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2005年05月22日

ネットワーク分析@朝から勉強中

昨日の「狭い世界では、「ベキ法則」が通用しないんだろうか?」
の補足。

勉強を続けるうちに、
現状、起こっている情報の秩序破壊に関して
適当な冠をつけるとしたら、

「情報ネットワークにおける、媒介性に基づく中心性の破壊」

ってのがいい気がしてきた。

ネットの出現によって、情報ネットワークに恐ろしい数の
構成員(N)の増加が起こり、(構成員とは情報発信者)
それが集団内にサブグループと新たな膨大なリンクを生み出しつづけている。

サブグループの増加は、新たなハブ(巨大なリンク集合体)の
必要性を大量に生み出し、
リンクの増加は、既存ネットワークにおいて中心的な役割を担ってきた
構成員(マスメディア)の情報統制力と関係の切断性を
低下させる要因となっている。

もともと、サブグループが大量に発生し、人が集まっているので
新たなリンクも増加しやすい大都市では、情報の媒介性に基づく中心性が
極めて薄まるのでメディア市場(情報市場)においても、
分散化が起こりやすいのだろうか。

企業によるハブ(メディア)支配とメディアによる情報支配が
今までの市場におけるルールの前提だったが
(メディアを広告料で縛って、企業イメージを創り上げるといったような)
そのルール自体の力が、ネットという情報発信、リンク創出媒体によって
落ちてしまい、一極支配が難しくなってしまった。

要するに、一つの情報発信媒体のせいで、市場のルール、ネットワーク自体が
変化してしまったんだろうか。

ルールはネットワークに依存するとすると、この仮定にも
ある程度の正当性を付加できるんだが。

まだ、数字の理解が甘いので、もうちょい勉強します。

自分向けメモ。


posted by pal at 10:05 | Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 このエントリーを含むはてなブックマーク | 編集
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