気になった記事があったんで、今日はそれに尻馬。
米大リーグ、ア・リーグの優勝決定シリーズで3試合を欠場したデトロイト・タイガースの中継ぎエース、ジョエル・ズマヤ投手(22)の右手首から前腕にかけての炎症は、ビデオゲームのしすぎだったことが判明した。
メジャーの投手が、PS2の「ギター・ヒーロー」ってゲームをやりすぎて、炎症にかかったって話なんですが。
普通、野球選手って、目を大事にする職業だから、ゲームなんて、そんなにやらないんじゃないかなんて思うわけですが、意外とやっているようでして。
アナログ派? デジタル派?
マリナーズのアシスタント・トレーナーの森本さんのブログに書いてあることですが、結構、マリナーズの若い選手はビデオゲームをやるようです。
たしか、去年、インターネットに熱中して(というより、故郷の家族とのメールに熱中しすぎて)、腱鞘炎になった投手もいたような気がします(タイピングのしすぎとか)。メジャーでは。日本だと、阪神の井川選手(来年からはメジャーみたいですが)がゲーム好きで有名ですよね。
話が横にそれたんで、元に戻しますが、上記のように、ゲームに熱中すると、熱中するあまり、飯も食わずに暇さえあればゲームやって、数日間でガンガン体重が減ったりします、僕は。大学の頃は、それで死にかけたり。
そういうのは、日本に限らず、海外でも同じような事があったらしく、Nintendo thumbでググると、
Nintendo thumb
最初に、マルチメディア/インターネット事典に収録されているのが出てくるほどです。スト2のやりすぎて親指の皮がめくれた経験はありますが、親指がけんしょう炎になるまでやったことはありませんです、はい。
日本だと、悪名高い「ゲーム脳」なんて話までありますが、どこの国でもゲームというのは敵視されやすいもののようです。時間と健康に多大な影響を及ぼす麻薬という事でしょうか。
さて、そんなゲームによる健康被害の話になるわけですが、
Wii elbowというのは海外のWSJ.COMで、
A Wii Workout:When Videogames Hurt
こんな記事があがったからでしょう。記事中に「Wii elbow」なる言葉が使われています。WSJ.COMみたいなメディアで、こんな記事が出るあたり、どーなってんだとか思いますが、結構真面目に取材したらしく、色んな人の症例が報告されています。
曰く
「肩の痛み、背中の痛み」
曰く
「(Wiiは)バスケットボールをプレイするよりずっと難しい」
曰く
「WiiボクシングやWiiボーリングをしてたら右手の感覚がなくなった」
曰く
「ボクシングしてたらつま先からてっぺんまで汗びっしょりになって、シャワーを浴びにいかなきゃいけなくなった」
曰く
「(次の朝筋肉痛で)シャツを着るのに苦労した」
などなど。
正直、どうでもいいような話を大量に取材して集めた記者さんのプロ根性にはひたすら賛辞を送るしかないわけですが。
Wiiはカウチポテト族などと呼ばれる事も多いゲーマーの健康を救う救世主となるのか、それとも、医療費や訴訟費用で医者と弁護士の財布を膨らませる魔法の小箱となるのか。
それはこれからのお楽しみですな。