こりゃ凄いと思った企業。
システムインテグレーター企業の話は、渡辺さんが最近の状況をCNETで書いていて、
SIビジネスの現在、あるいはSIer2.0
SI業界で起きているデッドロック
この二つの記事が参考になる。こっちも競争構造が変化しているんだなぁと思って読んでいたのだけれど、最近、よくお邪魔して記事を読ませて頂いている、「おかねのこねた」さんで最初に紹介したセールスフォースドットコムの事をしった。
セールスフォースドットコム(CRM)は、グーグルと並んで、Web2.0企業の代表銘柄@
セールスフォースドットコム(CRM)は、Web2.0企業の代表銘柄 A
その後で、ぐぐって、セールスフォースドットコムのニュースのうち、気になった記事を二つほどピックアップするけど
セールスフォース・ドットコム、オンデマンド向けプラットフォームを発表
日本に根付くか、セールスフォース・ドットコムのASPモデル
この二つ。
二つ目のインタビューが実に小気味よかった。2年前のインタビューだけど、その思想は、今でも輝きを失っていない。いくつかピックアップするけど、
「ソフトウェアの時代は終った」
「ASPでシステム運用を一本化することで、アプリケーションのリリースをすべてのユーザーに対して一斉に行うことが可能になる。」
「すべてのユーザーに等しく、使いやすい共通環境を提供する」
こういった言葉は、物凄い重みがある。
セールスフォースドットコムのサイトを一通り読んだ限りでは、今までのソフトウェアビジネスや、SIビジネスがもっていた欠点である納期の遅さ、コストの高さを解決しうるダイレクトなソリューションビジネスだと思う。
データベースをセールスフォースドットコム側におくことに、抵抗を覚える企業も多いだろうが、wha_man3さんの言う通り、このデータベースのコストの安さ、カスタマイズのしやすさ、ASPでシステム運用を一本化することで、アプリケーションのリリースをすべてのユーザーに対して一斉に行うことが可能になることによる時間の削減は、顧客企業にとって物凄い魅力だと思う。
業績も、急成長を始めており、前年比でほぼ二倍になっていることなども、このサービスがいかに破壊的かを物語っているように思う。
将来が楽しみな企業だと思った。無論、SAPやIBM、オラクルにとっては破壊的な競合者が勃興しはじめたって事だから、大変なサービスなんだけども。
データを向こう側にもつことによるビジネスモデルは、グーグルが旗手だと思っていたが、こういう形でもすでに、一旗あげている企業があるんだなぁと痛感。やっぱ、これが今のトレンドなんだろうな。
乗り遅れないようにしないと、おいてかれるねぇ。。。。
となると、今日の展開は自然な流れであり。
コメント有難う御座います。CNETの記事、いつも興味深く拝見させて頂いております。
セールスフォース、もともとデータベース技術がコアだったんですね。それなら、今の流れも当然ですね〜。