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2005年04月08日

ジェンダーあれこれ

へたれ♀一人日記

↑最近、ノンフィクションドラマ並の展開で、面白くて目が離せないので
ご紹介。こういうブログが増えると毎日が楽しみでよいです。

えー、このエントリは、一回、糞長い文かいて、送ろうとしたら
送信ミスで消えてしまい、もう一回書き直してます。
ですから、疲れちゃったので短めになってますが、
どうかご容赦を。。。。。


上記のブログは、読んでるとジェンダーについて
考えさせられる事が多いので、
ガラじゃないですが、自分なりの
ジェンダーについての考えを
まとめとこうと思います。

まずは、ジェンダーについての定義を簡単に。


ジェンダー 【gender】 - 国語辞書(大辞泉) ダイレクト検索

1 文法で、名詞や活用語の男性・女性・中性といった分類。

2 社会的、文化的に形成される男女の差異。男らしさ、女らしさと
いった言葉で表現されるもので、生物上の雌雄を示すセックスと区別される。


ジェンダーについて面白く知れる本のご紹介↓

タイトル  =  ニューヨークの女たち
著者  =  波島真明著
出版事項  =  町田 : ピーアイピー出版 , 1989.4
形態  =  263p ; 20cm
注記  =  1200円
 =  発売:星雲社(東京)

楽しく読めるのでオススメだす。
ただ、アマゾンや普通の書店じゃ手に入らないと思います。
図書館などで探して見てください。

ええとですね。
あと、このジェンダーについては、ね。

ジェンダー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


ここに詳しく載っています。
また、論争のことも載っているので、このエントリであつかう部分に
関して転載しておきます。

ジェンダー、つまり「文化的に形作られ、子どもたちに暗に明に教育され、
構築されていく性差」とされるものは、
文化人類学者による調査の行われたことのある範囲では、
あらゆる文化に存在する。また、歴史学者による調査の範囲内では、
過去のあらゆる文化にもジェンダーは存在した。

もう一つ。

しかし前述のとおり、先人の貴重な遺産であるそれぞれの社会の文化は、
多かれ少なかれ生物学的、文化的性差のあり方に依存し、
かつ、その地域で特色あるものとして構築されてきた部分も多い。
したがって、フェミニズムの価値観を絶対とし、
現地の宗教や慣習などを単に抑圧や疎外の構造と見なすことは、
その地で文化を築いた人たちに対する冒涜であるともいえる。
それゆえ、単純に性差を抑圧だとしてとらえるフェミニズムのジェンダー観は、
数多くの批判の声に晒されている。


えーとですね。一部のフェミニズムが、
ジェンダーについて、単なる性の「カテゴリー」であるという定義を持ち出し、
「男」「女」の区別の概念自体が、人が定めたものにすぎないと主張した時代
があったのです。

確かに、そういう部分は多いのです。
古代ハンムラビ法典から、インドのマヌ法典、日本社会における
女性の地位など、社会的に女性が抑圧された状況にあるのは
否定できんのです。
おっそろしく酷いのが、インドに昔あった
「夫が死んだら妻は、夫が火葬される火の中に飛び込んで
死ぬ」なんていうサティと呼ばれる風習です。

で、ここ30年ほどの間におこったフェミニズムの運動では
こうした性差による抑圧からの女性の開放を目指して
進められてきたわけです。

これ自体は悪いことじゃありません。
むしろ、良いことです。
人類の半分は女性ですから、その半分の労働資源を無駄にしている
現在の社会制度の幾つかは改変される必要性があると言えます。

問題は、ですな。

このフェミニズムの進展や、過去2000年の歴史の中で
何故、どの文化圏や、どの歴史の時点でも
女性が抑圧される立場にありながら
それを受け入れてきたのか?という点なのです。

普通、もっと早くに何らかの行動にでても良かったのですが
進歩がやたらと遅い。フェミニズム運動の高まりが
あったのに、それでも、現在、「家庭的な主婦」というのは
かなりの人気があるわけです。

