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2005年05月23日

ネット時代の情報のカスケード(雪崩的現象)について(タイトル改め

ひできさんからご紹介頂いた本「SYNC」を
借りに図書館逝ったら、整理中だった。

やってられん。

でも、代わりに借りてきた
「スモールワールド・ネットワーク」ダンカン・ワッツ著が
超面白かったので、近所の図書館の事は許してつかわす。

特に情報の「カスケード(雪崩的現象」以降が超面白い。

カスケードとは、「大流行」と言い換えてもイイと思いますが、
カスケードが禁じられる三つの定義に震えが走りました。
簡単にまとめて、自分なりの注釈もつけてみますが、

1、ノード(ネットワークを構成する個体)の
  情報(刺激)に対する閾値が高すぎるため、ノードが
  与えられた情報(刺激)に対して変化しない場合。
  つまり、みんな、飽きている物事は、流行しないと。

2、システム的に、リンクの断絶が起こっている場合。
  例えば、出版社に拾ってもらえない限り、
  作家がいくら良い作品を書いても
  それが流行を生み出すことはないってこってすな。

3、システム的に密に繋がりすぎている場合。
  我々は、常に他人の行動や意見に左右されます。
  そのため、あまりに多くの人にリンクされている場合、
  あるノードの影響が、他の多数のノードによって
  抑制されるシステムが形成され、結果的に自分自身も抑制され
  各ノードが極めて安定した状態になるため、ノードが変化しなくなり
  結果として、流行は起こらない。
  

こんな感じです。

この話を聞くと、よくわかる、というか、
ひょっとしたら、こないだのエントリでの仮説が
正しいかもと思えてくるわけですよ

リンクが密な世界で、シェアの独占が生まれにくいって事が。

ただ、そこで終っちゃダメで、これからのネット世代の
我々は、その中で、どうやったら流行を生み出すかを
考えなきゃいけないわけです。

特に僕なんて、それが飯のタネですから。
それに、ネットマーケ屋さんとかも。

で、ですな、
答えらしきものも書いてあったンですわ。

それは、どんなにリンクが密に繋がっている世界においても、
必ずどこかに、脆弱なノード(閾値が低く、リンクが少ない)と
脆弱なノードのリンクの集合体があるから、
そこを探し出して、攻撃(マーケ)すればいいんじゃないかと。

そして脆弱なノードの集合体の幾つかで流行を
おこした上で、密なリンク内に存在するハブに対して
そのノード集合体からのリンクを張るわけです。

ハブはリンクが多すぎて、閾値が高く、ちょっとやそっとの刺激では
変化しにくいのですが、リンク先で、集合体規模の流行が起こっていると、
リンクが多いため、そこからの影響がでかくなり、閾値に達してしまう事があるわけです。

そして、結果として、そういうハブが活性化すると、
それは、一挙にカスケードに発展する可能性があるわけで。

勿論、広告や質、価格など、他の要素も重要なんでしょーが、
これからの時代、つまり、リンクが密に張り巡らされた
ネット時代においてはマーケ戦略を「ハブを抑える」から
「脆弱なノードの集合体」を探し出して攻撃することに
転換するのが重要なのかなっと。

そう思ったわけでありやす。
さっき、読み終えたばかりの本なので、理解しきれている部分も
多いんですが、今日はこのくらいで。


ところで、今、「実践ネットワーク分析」の
P109の構造的拘束の部分の数字の理解でつまづいてイマス。

どうやっても、計算が合わないンです。

どなたか、親切な方、あそこの数式の意味を詳しく教えてくれませんでしょうか。

与えられた数字の意味はわかるんですが、
そこに至る数式が、イマイチ理解できていなくて。。。。

誰か、文系の僕にでも理解できるように教えてくださる
心の広い方はおられませんでしょうか。。




posted by pal at 20:41 | Comment(2) | TrackBack(1) | メディア このエントリーを含むはてなブックマーク | 編集
この記事へのコメント
良記事ありがとう!

まさにAKBのモデルと言えるじゃないですか!

本読んでみます。
Posted by ただし at 2011年03月08日 23:03
良記事ありがとう!

まさにAKBのモデルと言えるじゃないですか!

本読んでみます。
Posted by タダシ at 2011年03月08日 23:05
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