ちょっと気になった話があったで、本日は、この話に尻馬。
記事の内容事態は、しばしば話題になる事だけど、「はてな」は何で稼いでいるのかって話。
これについては、もう以前、梅田さんとかがネタバラシしていたはずで、記事の内容の通り、アドセンスとアマゾンアフィリエイトって話になる。
まぁ、それ自体は、上記のブログでも扱われている話なんで、おいておくとして、問題は、
「日本でも、アメリカみたいに年間1億くらい売り上げるブログは出てくるか?」
って話になる。
というか、現状、「出てくるか?」でなく「いつ出るか?」にしたほうがいいかもしれない。
現状、まだまだ、日本企業の広告費が、視聴者のネット閲覧時間に対してネットには流れ込んではいない状態だけど、ここ数年で改善されるのは間違いない。ここ2年、ネットへの広告費は、100%前後の成長率を続けているわけだから、それは間違いないと思っている。
日本は、アメリカより2年ほど遅れているといわれているから、2年後くらいには、そういうブロガーが何人か出るだろうとは思う。もっとも、その頃にはブロガ―が600万人くらいにはなってるかもしれないわけだから、その中の数人がアレというわけで、ブログが儲かるというわけではないのは、多分今後も変わらないだろうけど。
そうなると、「ブログで十分な利益を出すには、どんな話題を使ってどのくらいPV稼げばいいのか?」って話になるんだけども。
ここから、先は、うちのブログのアクセス解析やアドセンス、アフィの状況からの推測になるけど、今の段階で、年収3〜400万程度、ブログから収入だそうと思ったら、
1 「金融系」あるいは「技術系」の話題にフォーカス(現状のところ、政治系、ネタ系、日記系は、PVあっても広告的に難しい。)
2 ユニークユーザーは6万以上、一日のPVは12万以上
の条件を満たしていないと難しいと結論出している。
アドセンスの規約上、詳しいデータは出せないけれど、うちのブログは、アマゾンとアドセンスで一月1万円ちょっとの収入にはなっているので、そこから、大まかな数字をはじき出したもの。
コンテンツだけで飯を食おうというなら、正解のポジションは、やっぱ、日本ではGIGAZINEとかになる。
ぶっちゃた話をしてしまえば、今からTechCrunchとかGIGAZINEみたいなポジション(少数の話題にフォーカスして、強力な書き手を少数揃え毎日沢山の記事を更新する)を取って、小さなオンラインメディアを始めれる人がいれば、やっちゃえよという話にはなる。
もし、IT技術系に強く、プログラムと文章が書ける人と金融系に強く文章が上手い人を3〜6人程度集めて始めれるなら、なんとかなると思う。(僕が見た感じだけど、この二つは、まだ鞘抜き出きる余地がある。他にもいくつか鞘抜きできる話題があるけど)
3〜6人程度で始めて、ユニークユーザー30万人以上、一日のPV100万以上に持っていければ、現状でもアドセンスとアマゾンアフィだけで、なんとか収益は黒字化できるだろうと思う。(うちのブログの数値を参考にするとだけど。)
あとは、広告費がネットにもっと流れ込んでくるまで待つだけ。(流れ込むまで参入するのを待っていると、タイミングが遅い。)
ただ、ハードルはやっぱし高い。色んな人が、ブログで飯を食うのは無理っていうのも頷ける。
上記の条件をクリヤーしようと思ったら、磯崎さんクラスの金融知識をもっていて毎日記事を更新できる人を2〜3人、プログラムに明るく、IT業界に通じていて、しかも文章が上手い人(弾さんとか中島さんみたいな人)を数人集め、しかも毎日記事を更新してもらうなんて、すっげー難しいしね。
ま、でも、そのうち何か出てくるだろうと思ってます、僕は。
私は技術系のネタのブログやってますが、月30万稼ごうと思ったら300万PVは必要だと感じます。