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2006年11月17日

マイクロソフトのジンクス

マイクロソフトはマーケティングの常識を知らないのだろうか


本日は、ちょっと大西さんところに突っ込みというか尻馬エントリ。


中身は、タイトルにあるとおり、マイクロソフトのジンクスの話ね。



大西さんのブログのコメント欄でも指摘されているけれど、歴史的に、マイクロソフトの製品はver3.0にならないと話にならないっていうアレがある。



WINDOWSは、1.0と2.0は鳴かず飛ばずだったんだけども、その間に製品改良を続け、市場のニーズを吸い取って、3.0で一気にシェアを取った。


で、IEも、1.0と2.0は、使えないブラウザなんていわれて馬鹿にされまくっていたわけだけど、3.0に至って、一気にネットスケープを追い落としてブラウザの市場を独占するに至った。



xboxは、初代はもう話にならなかったわけだけど、360は年内1000万台に乗ると言われていて、成功したハードになりつつある。PS3とWiiは追いかける側だ。



このように、最初に出すマイクロソフトが最初に出す製品バージョンは、どうも試作機、あるいは市場調査みたいな位置づけで出されてきた経緯があり、その後の市場ニーズを吸い取りながら、猛烈にキャッチアップをして、ver3.0あたりで、一気にシェアを奪い取るってジンクスがあるので、ZUNEの初代が失敗だったとしても、マイクロソフトのこれまでの歴史を考えると、そう珍しい話でもないよ、という感じなんである。



これまでの経緯を考えれば、ZUNEの初代は、試作機程度、市場調査程度であり、今後、市場のニーズを吸収しながらキャッチアップして逆転を狙う気なんじゃねーかと思う。


とはいえ、結局msnでは、グーグルに追いつけなかった部分もあるし、オンライン事業はうまくいっていない面もあるから、結局、ジンクスにしかならないんだけど、そういう歴史的な側面がありますよ、というお話でした。





posted by pal at 18:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | コラム このエントリーを含むはてなブックマーク | 編集
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