上記のブログを読んで驚かされてしまった。
こちらのブログの指摘を読んでから
「少子化関連統計情報」を読んだが、
nakao312さんの指摘は、正しいと思う。
日本の完結出生児数の推移(国立社会保障・人口問題研究所)を
読む限り、
「日本の女性は子供を十分産んでいる」のだ。
夫婦の完結出生児を見る限り、日本の既婚女性が
子供を産む割合は少しも減っていない。
それと日本の離婚の原因を読んで驚かされたが、
不妊がリストに入っていない。
いや、おそらく、不妊は病気の項目に入っているのだろうが、
日本における離婚理由として女性の病気が原因となるのは
平均2%だ。これが不妊による離婚数だと
仮定するならば、恐ろしいほど低いといえる。
世界的にみても、この数字は低い。
つまり、日本の女性の生殖能力は
世界的にみて高いことになる。
完結出生児でも2以上だし、
日本の女性が子供を産まないとはやはり言い切れない。
もっとも、この数字は、今の既婚者間の出世児割合を
示したものではないので、これからの予想には
ちょっとあわない部分がある。
だが、子供を望む割合などは、他の国、つまり
フランスやアメリカでも二人程度。
実際に、これらの出生率のいい国でも家族にいる子供の数は
二人が一番多い。
だから、決して、日本の女性が子供を産まないとは言い切れないのだ。
だが、もっと驚かされるのは「日本の年齢別未婚率の推移」。
1980年を境に男女共に、男女の未婚率の割合が急上昇している。
しかも35-39歳の男女の未婚率まで上昇している。
つまり、独身者が非常に増えている。
1920年から1980年まで平均4-5%で横ばいだったのに
1980年以降、この数値が男女ともに凄まじい上昇を見せている。
つまり、日本の出生率低下の原因は、
「女性が子供を産まなくなった」事より
「独身者が増えた」のが大きいって事になる。
nakao312さんの指摘の通り
データをよむ限り、これは事実だと思う。
2000年における35-39歳の女性の未婚率は13.8%
35-39歳の男性の未婚率はなんと25。7%。
日本の男の4人に一人は結婚できないンすね。
まぁ、男なんざ、何人余ろうと女性さえ結婚できればいいので
それはスルー。つうか、種族的傾向として
男として、結婚できない男なんぞには同情しない。
で、35-39歳の女性の未婚率13.8%が特にヤバイ。
女性の13パーセントが子供を産まないんじゃ、
そりゃ出生率も下がる。
全くもって、面白いデータだが
男女ともに、「結婚しなくなった」のが背景にある。
間違いなく。
つうか、女性のオニババ化とか負け犬化とか
メディアで騒ぐ前に35-39歳の男の未婚率25%って
数字のほうがはるかに負け犬だと思うが
いかがなものか。
男の負け犬増えすぎ。
負け犬予備軍の俺様がいうのもなんだが。
げに恐ろしい現実だと思った。
晩婚化も離婚率の上昇も、出生率の低下とは
相関性が実はないのだ。
実際にアメリカは離婚率がバカ高いし、晩婚傾向もつよい。
平均初婚年齢は26歳だ。日本と変わらない。
なのに、出生率は2.03と日本の1.32を貼るかに上回る。
また最近、女性が子供を沢山産むようになったと言われる
フランスでも完結出生児数は2程度だと言う。
アメリカでも2くらいだそうだ。
だが、この二つの国では出生率が高い。
となると、だ。
この二カ国では30代になっても女性が
しっかり結婚しているって事になる。
ただ、これに関してはデータが見当たらなかった。
アメリカの30代の女性のデータがあったら
だれか、教えてください。
自分の知っている範囲では、
アメリカでは35歳までは女性は
「結婚できる」と言われます。
この年までは、結婚していなくても負け犬ではないようです。
日本は30過ぎて結婚してないと負け犬的風潮があるので
そこらへんに違いがあるのかも。
つか、オバンと呼ばれるのが速過ぎ、日本。
アメリカじゃ35過ぎたらオバンだが、日本じゃ
26〜7超えたらオバンとか言う奴いるし。
ハヤスギ。修正しる!
