誰か、僕に殺人許可証を下さい

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2005年06月01日

誰か、僕に殺人許可証を下さい

友人に貸したノートパソコンが帰ってきた。

この友人というのは腐れ縁と言う奴で
仮にKとします。

Kとは小学校の頃から付き合っているわけだが、
中学の頃、「ニュータイプ」と言われて
恐れられていた。

別に喧嘩が強いとかそういうのではなく、
他人の家にくると、どんな場所にエロ本、エロビデオを
隠していても、絶対にこいつは見つけ出してしまうからだ。

その野生のカンたるや、女の直感とかそういうレベルではなく
もはや、ニュータイプとしか思えない先読み能力で
こいつを家に呼ぶときは、みんな細心の注意をはらったものだった。

でも、僕は、腐れ縁というか、しょっちゅう遊んでいたわけで。
今じゃ、別に見つけられてもなんともないが、
若い頃は、そういうのを見つけられると
とても恥ずかしかったわけで。

まったく、どこに隠しても見つけ出すので厄介だった。

これに関しては、ちょっとした笑い話がある。

高校時代、Kが遊びにきた時、珍しく、人の部屋で
エロ本探しをしなかった。

珍しい事もあるもんだと思っていたのだが、
ここには罠が隠されていた。

Kとは深夜までゲームをし、夜の１０時頃、帰っていった。

そして、Kが帰ってから、僕は寝た。

翌朝。

朝食の為に食卓に行くと、家族が僕を変な顔で見ている。

何故だ。空気がおかしい。

妹　「ちょっと、こんなモノ、食卓においとかないでよ」

食卓の上には、Kが僕の部屋から
見つけ出したと思われる

AVビデオ

がパッケージごとおいてあった。

家族にオナニーを見られたという人もいるだろうから
そういう人から見れば
それほど恥ずかしくはないかもしれないが、
その頃、まだ純情な少年だった僕にとっては
しばらくトラウマになったのだった。

さて、死ぬほど腹がたったので、仕返しをすることにした
僕は、Kがその頃、想いを寄せていた女の子と
一緒にいる所をついて、借りていたAVビデオを返してやった。

結果。

K、マジギレ。

仲直りもしたし、
今となっては、笑い話だが、
あの時ほど男の友情のはかなさを
感じた事はない。

まぁ、そんな仲なわけですが、
本日返してもらったノートパソコン。

開いてみたら、以前のブックマークが全部消えいて、
代わりに

１８禁ロリ系サイトのみ

で埋め尽くされていた。

今までで一番性質わりーぞ、てめー･･･････
お前には、人間性というものがないのか・・・・・・・

こんな事をする奴は、さっさとやっちまった方がいいと
思うので、誰か、僕に殺人許可証を下さい。