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2005年06月21日

ウォーターゲートとボブ・ウッドワード、そしてDeep Throat

時期外したけど、ウォーターゲート事件についての防備録的に。


ウォーターゲート事件


ディープ・スロート@
ディープ・スロートA

ジャーナリズム考古学さんから。

僕自身は映画とキャサリン・グラハムの自伝「わが人生」から
しか、「ウォーターゲート」について知らんのですが、
本当に、この事件はドラマティックです。

サスペンス、謎の情報提供者、二つの陣営の対立、
善と悪、法と混沌、迫り来る危険・・・・


そして、核心となった二人の記者、ボブ・ウッドワードと
カール・バーンスタインの「ウッドスタイン」のコンビ。

二人を目指す記者達は、その後、調査報道世代と呼ばれる事になります。

しかし、ウッドワードの経歴は面白い。
なんていうか、ポスト就職前は落ちこぼれ寸前。

ウッドワードは、実直、勤勉、行動派であり、海軍を退役した後、
ワシントンポストへの入社を希望しますが、
二週間の試用期間中で編集者にこういう烙印を押されます。

「ウッドワードは聡明で、いい男だが、新聞記者としての
技量にかける。端的にいうなら、新聞記者にはとても向かない男で
記者に育てるには手間のかかりそうな難物だ」

そして、ポストの編集者ハリー・ローゼンフェルトに

「どこかで経験をつんで一年後に出直して来い」

といわれます。これは、再考の余地の無い「失格」の烙印だったのですが
ウッドワードは、そう解釈はせずに、一年間、他紙に就職し、
そして、やがて特ダネ記事を書くようになります。

数ヶ月後、ウッドワードは、再び、ポストに自分を売り込みはじめ、
1年後、ウッドワードはポストに就職します。

ウッドワード自身が、こういう水際寸前の存在だったから、
編集者は彼をウォーターゲート事件の担当にしたのです。

そして、彼が偶然にも、当時のFBIのbQ、マーク・フェルトと
個人的に知り合いだった事。

この二つの事が、偶然にも重なり、
ウォーターゲートの謎が解き明かされていくことになります。

今はポストの副編集長をしているそうです。

一方のカール・バーンスタインですが、こっちも
面白い。

記事を書かせれば優れた能力をもっていたそうですが、
仕事嫌いで、社会部の嫌われ者。

彼を解雇しようとする動きすらあったそうです。
諸経費の使い方も突飛なところが多く、
ウッドワードと違い、奔放で型にはまりたがらないタイプだったそうです。
しかしながら、想像力と創作力という点で、ウッドワードに
ないものを彼はもっていました。

後に、スキャンダルをいくつも起こしますが、
有名になる前から、そういう人だったんですな。

しかしながら、そんな仕事嫌いの男が
この事件に限っては、不屈の闘志をもって取り組み、
信じられないような仕事ぶりを発揮し、
ウォーターゲートに侵入した容疑者のポケットから
100ドル紙幣がニクソンの再選挙資金であることを
突き止めるわけです。

なんというか、ホントに、この事件はドラマのようです。
不正を暴こうとする二人の記者と、ポストへの権力からの総攻撃。

権力による情報操作は、まるで、陰謀論のままです。
ポストの権威を失墜させようと画策する様は
まるで、映画です。ポストは孤立し、
ニクソンは再選に勢いづいて復讐に乗り出し・・・

このあたりも作家が好みそうな展開のまんま。

しかしながら、彼らは権力に屈せずに戦い抜き、やがて、勝利をつかみます。

ほんと、ドラマ仕立てです。







posted by pal at 18:36 | Comment(2) | TrackBack(0) | メディア このエントリーを含むはてなブックマーク | 編集
この記事へのコメント
防備録…素敵ですね。
Posted by kon at 2005年06月23日 13:14
(ノ∀`)
Posted by pal@管理人 at 2005年06月23日 19:44
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