もうネタが無い時のうちのブログの常套手段。
他人のブログの尻馬ノリ記事。
超カコワルイけど、これが僕のスタイルなので
ご理解ください。お願いします。
上記はHeartlogicさんの記事。
私がいま持ち合わせている感覚で単純に考えると、こういう人たちはそもそも服に金をかけたくないんだから、そんな本を出しても誰も買わないだろう、という結論になる。「パソコンなんて動けばなんでもいい」という人がパソコン本を買わないのと一緒で。「ファッションセンス磨いて脱オタじゃぁー!」と気合の入った層にターゲットを絞る企画は正しいと思う。
ヲタクにファッション服売るときの手法として
この指摘は実に鋭い、というか的を射ているナァと思う。
ただ、ヲタクの一人として言わせてもらうと
「ファッションセンス磨いて脱オタじゃぁー!」
なんて層は身近にはいないから
そういう形で本だしてもやっぱり売れないんじゃないかなーと思う。
ヲタクにもプライドがあるのである。
ヲタクというのは恥ずかしいが、それでも普通の人とは
違うところにプライドをもってて。
じゃあ、どうするよ?
って話になるんだけどね。
まず、服を売るなら、二つの方法がある。
一つは「感性志向」の服をだすことで、こちらは
ファッション業界の特異分野。
もう一つは「機能志向」の服をだすことで
こっちは、登山服とかキャンプ用品の服とか
特定機能向けの服になる。
感性志向の製品が市場に溢れたら、機能志向の製品でニッチを狙え!
というのはマーケの一つの手法だから、その手段をここで使うのが
いいのではないかと思う。
「ファッション服」というジャンルは、典型的な感性志向の製品で
これじゃ、おそらくヲタクの感性には合わない。
僕の感性でも美しく着飾るというのは優先順位が下から三番目くらいだ。
だから、見方を変えて、「機能」で勝負をかけるんである。
美しさやカッコよさで売るんではなく、「実用的な服」という
ジャンルで勝負する。
ヲタク層を徹底的に定量分析にかけて、彼らのセグメントを
徹底的に解析し、
「ヲタクの生活で果たすべき用事を片付けるのに役立つ服」
を創る。ファッションとかモテでは絶対にヲタクに売れる服は作れない。
だから、「実用性」を軸にして服作れって事。
まぁ、これはファッソン業界では無理かもね。
感性志向の業界だし。
どうしても、ファソーン業界で、ヲタクに服売りたいなら
一つだけ、確実に狙えるセグメントがある。
それは「コスプレ」。
ここには、ヲタクでも服に金を使う。
今のコスプーヤ―は、自分達で服作ったりするけども
ここをファッション業界で代行してやるんである。
貸し出しでも何でもいいから。
また、今までコスプレしてなかったヲタクでも
気軽にコスプレできるような値段の服をバリエーションそろえて
手で作るより簡単に手に入れる価格で提供するとかね。
何度でもいうけど、絶対「ファッション」にはオタクは金使わない。
そこは無理。
だから、別の評価軸を打ち出して勝負かけないといけない。
「モテ」というキャッチフレーズではヲタクの心をつかめない。
「誰でも簡単にコスプレ」とか「夏コミに実用的な服」とか
「実用的なアキバ服」とか、そういう風に実用性に重きを置いた
キャッチフレーズで服を売るなら商機があると僕は思う。
創れるかどうかはシラないが、ファッション服を
ヲタクに売るよりは、まだマシなビジネスだと感じる。
顧客はやりたくない事は永遠にしない。
そして、ヲタクがやりたくない事の一つが「ファッション」なんである。
実用性からちょっと外れて、なにかハイテク素材とかの付加価値を追及する路線だと…
http://www.aichi-corp.co.jp/tool/tool_25_reibo.html
とか
http://www.9229.co.jp/genri.html
とかになるのでしょうか。
そういえば、私もゴアテックスを利用した防水透湿とかいう触れ込みの靴を履いてます。
なんと言ってもある種の格式美ですので、感性でファッションを着る方々に何も文句を言われない。また、仕事着でもある関係上TPOが無いために着る場所を選ばず、お約束で成り立っているので、服について情報収集する量は最小限で良い、まさに「趣味以外にはリソースを使いたくない」ヲタク向けだと思うんですが。ここでのリソースとしては、お金よりもむしろ時間をかけたくないという方が重要ではないかと思います。
つーか、「ときめきメモリアル3」が大失敗した原因は、ファッションの比重が高すぎて、女の子とのやりとりよりもファッション情報集める方が大変だったからというのもありましたし。解決策は、始まると同時にアルバイトで背広を買って、いかなる時もファッションはそれ一つで通すというものでしたし。
オタクと背広は相性が良さそうだという主張はワシも同じなんで、こないだのコミケはスーツでうろついてみましたが。
オタクに「機能で服を売る」だったらこんなもんはどうでそ。
空調服 http://www.rakuten.co.jp/pc2b/
いや、背広って結構機能性高いんですよ。ポケットは標準で使える物が二つありますし、裾のポケットもゲーセンのカード3枚程度なら、入れても特に問題にはなりません。ネクタイ一本でカジュアルとフォーマル切り分けられるし。洗濯も基本は週一のクリーニングですから、ズボンプレスさえ何とかすれば、取り扱いも思ったよりも楽ってなもんで。
リンク先の服面白いですね〜。
僕も服は、カッコよさより機能で選びます。
あとはお約束で価格w
>>ふくいけいじさん
>>緑川だむさん
背広って、確か、元は
イギリスの狩猟用に使われていた
服なんですよね。
だから、本来の使い方をする限りでは
機能的な服のはずで、その意味では
機能重視の人向けなのかもしれません。
何でも入れたり指したり、探す必要が無くて座り放しで楽よ♪ もうドテラは野暮イ!
とりあえず、本日
フィッシャーマンベスト買ってきました。
高温多湿の日本ではちとしんどいのではないかと。
オタクというのは、一般人に比べて(同レベルの体型でも)多汗症の人が多い(逆に極端に汗をかかない人もいるが)気がするので、
一般人が3日に1度風呂しか入らなくても維持できる清潔感に毎日風呂に入ってもかなわないんじゃないかと。
実際私も汗ビッチョリなのに「そんな格好で寒くない?」って言われますし。
僕も汗っかきです。コミケ会場の熱気に
やられることが多いです。
スーツはズボンの折り目が見えなくなったらクリーニングという「しきたり」がありますので、逆に下手な服よりはよっぽど清潔な状態を維持することが可能です。背広も冬物夏物フルシーズン仕様で季節に合わせた物が選べますが、全て同じ着方で着こなしていると見なされますので、ファッション情報収集の手間を惜しむという意味できわめて有益かと思います。
あと、背広って、インド植民地でもビジネスマンは着続けられた代物ですから意外と高温多湿に強い種類がありますよ。仕立屋で聞いてみましょう。まぁ、コミケだろうと九州の炎天下の営業だろうと背広を着続けて乗り切れますので、その辺はどうにでもなりやすいです。