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2006年05月20日

男という病について

はてなの日記のほうで、


このエントリをパロるのはイクないかもしれないが・・・・


ってエントリたてて、パロをしてみたら、ネタ元のブログ主の大野さんからコメントまで頂いた上に、ネタ元で紹介までしてもらってしまった。いや、ほんの軽い気持で書いたエントリだったんで。



で、本日は、「男」という病について書こうと思うのだが、最近分家ブログで書いたエントリのはてBのコメント欄や文化系女子関連の記事に頂いたTB記事なんかで「記号化された存在」としての女への欲望を向けらると女性は嫌がるという話を読んで思うんだけどね。



男という病の一つに「種をばらまきたがる」ってのがある。


これは、厄介なもんで、若くて美人な女の子を見れば、どうしたって気になるのが男である。記号化された存在でも、男としての本能は反応する。それはアニメや漫画、ゲームのヒロインにすら、男性が反応することからもわかる。


では、何で、ここまで男は、「種をばらまきたがる」のかって話になるのだが、理由をつけるとしたら、二つほど上げられる。


まず、一つ目は、「男は子供を産めない」という点。

つまりだが、男は子供を産めない以上は、女性に産んでもらうしかないが、女性が確実に自分の子供を産んでくれるという保証は、必ずしもない


女性は、子供を産むとき、それが確実に自分の子供だと確信可能だが、男性はそれは必ずしもできない。ここは、男女の埋まる事のない差の一つとなる。


女性の側の浮気・不倫なんて話は、有史以前、神話の時代からすでにあるわけであり、又、自然界でも浮気・不倫は存在する。


である以上、確実に自分の子供を残すためには、一人の女性だけと交配するのでなく、複数の女性と交配したほうが、確実に自分の子孫を次世代に残せる。


そういう太古からの本能が、いまだに男性の中に残っているというのが一つ目の説明。



で、もう一つの理由だが、「男が種をばら蒔く」というルールの上で、男性同士が交配市場で競争する以上、男性は、何時終るともしれない競争を迫られる。


つまり、「外敵(他の♂)が種をばらまく衝動をもっている以上、自分のパートナーとした♀が、自分を裏切ってほかの♂と交配しないように、それに対して常に一定のサービス・魅力を提供しないといけなくなる」からだ。


無論、最近は、結婚という形で、ある一定の保証がつき、過当競争にならないようになっているが、それでも浮気・不倫がつきないあたり、競争は厳しい世の中である。


女性にとっては、男性が「常に種をばら蒔きたがる」生き物である点は、ミクロ(個々人レベル)な面ではマイナスだ。自分を捨てて、他の♀のところへ行かれたら、自分へのサービスが期待できなくなるからだ。


一方で、マクロ(種の保存)的に考えるならば、プラスになる部分がある。男性同士で(種のばら蒔き)競争をしてもらうことにより、男性間の競争が起きる。

より女性にとって魅力的な男性であれば、それだけ多くの種をばらまけるわけだから、そういう男を目指して、♂は突き進む。

結果として、男性全体での質は上がる。女性は、より良いサービスや遺伝子を手にいれる可能性が手に入る。



ミクロな面では、「男性の種のばらまき衝動」は女性にとってマイナスだが、マクロにみると、女性にとってもプラスの面もあるという事である。そして、後者のほうが、種の保存の観点からは重要であった為に、男性の「種をばら蒔く衝動」は、今まで保存されつづけてきたのではないかって話。



勿論、これには色んな弊害がついてまわるんで、法律やら慣習、文化によって「男性の種のばらまき衝動」については、色々な制約をつけている地域が多いが、一応、種の保存という観点からは、男性の「種のばら蒔き衝動」には一定の合理性はあるというお話。


これは、女性にとっては面白い話ではないだろうし、「競争」である以上は、勝者と敗者がでるわけで、敗者側の男性にとっても、面白くない話ではある。



男性の「種をばらまく衝動」については、男性にとって色々と面白い事もあるが、代償として、それなりのモノ(女性へのサービス・魅力、延々と続く動物園のサル山のボス猿争い状態)を支払わされますよ、というそんなお話でした。


いじょ。


posted by pal at 21:48 | Comment(0) | TrackBack(1) | コラム このエントリーを含むはてなブックマーク | 編集
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