はいはい、時価総額2000億円2000億円。
まぁ、はっきりいって、今、mixiのゲームに参加しているのは、短期の鞘取りをしようとしている人達なんで、まー、どーでもいいんですがね。
2000億円の時価総額に現時点での売り上げが19億ですから、現状の時価総額だと、年に100l近い成長率が今後5年くらい求められるという話になります。
でmixiはどうなるかというと、かつて消えていった多くのインターネットバブル時の銘柄とは違います。なんせ、高利益を出してしますからね。上場時にここまで高い利益率を出していた企業は、過去のIPO銘柄でも、そうありません。
それどころか、過去の米国や日本のIPO銘柄の多くは、赤字で上場なんてふざけた話がいくらでもあったわけで。
この間のドリコムは、黒字ではありましたが、個人的に営業キャッシュフローがマイナスという点が非常に嫌でした。黒字で営業キャッシュフローがプラスじゃないとねぇ・・・・ぶつぶつ・・・・
売り上げ19億円で純利益率が26lというのは、新規上場企業としては、悪くない(というか非常に良い)数字です。とにかくもね。
ただ株価が適正か、というと話は別になるわけです。まぁ、一般的に高すぎと言ってよろしいでしょう。今後、五年間、毎年80〜100lくらいの成長で売り上げを伸ばしていかないと、今の時価総額は説明つかないですからね。去年から今年にかけては、そのくらいの成長率を記録しているわけですが・・・今後5年どうかといわれると、うーん・・・・リスクがでかいですから、その分割り引かれないといけないのですが、どうも、そのあたりは織り込まれていない価格としか言いようがありません。
マイクロソフトやデルで、IPO直後数年間に50〜60l、グーグルは80〜90lでしたんで、マイクロソフト・デル以上、グーグル様並の成長力を発揮しないといけません。
まぁ、今、市場で行われているのは、そういう価値を作る企業への適正な価格形成メカニズムでなく、マネーゲームですんで、こんなこといってもしょうがないんですけどね。
短期の株の値動きなんてそんなもんです。
IPO銘柄が公開直後、2〜4倍の価格をつける事は珍しいことじゃないですからね。すでに沢山もっている機関投資家が、公開初日に何回か売り買いして、価格を上手く釣り上げた後、利益を確定させるのは、まぁ、予定調和ですしね。
あとは、まぁ、出回る株が少数なんで、株価操作が容易だというアレ。浮動株が少ないからなぁ・・・・それも狙いなんだろうけど。マネーゲームの的ですな。
売ってちょっと株価が落ちたら、買いをいれて株価吊り上げて個人投資家に小銭つかませてゲーム引きずりこんで、あがったら個人投資家に売って、下がったら買ってを市場が熱気に包まれている公開初日に繰り返しているんじゃねーかな、という。取引初日で全部売り払っているんじゃないかなぁ。これも予定調和ですが。
まぁ、これ、第二幕のデイトレさん達の心理戦があると思うんで、楽しくヲチさせて頂くとします。
今、行われているのは、短期の鞘取られゲームなんで、のんびりと。
あとは、まぁ、web2.0バブルが起こるとして、この手の投資ブームの中で生き残るおんは、数十社の中で大抵一社か二社ですんで。
しかも、勝ち組は、投機ブームの後から出てくるケースも少なくないという。
デル、コンパックはPCブームの後だし、グーグルはネットバブルの後だったし。
皆様、投資は自己責任でお願いします。