部長が言った。
「みなさん。斬新なアイデアを発表してください。」
一番手の若手社員が自信たっぷりに自分のアイデアを述べた。
部長が質問した
「君、それには前例はあるのかね?」
若手社員は答えた
「独自のアイデアです。前例はありません。」
部長は苦々しい表情をしながら言った
「そんな前例もないリスキーなアイデアが通るとおもっているのかね?」
一方、株式会社はてなでは。
jkondoが言った。
「みなさん。斬新なアイデアを発表してください。」
一番手のはてな社員が自信たっぷりに自分のアイデアを述べた。
「古いバグを取り除いて、新しいバグを入れません!」
jkondoが言った。
「すばらしい。従来の古いバグを取り除いて、新しいバグを入れるプログラムより遥かに画期的で斬新だ」
次のはてな社員がアイデアを述べた。
「画期的なAIシステムを開発しました。このAIシステムは顧客に「仕様です」と「再インストールして下さい」の二語がしゃべれる知性をもっています。」
jkondoは輝かしい笑顔を浮かべて言った。
「すばらしい!これでサポート業務へのROIは画期的に改善されるだろう!」
そして、jkondoは、最近入ったばかりの新入社員にアイデアを求めた。
彼は、自信たっぷりに二つのサービスを提案した。
「IT企業は資本主義という冷酷な現実の下に駆逐されてしまうという真理を実証したいと思います。そのために、「情報のインプットを劇的に増やして重要な情報が何か分からなくさせるシステム」と「玉石混交の情報の中から玉なんて何もないんだという真実を実証するシステム」を構築しました。
このサービスはさまざまな人々に仕事中でも使用されるでしょう。導入した企業の社員の作業能力を著しく低下させ、違法な映像コピーなどへのアクセスを容易にします。人々の活気とやる気を失わせ、お互いに罵り合うネットの風潮を助長することになるでしょう。」
jkondoは微笑しながら言った。
「君こそ、はてなに必要な人間だ」
後のid:naoyaである。
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