今や、40でも子供産める時代でしょーが。
確かに危険はあるけどさ。
しかし、日本の出生率の低下の原因が、
まさか「独身者の増加」というのが
原因の一つだとは思わなかった。
少子化の現状と私たちの暮らしへの影響
それと↑このページも読んで驚いたが、
3 少子化を引き起こしている背景はなに?
県民に対する意識調査によると、
以前と比べて結婚に対する価値観が多様化してきています。
たとえば、必ずしも結婚をしなくてもよいと考える人が増えてきており、
とくに男性よりも女性、中でも20〜30歳代で、このような傾向がみられます
これ・・・・・・
女性が兎に角、凄い。
結婚は個人の自由であるから、しなくてもよい」という
考えについてのアンケート結果で20代、30台の女性が50%以上。
特に30代においての女性と男性の数字が大きくかけ離れており
男女の違いが浮き彫り。
男性は30代になると結婚したくなるが、女性は30代になっても
結婚「したがらない」
理由はわからないけれど、日本の女性は高い生殖能力を
もっているにも関わらず、結婚に対して、かなり否定的。
うーむ、日本の出生率の低下が
女性が「子供を産まなくなった」からでなく、
男女共に「結婚しなくなった、あるいは結婚に対して肯定的でなくなった」
せいだとは。
特に30代の女性が、結婚に対して
肯定的じゃなくなってきてるんだな。
なんでだろう。男だからわからん。
しかし、2000年時の35-39歳の女性の
未婚率13.8%ってヤバスギでしょ。
1980年の3倍近い数字だぞ。いくらなんでも増えすぎだ。
20代の未婚率は、アメリカや他の国でも伸びている。
でも、アメリカの出生率は結構高い。
医療が充実しているから、30代でも安全に子供を産める時代だ。
だから、それは別に問題でもないと思うが、
30代での未婚率の伸びはマズイでしょお。
一体、何がおこってるんだ?
普通の文化圏では生殖能力の高い女性ってのは
人気がでるんだぞ。
何処の国でも、女性の美しさの指標は、
顔の美しさ
髪の美しさ
肌の美しさ、
ウェストとヒップの比率 1:1.7が黄金比
だ。そして、この四つは、
実は女性の生殖能力の高さを示すバロメーターでもある。
顔については男性の嗜好が別れるから
ともかくとして、髪と肌に関しては、
日本の女性は世界的にみて美しい部類だ。
それに腰とウェストの比率も、平均的に黄金比に近い。
なんでなんだー
そういや、26歳過ぎて女性が
不倫すると結婚しなくなる可能性が43%もあるそうだ。
晩婚化が進み、女性の社会進出が進んだせいで
不倫する女性が急増でもしているのだろうか?
いや、悪気はないです。
ただ、そういう統計があるので、ちょっと思いついた事を
書いてみただけです。
そういや、極東ブログで台湾の未婚率の上昇の問題を
取り上げていたが、日本と台湾で共通する性のテーマは
処女を重要視するって点だ。
ここになんらかの文化的問題の根っこがあるのかもしれない。
あと、30代になると日本の女性は結婚あきらめちゃうの?
