは壊してしまった。

ここで、資本主義経済において、資本が成立する根本的な
成立条件を、ネットは、情報の分野において、ぶちこわしてしまったという
事になる。

いうまでもなく、こうしたことは、今までなんどもあったことで
この場合、重要なのは、この過程において、どのような
新しい資本蓄積構造ができあがるか、という事であり、
そして、その結果としておこる資本主義の新しい発展段階の模索へとなる。

我々は、まさに過渡期にあり、
この新しい時代の資本主義におけるメディア構造の移行を
目にしているわけである。

時間がないんで、とりあえず、ここらへんで。






posted by pal at 08:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | コラム このエントリーを含むはてなブックマーク | 編集
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