これ、おかしいんですね。

単なる性の「カテゴリー」であるという定義を持ち出し、
「男」「女」の区別の概念自体が、人が定めたものにすぎない。

って説明だけでは説明つかん状況なわけです。

で、ですね。
それに対する反論として、最近持ち出されたのが
文化人類学のフィールドからです。

先にいっときますが、僕はフェミニズムを否定するつもりは
ありません。ただ、それの変遷をご紹介したいだけです。

では、本論にはいりたいと思います。

えーとですね、
文化人類学の分野では、地球上の様々な文化圏における
「男性と女性がパートナーを選ぶ場合に最重要視するポイント」
というのを調査した学者がいました。

その結果、面白い統計があらわされました。

男性の7〜80%が女性の容姿を最重要視するのに対し
女性が男性の容姿を最重要視する割合は40%前後にとどまったんですね。

で、女性の残り60%前後が最重要視するのは
男性の「強さ」であったり、「優しさ」であったり
「金(持っている資源の量)」であったりしたわけです。

で、ですね、これの生物的な説明が
人類学の分野から行われたのですが、次のような仮説が
持ち出されました。

女性というのは、生物的にみて
月一回の生理に伴なう痛み、出産に伴なう陣痛と死の危険性、
9ヶ月の妊娠期間と2年の授乳期間というコストを払わされます。

男性はそういったコストを払わずにすむため、
容姿(つまり、相手の健康さや、子供を産む際の奇形児の有無などを
はかるバロメーター)を最重要視するわけです。
これは、合理性が確かにあります。

一方で、男性よりも払うコストが甚大である女性は、
自分が払うコストに見合うだけの対価を払ってくれる、
つまり、自分が生物的に弱くなり、性的に魅力を無くす妊娠期間
自分を守ってくれる強く優しい、或いは、
その期間、自分に対して十分な資源を運んで来てくれる
可能性をもつ男性を求める生物的依存心理メカニズムを
進化の過程で身に付けてきたのではないか?

って仮説がもちあがったわけなのです。
そういう心理的メカニズムをもっていないと
人類の文化圏において普遍的に存在する
女性のパートナーを選ぶ際の普遍的基準が
説明できんのです。

人類史100万年において、そういう状況の中で
女性は過ごしてきたわけで、そういう心理的メカニズムを
もっていても不思議はないわけでして。

これは、女性に「依存的心理メカニズム」が男性に比べて
強く内在するのではないかって
いう一つの仮説なんですがね、心理学の分野の研究で
女性というのは依存的心理が男性に比べて発現しやすいことが
はっきりしてきたので、これは、ある意味で裏付けられてしまいました。

要するに、女性というのは、
どうも「依存心理メカニズム」ってのを強く
持っているらしく、その事が、社会的な女性の従属状況を
作りだすことを助けているのではないかって、
説がもちあがるわけですね。
男性だけでなく、女性の側に内在する心理にも
大きな問題がありそうだ、って主張なわけです。

で、まあ、これは、現代のような医療技術が進み、女性の社会進出が
比較的進んだ状況においても「家庭の主婦」なんつーのが
いまだに人気があったりする事の文化人類学側からのの説明にもなったわけです。

現状、フェミニズムはいくつかの批判にさらされてるんで
それに対する代表的な奴をとりあげてみました。

女性に特に強く発現するらしい「依存的心理メカニズム」を
どうするかは、これからの問題なわけですが、
この手の生物的心理メカニズムって奴は、
思想、理念、宗教だけでは押さえ込む事が難しく
無理に抑えこもうとすると、大抵どっかにゆがみが出ます。

これから先、どういう形でフェミニズム、女性の社会進出が
進むにせよ、この手の心理メカニズムってのは厄介なモンなので
それとどう付き合っていくかが問題の一つにあがりそうです。

で、それに対応した説やら、男性に内在する問題的心理メカニズム
などもご紹介しようと思いましたが、
それはまたの機会に。




posted by pal at 19:41 | Comment(0) | TrackBack(3) | 日記 このエントリーを含むはてなブックマーク | 編集
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