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2006年04月25日

グーグルの成長限界

グーグルは「すごい」のか「すごくない」のか(財務的に見たGoogle)


グーグルの価値


気になる記事があった。

グーグル関連で、磯崎さんの方は、コメント欄の指摘もあって、一度書き直しているようだ。


広告業は、池田先生の指摘どおり、卸売りビジネスなので、GDPの1%程度に収まる成熟市場。だが、ネット広告のシェアは今後伸びていくだろう。最終的には、広告費全体の15〜25%くらいになるというのが現実的だろうと思う。


「際立つYahoo!検索のシェアは日本独特の現象」NetRatings萩原社長



こっちの記事にもある通り、グーグルは、アメリカ以外でも検索連動型広告とアドセンスを提供し、特に欧州では圧倒的なシェアを持っている。又、最近は中国でも検索エンジンを提供しはじめたし、グローバルにビジネスを提供している。

EUのGDPは2004年で12兆7000億ドルくらいで、アメリカとほぼ同じくらい。アメリカよりIT関連は遅れているけど、やがては追いつくだろう。そして、そこで圧倒的なシェアをグーグルは取っているわけだから、EU圏から上がる収益はやがては、アメリカと同じくらいになる可能性もある。


ちょっと計算してみたんだけど、EUの成長率を1.2%とすると、4年後のEUのGDPは13兆4000億ドル。そのうち、総広告費が占める割合を1%とするとEUの広告市場の規模は1340億ドル。4年後、EUのネット広告費が総広告費全体の10%まであがるとして、ネット総広告費は134億ドルくらい(適当)そのうち50%くらいをグーグルが取ると(検索エンジンのシェアを見る限りはそのくらい取るんじゃないかな)、売上は、67億ドル。利益率を24%とすると、純利益は16億ドル前後。EUから、4年後くらいにはそれだけの売上と利益をたたき出せる。今年のグーグルの売上と同じだけの額が、4年後にはEUからグーグルに入ってくることになる。


そこに日本、中国とかも加わるわけだから、さらに売上は膨らむと思う。


日本は、ヤフーが頑張っているので、EUほどグーグルの大暴れは起きないと思うけど、日本で、最低でも総広告費の2〜3%くらいはグーグル様に取られるんじゃないかなーとかおもう。アドセンスとアドワーズで。ブログとかでも、アドセンス導入している人はすげえ多いし、新聞社のサイトまでグーグルアドセンス使っているとこもある。

グローバルに展開できる分、卸売りビジネスである広告業でも、取れるパイはでかいんで、グーグル様の10兆ドルってふざけた時価総額には、一定の正当性はあると僕も思う。


しかし、出来て10年もたたない企業が、現時点でこんだけの売上、利益を計上するなんて信じられん。何かが狂っているとしか思えない。









posted by pal at 22:00 | Comment(1) | TrackBack(0) | コラム このエントリーを含むはてなブックマーク | 編集
この記事へのコメント
はじめまして。いつも興味深く拝読しています。

最近、Googleの記事がとても多いですね。私感ですが、また10年もすれば全然別の企業が全然別の技術でウェブを席巻したりするような気がします。既にブログ検索ではテクノラティとかの方が便利だったりしますし。

>しかし、出来て10年もたたない企業が、現時点でこんだけの売上、利益を計上するなんて信じられん。

これはまさにウェブの特徴のような気がしますね。

ではでは。
Posted by Dora at 2006年04月25日 22:19
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