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2005年06月26日

中国人と日本人にみる差別意識のお話とか

中国反日情報

最近、上記のブログにお邪魔する事がおおい。
当たり前だけど、家族の一人が中国に逝ったわけだから
どうしても中国関連の情報には目を通さざるを得ない。

僕の知り合いの中国人というのは、みんな良い人だ。
少なくとも、僕の前では。
他のところで何をしているのかまでは知らない。
ひょっとしたら日本人の悪口を言うこともあるかもしれないが、
それを言ったら僕らだって、中国人の悪口をいうこともあるので
そこに関しては、お互い様、というか、人間である以上は大目に
見なければならないだろう。

むっふっふ。

今日、思ったことは、このあたりの事である。

じつは、中国の反日情報を見ていると
(これは、別に中国だけではなく、他の全ての敵対している
国家同士でしばしばみられることなのだが)
あまりに、日本に似すぎていて、思わず感心してしまう。

結局、我々は、同じ人間であって、それ以上でもそれ以下でも
ないという事の再発見があるので、嬉しくなるのである。

一般的に、こういうのを
「目糞、鼻糞を笑う」というらしいが
故人というのは、どうして、もうちょっと
上品で洗練された表現にして残しておいてくれなかったのかと
残念に思うが、とにかく、この表現ほど、
今の日中関係を表しているものはないと思う。
ただ、やはりもう少しでいいから独創的な表現にして
残しておいて欲しかったとは思うが。

僕は、育ちが悪い人間なので、虐げられた人間や
嫌われ者や嘘つきには常に、ある種の共感を持っている。

ところが、そういった人間に上にたたれると
むしゃくしゃして叩き潰したくなるというのが正直な所だ。

自分というものの内面を観察すると
大抵は、ろくでもないものが見つかるので
時々しかしないが、これは僕という人間の偽らざる内面といえる。

自分の内面なんて、覗くもんじゃないとは思う。
そこでみつけられた物に満足いく人間などいないだろう。

中国反日情報で、日本人の欠点を羅列されると
僕としてはやっきになって、中国人の欠点を
羅列してみたくなるが、中国人の性質的欠点という奴は
あまりに、日本人と変わらないというか、他の人間と変わらないので
すぐに飽きてしまう。

例えば、この前あった反日デモにおける暴動とか。
全く、人間という奴は、群がって暴徒になると
どこの国民もちっともかわらない。
つまり、手に負えないほど凶暴化する。

日本の歴史でも何度もそれはあったし、
ブログの炎上やらに2ちゃんの祭りでも
群がって大暴れする構図は万国共通だ。

こういうのを発見すると
思わず、希望が湧いてくる根性まがりな所もある。
反日情報での中国当局の偏屈ぶりや、
自己中心的な思想というのは
日本の思想の中にも数多く発見されているからだ。
彼らが指摘していることは、それほど的外れでもない。
確かに、日本文化という奴にはそういう所が存在している。

だから、人間、皆、兄弟。皆、同じ穴のムジナという
証明になってしまうわけだが。

大抵の国家の国民という奴は、自分達の国、国民こそが
世界で一番優れていると信じたがるものだが(日本も含めて)
中国では、それがちょっと極端なのかもしれない。

しかし、相手が弱く、従順で、みすぼらしい身なりをしていて
小さい家に住んでいる限りは、相手に対して非常にやさしいのに
相手がお辞儀もせず、傲慢で、金持ちだと、唾を吐きかけたくなる
人間心理というのは、実に万国共通である。

きっと、それが人間と人間が作る文化の遠因となっているのだろう。

正直な話、中国の反日のやりかたを見ていると
あまりに、日本や諸外国の国粋主義的傾向と一致する部分が多すぎて
分離することができないほどだから。


posted by pal at 04:46 | Comment(2) | TrackBack(1) | コラム このエントリーを含むはてなブックマーク | 編集
この記事へのコメント
はじめまして。
>人間心理というのは、実に万国共通である。
におもわずコメントです。

わたすは現在モメ中の国同士のハーフ?です。
どっちのコミュニティも、なんかあると「これだから日本人は・・・」とか「中国人はろくなもんじゃない。」といいますが、わたすにいわせりゃ
おめーらどっちもどっちなんだよ!!!
しつれーしました。
Posted by おこじょ at 2005年06月29日 14:52
おこじょさん、はじめまして。

うちにもハーフの甥がもうすぐ
生まれます。

甥も複雑なアイデンティティを
もつ事になるのかな。
Posted by pal@管理人 at 2005年06月29日 21:26
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Excerpt: 世界の暗黒大陸、中華珍民共和国。彼らはどんな水を飲んでいるのだろう?支那の水は飲んではいけない!!
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