勿体無い。売り手市場なのに。
個人の自由とはいえ、女性は結婚して幸せになってください。
30代の方も。負け犬とか考えてないで。
日本の将来のためにも、お願いします。
男は同族として、どうなろうがしったこっちゃないので
男は自己責任でお願いします。
日本やイタリアなど、子どもを産むにはとにかく結婚が先!って国では晩婚化や非婚化が少子化に直結しちゃうんですよね。
なるほど、婚外子だったんですね、
北欧やアメリカで晩婚化が進んでるのに
出生率が回復してきてるのは。
今、調べてみたら、北欧では高いところで
新生児の50%が婚外子ですし、
アメリカでも30%超が婚外子なんですね。
出生率が回復した国って、
婚外子関連で色々と補助だして
出生率を回復させていたんですな。
ご指摘ありがとうございました。
>個人の自由とはいえ、女性は結婚して幸せになってください。30代の方も。負け犬とか考えてないで。日本の将来のためにも、お願いします。
同感ですd('∀'*結婚できる機会のあるひとは、あと、将来的に不安があり「あたしって負け犬?」なんて思ってる人はなんでもいいからとにかく結婚したほうがよいのになあと願ってますd('∀'*
第107回「非婚化の進展をITが阻み始めた」
http://dandoweb.com/backno/20010726.htm
を読んでもらうと、男女間での動きが見えると思います。
リンク先のネット時代の男女間の動き、
面白いですねぇ。
これって一般論としてではないですかね。「結婚するかどうかはその人の自由じゃない?(私はしたいけど)」という方もいるのではないかと。
>男女共に「結婚しなくなった、あるいは結婚に対して肯定的でなくなった」
そうではなく、結婚しない生き方に肯定的になったんじゃないかと思いますよ。価値観の多様性を認めたってことではないでしょうか。
これって一般論としてではないですかね。「結婚するかどうかはその人の自由じゃない?(私はしたいけど)」という方もいるのではないかと。
>男女共に「結婚しなくなった、あるいは結婚に対して肯定的でなくなった」
そうではなく、結婚しない生き方に肯定的になったんじゃないかと思いますよ。価値観の多様性を認めたってことではないでしょうか。
貴殿の記事も大変に興味深く拝読させていただきました。男女別35-39歳の未婚率など非常に考察し甲斐のある数値が出てきましたので、改めて別記事をエントリーしたいと考えていますので、その際には是非こちらの文章も引用させて下さい。
ちなみに、私のブログで引用した「負け犬女性の増加が少子化の原因」の記事を書いた同じ人が別のところで「負け犬の処女率」なんてことも書いてました(↓)。もう読みましたか?
http://umi.no-ip.com/simple/pdone.html?id=441
このエントリ書いてから
もうちょい他の資料読んだのですが、
参考までに書いておきますと
2004 未婚者の結婚願望(20-49才)
なるべく早く結婚したい 33.8%
今はまだしたくない 50.9%
一生結婚するつもりはない 3.8%
となっていました。
これが2004年の調査で、毎日の1990年の調査によると
「一生結婚したくない」が4.9%となっており
統計的には誤差の範囲なので
結婚しない生き方を望む人の割合は
さほどの違いが見られないようです
また「生涯独身は好ましくない」の賛否も
ほぼ二分されており、
生涯独身まったく賛成の数字は
8.4%とでした。
どちらかといえば賛成、どちらかと言えば反対といった
人が78パーセントと大多数です。
日本社会はこういった中庸派に属する人達が
多いようです。自分の価値観でなく、
「多くの人が参加して、その行動が妥当なものに
みえるならば賛成する」といった人が、
依然、大多数であるに思われます。
また「今はまだしたくない」が51%を越えるなど
結婚願望が喪失した、あるいは独身主義者が
増えたというデータもありませんでした。
どちらかというと生殖可能年齢の男女に
特に40歳以下の男女に結婚先延ばし志向が
あるのが現状みたいです。
>>nakao312さん
コメントありがとうございます。
nakao312さんの記事に触発されて
書いた記事ですので、どうぞご自由にお使いください。
あと負け犬の処女率も凄い数字ですね・・・・
どうなってるんだろ・・・
2017年末現在出生数激減してて笑えるw
このブログ主風に言うと、このまま人口激減して日本がどうなっても知ったこっちゃないわなw
自己責任自己責任。