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2006年02月27日

戦争にみる歴史のイメージ

歴史がどのよう
戦争出前噺:元日本軍兵士の本多さん「戦前とそっくりの道を…」−−左京区で /京都:MSN毎日インタラクティブ


毎日の記事で、日中戦争時のお話。
戦争の酷さや、捕虜を殺した時の話が出ていて、非常に重い話。

差別を引き起こす人間心理については、以前の記事で書いたので
それはいいとして、本日は、歴史のお話。

今、中国で発行された「20世紀中国史」なる本の第四巻を借りてきて見ているのだけど
(中国語はできないので読めないし)
これを読むと、中国人の歴史意識のあり方が垣間見れる。

その中でも強烈なのを紹介。
日本絡みのところ。つまり、日中戦争時の奴で。

*かなりグロイので、食事中の人や、心臓の弱い方は
ご覧にならないでください。かなりショッキングな映像も含まれます。
ご覧になる方は自己責任の上で、サムネールをクリックしてください。


読まれる方だけ続きを読むからどうぞ。



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僕は中国語が出来ないので、何が書いてあるかは正確にはわからない。
ただ、貴重な映像写真があるし、漢字は、なんとなく書いてある意味がわかる。

内容を全部載せるわけにもいかないので、
本の内容で見た感じのみを述べると、1930年代の写真や文章は
とにかく、日本軍の残虐行為の記述・写真が多いということ。

中には吐き気がするような写真もあるし、
ネットで人気の南京大虐殺らしき関する記述もある。


この写真を見た人は、まぁ、どういう印象を残すだろうか。
「捏造だ!」と思う人もいるだろうし、ただ「酷い」と思う人もいるだろうと思う。
「戦争ってのは酷い二度とするべきではない」と思う人もいるだろう。


我々は、外へ向けて何かメッセージを出す時に、
そこには必ず、なんらかの意図がある。
このコラムにもあるし、上記の写真もそうだ。

この本の写真や僕にわかる範囲の記述で
この本のメッセージを解読するとわかるのは
中国人と中国政府が、日中戦争における日本と日本兵を
「侵略者」と見なして居る事。

そして、「侵略者」のイメージを最大化するために写真のチョイスが
行われているという事。

そのくらい。

これを歴史修正主義というのは容易いが、
程度の差はあれ、ほぼ全ての国、メディアにおいて行われている事でもある。


以前、アメリカの太平洋戦争時の戦争写真を見たことがあるが、
そちらも酷いモノがかなりあった。

手元に資料はないが、
中には、日本兵の死体の前で微笑みを浮かべて写真を取るアメリカ兵の姿や
日本兵の死体を豚と並べて、写真を撮ったのもあった。

上記の写真にあるような、中国兵の死体を前で記念写真を取っている
日本兵と同じような事をアメリカ兵もしていることに驚いてしまう。
戦場の人間心理という奴なのだろうか。

無論、こういう写真などは、大手メディアなどにはでて来ない。
だから、大多数の人の目から隠されている。
また、そのほうがいいだろうとも思う。

正直なところ、中国人というのが、上記のような写真を教育の過程で
見させられたら、日本人に根っからの不信感を持ってもしょうがない。
僕が中国に生まれて、あんなん見せられて育ったら、間違いなく
日本嫌いになる。

中国でコレなのだから、反日の聖地韓国などは、
もっと日本嫌いにならざるを得ないような大量の資料を見て育つんだろう。

アメリカで広島の原爆展を開こうとすると
「日本に被害者としてのイメージを与える」云々で
圧力がクルなんて話を聞いた事があるが、それも似たようなものだ。




我々は、自分達の中の日本兵のイメージが正しい過去のイメージだと思っている。
中国人も又、彼らのイメージの中の日本兵が正しい過去のイメージだと思っているのだろう。
アメリカ人にとって、太平洋戦争とは、まぁ、「悪との戦争」であり、加害者ではないという
イメージなんだろう。


そして、そのイメージが壊される事を我々は極度に嫌うのである。

もっているイメージなんて国家・文化において全然違うことは
しょっちゅうなのだが、とにかく、イメージを壊されることを人は非常に嫌う。

たかがイメージなのだが、歴史というお墨つきをもらっている故か
それを神聖視する傾向すらある。歴史すら、作られたイメージにすぎないのだが。

歴史記述からわかることは一つだ。


我々は、都合のいい自己評価方法を好む。

正義や真実とうそぶきながら
常に我々は自分の都合の悪いことは隠す、あるいは否定する。
そして、自分たちが虐待したり、殺したりした相手は人間以下の化け物だと
自分自身を納得させることで暴力の正当化を行う。

理由はなんでもいい。肌の色でも吸っているタバコの違いでも。

この繰り返しが、歴史の一面だと思う。
悲しいが、歴史というのはそういう都合のいい物差しの一部でもあるように思われる。




posted by pal at 19:58 | Comment(2) | TrackBack(0) | コラム このエントリーを含むはてなブックマーク | 編集
この記事へのコメント
戦争とは過酷なものですね、イメージ写真も改めて見せて頂きました。私の義兄はレイテ島タクロバンの激戦地から生還しています、将校ですが何故生き残ったのか、未だに不思議に思っています
そして多くを語りません「レイテ生き残り戦記」でも出版したらと言いますとNOです、時たま得意になって話すことが有りますが、どうも信じられないのです、国籍も本籍も抹消されている、恩給もない、何故今まで生きていられる、魔か不思議とは思いませんか、義兄の事は悪くは言えませんが「戦線離脱」ではないかといまでの思っています。「tauron」をクリックして下さい、私の描いた絵ですご一笑下さい。
Posted by たいろん at 2006年02月28日 09:45
戦争とは過酷なものですね、イメージ写真も改めて見せて頂きました。私の義兄はレイテ島タクロバンの激戦地から生還しています、将校ですが何故生き残ったのか、未だに不思議に思っています
そして多くを語りません「レイテ生き残り戦記」でも出版したらと言いますとNOです、時たま得意になって話すことが有りますが、どうも信じられないのです、国籍も本籍も抹消されている、恩給もない、何故今まで生きていられる、魔か不思議とは思いませんか、義兄の事は悪くは言えませんが「戦線離脱」ではないかといまでの思っています。URLをクリックして下さい、私の描いた絵ですご一笑下さい。
Posted by たいろん at 2006年02月28日 09:45
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