ちょっと気になった記事があったんで、今日はこれに尻馬。
アンケートの結果、
男・・・10人に1人がモテ
女・・・5人に1人がモテ
という結果が明らかになったそうなんだけど。まぁ、実際に大体、こんなもんだろうなとは思う。大体男でモテる奴ってのは、本当にズバぬけてるからなー。
ただ、ちょっと思ったことをつれズレと。
金融日記:日本人女が海外でモテたり、外人にモテたりする本当の理由
実は、もう一つ、気になったエントリがあって、こっちは藤沢さんの奴。海外で日本人女がモテる理由って話なんだけどね。まぁ、海外の恋愛格差や、コミュニケーションの問題について触れているんだけど。
恋愛関係ネットワークを可視化した「ジェファーソン高校恋愛構造図
ただ、この間、GIGAZINEで取り上げられていた「ジェファーソン高校恋愛相関図」とか見ていると、微妙に事情が異なる感じもするのよね。
勿論、サンプルであるジェファーソン高校がどんな高校か知らないんで、母数は結構あるけど、抽出対象として、よい例なのかどうかって問題があるけどさ。
http://researchnews.osu.edu/archive/chains.htm
http://researchnews.osu.edu/archive/chainspix.htm
上記の記事によれば、オハイオ州立大学のジェイムズ・ムーディー教授が、ジェファーソン高校の恋愛関係や性的関係を調査したもので、下記の図は、青い点が男、ピンクが女性らしいけどさ。

生徒1000人中、832人から回答があり、恋愛/肉体関係を持った相手がいると回答したのは573人。まぁ、だから、ジェファーソン高校が、代表的なアメリカの高校だとすると、大体半数の男女は高校時代に恋愛/肉体関係を済ませるって話になる。
まぁ、悪くない数字なんじゃないでしょうかという話にはなる。全員が恋愛できるって話にはなっていないが、半分ちょいくらいは恋愛できるてるわけだから。
で、それはおいておいて、とりあえず、問題は、「モテ」がどれくらいいるかって話になる。
ってか、ジェファーソン高校恋愛相関図を眺めたり、数数えたりしていると、面白い実態がわかるんだけども。
この図は、ジェファーソン高校において、六ヶ月以内におこった恋愛関係を図にして繋げたものなんだけど、ざーっと数えたみた感じなんだけど(かなりざーっとなんで、数字はちょっと違っているかもしれない。ご容赦を。)
総数 388名
男性 198名
女性 190名
だった。まぁ、女性も男性も等しく恋愛しているねぇって話になるんだけど、問題は。
所謂、「モテ」を「三人以上の異性と付き合った人間」とした場合、
男性 33
女性 15
となるわけ。
つまり、男性のほうが、「モテ」が多い。まぁ、この場合は、モテというか、「ジゴロ」なのかもしれないけれど、誤差というのには、若干数が多すぎる差なんで、そういう感じにはなる。
最初にあったモテ男はモテ女より少ないという結果とは異なってくる。んなので、モテ男=ヤリチンとは限らないという話になる。微妙に異なるらしい。
もし、モテ男=ヤリチンだとすると、モテ男以外の男性に惚れる女性というのが相当数いないといけない。
でこれを、「二人以上の異性と付き合った人間」とした場合には、
男性 98名
女性 99名
となり、ほぼ同数くらいになる。二人以上の異性と付き合う男女の数は同数で、三人以上の異性と付き合うような場合とは異なってくる。
二股というか、乗り換えや浮気は、男女を問わずよくやるようだ。
というわけで、最初の記事を含めて、このあたりを見ていると、わかってくるのは、
1 モテ男は、モテ女の半分しか存在しない。
2、ヤリチンはヤリマンの二倍存在する。
3、乗り換えはどちらもよくやる。
という事ではなかろうか。
モテ男=ヤリチンではないようなので、多分、相反するような、これが成立してしまうと思われる。
んでもって、ジゴロタイプの男性33名と関係をもった女性を数えると、100名以上いるわけだけど、そのうち、43名が、ジゴロタイプとしか関係を持っていない。
で、ヤリマンタイプの女性、15名と関係した男性は50名以上いるわけだけど、そのうち男性の37名が、その女性としか関係していない。
つまり、奥手というか、あまり派出に遊んでいないタイプの異性を食いまくって数を稼いでいる傾向がある・・・ことになる。特に女性にこの傾向が強い。
というわけで、これらのデータから述べさせて頂きますと。
恋愛は短期的なものと割り切った上で、モテそうな相手(ヤリマン・ヤリチンタイプ)と付き合え。
という話になるわけだ。えー、なんで競争相手が多いところに飛び込まないといけなんだって話になるんだが、彼/彼女は、頻繁に相手をとっかえる、あるいは二股/三股かけるので、すぐ別れることになるが、すぐ付き合えるわけ。
実際、今まで述べてきた通り、複数の相手と付き合うことで、数を稼ぐ男女がいて、彼/彼女がいるおかげで、6ヶ月以内に恋愛を経験できたという学生が161名ほどいる。つまり、彼らは、恋愛経験の伝道師という側面もあるわけだ。単なる乱交者という見方もできるけど。
である以上は、つまり、恋愛経験がない人間を口説くより、恋愛経験がある人間と付き合う方が短期的には有利だという話になる。
短期的な恋愛を楽しむ場合には、最初からモテる相手と付き合ったほうが得だという話になるんである。逆説的だが、そういう人は「相手を頻繁に取り替える」ので、付き合える確率が逆に高いようだ。
勿論、代償がある。そういう相手は、「相手を頻繁に取り替える」ので、かなり高い確率で早晩「破局」する。
というわけで、色々とみてくると、モテるモテないという話は、
「恋愛というのは短期的で刹那的なものだ」
と割り切れた人間が楽しめるものだという事ではなかろうか。つまり、最初から「短期的なお楽しみ」と恋愛を割り切ったもの勝ちだという事になる。(そういう相手は数は少ないが、気前がいいので恋愛できる確率が高い。その代わり切るのも早い)
勝つというか、恋愛を経験したいなら、とにかく、ヤリチンタイプかヤリマンタイプとお付き合いするのが手っ取り早いという結論になるわけだ。要するに、短期的な恋愛を繰り返す人達と付き合えるかどうかになる。(実際、そういう相手と付き合うことで、恋愛を経験できた人が多い)
だが、こういった人間には、酷く嫌悪感を覚える人も多い。そうなると、恋愛は難しくなる。こういう人たちが嫌だという事になると、途端に恋愛は難しくなる。
そういう人が、ようするに、残りの半分になってしまう・・・と考えられる。
つまりなんだが、恋愛を楽しめるかどうか(短期的な、だが)は、身の回りに、「気前よく異性と付き合ってくれる相手」がいて、「その相手に嫌悪感を抱かないかどうか」に依存しているのではないだろうかという話になるんである。
某女性ブロガ―と、先日チャットで話したところ、(プライバシー保護のため匿名にしてあります)「30人から先は覚えていない」という愉快なセリフを聞かせてくれたのだが、つまりは、そういう事なのだと思われる。
要するに、こういうタイプが身近にいない場合は、恋愛の難易度は極端に跳ね上がるという話になってしまうのである。
何で乱交者とやらなあかんのだと思われるかもしれないが、世の中で恋愛というものをしているのの大半は、残念だが、こういう人たちなようなのである。乱交者でなくて恋愛を経験したという人も、多くは、その手の経験豊富な連中に文字通り手取り足取り教わった人たちのようなのである。
彼らに見放される、あるいは、彼らに嫌悪感を覚える人達は、恋愛が難しい。どうやら、そういうもんのようである。
「モテる」ってのと「セックス出来る」というのは違うと思うし。
ワタクシ女性なので・・・ 「ベッドインしたからといって、相手が自分を好きだとは限らない」ってのは、常識だと思っておりました。
好き嫌いじゃなく、単に「やりたいだけ」=「そこに穴があればなんでもいい」って男性は少なくないですからねー
よって「やる」のと「好き」の間には、少なからぬ距離があると思う次第。それを一緒にされちゃうと巨大疑問符が降り注いできます。
まあ、この距離が遠いタイプ(体と心は別だから)と近いタイプ(好きな人にしか許さないの)とが(男女を問わず)いるのは間違いありませんが。
いや、それがおそらく浮気者の倫理なんですよ。そういう風に考えるから、浮気ができる、沢山の相手と関係を持てる。
「セックスする関係」=「恋愛」(長期的な)と考えていたら、数なんてこなせませんからね。
セックスと恋愛の二つを切り離して考えれる人は、単純に乱交者の素質ありなのかもしれません。
みんなそうなら、乱交者がもっと多くなると思うんですが、ジェファーソン高校でも、乱交レベルで遊んでいるのは全体の5〜10%程度のようなので、割と、この二つは割と男女を問わず混同されているのではないかと思います。
報道志向強くなり
TBSの川田亜子アナが3月23日付で同局を退社し、テレビ朝日のキャスターに転身することが5日までに、分かった。
これで恋愛一般を語るのは無理がある。
やっぱり(結果的に長く付きあうかどうかはともかく)「恋愛」と呼ぶものと、単なる肉体関係との違いは意識した方がいいんじゃないのかな。
(そして自分が「恋愛がしたい」のか「ヤりたい」のか、そのあたりもよく考えてみるほうが)
「自分の中では、あれは恋愛だったんだ!」という甘酸っぱい(かもしれない)思い出は作れるかもしれませんけど、そういう「甘酸っぱさ」なら、「●年間の片思い」とかでも十分かもよ?