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2005年12月28日

漫画というレッドオーシャン

漫画家の刹那さんが亡くなられた。
はてB経由で知ったのだが。

http://www.shiitake.tv/

刹那さんのHPで告知もされている。
18禁なので、注意していただきたい。

マンガ家の描写盗用問題についての私見の私見

以前、このコラムで盗用問題についての意見を
述べた。

その時、僕を突き動かした動機を述べておくと
あまりに酷い漫画家の生活ぶりとアシの現状がある。
無論、普通の生活を送れる人もいるのも確かだし、
大手プロのアシさんの中には月収200万とかの人も
いる。

だが、大半は酷い。漫画家の原稿料は

小説家やほかのモノ描きよりずっといいが、
その大半はアシ代に吸われてしまう。

僕が始めてアシをやった時は、一日7000円だった。
大学の頃から、知合いに誘われてエロ同人やエロゲ作りにも
手を染めていたので、プロってのは思ったより儲からないんだなと
正直思った。

エロ同人は、その頃から結構金になった。
大学時代は、それでバイトも特にせずにすんだ。
というか、正確なところをいうと、大学の頃にちょこちょこ
知合いのサークルで作ったエロ同人だけで
卒業までに300万近く出来てしまい
なんつーか、おかしな事になっているなぁなんておもったものである。

当初は小遣い稼ぎ程度の気持だったが
一冊で50万とか簡単に稼げてしまい
本気でやれば、家が建つぞオイとか友人と笑いあったモンであった。


その後、ちょっとした新人賞に応募して賞をもらい
とある商業誌(週間)のアシを始めたのだが
プロの生活の凄まじさを味わった。

その当時の先生は、あまり有名な人ではなかったので
アシスタントも2名しかいなかった。

生活は、どうみても酷すぎるの一言。
先生に関しては、徹夜は普通。休みもほとんどなし。
一日中机に縛り付けられて、漫画を描く描く描く。

好きじゃなきゃできない。

アシだった僕もそれにお付き合い。
別に、好きでやっている仕事なのだからまだいいが
労働基準法なんて、勿論適用されない。
締め切り前、作画が遅れてしまい
2〜3日連続で16時間くらい働くこともあった。
残業手当なぞ勿論ない。

で、月17〜20万くらいである。
初期だったからそんなものだ。
僕個人は、色々と学ぶ事も多かったので
それでも良かった。だが、アシの一人は不満タラタラだった。

まぁ、当たり前だ。
こんな職場で不満一つ言わず働くなんて
どう見ても不可能だ。

一方で一日16時間働けば、エロ同人なら月2冊は楽にかける。
上手い事、ねらい目をつけて本だせば、それだけで
100万か200万くらいにはなる。
売れっ子になれば、一冊で300万以上にもなる。
たった30〜40Pの漫画でも。

実に5〜10倍もの開きがある。


末次由紀さんの事で2ちゃんで散々騒いでいる人達を
見ていると、正直、はらわたが煮えくりかえった。
はてBでも批判している人に対して同じような気分になった。

確かに、盗作は問題だし、犯罪だ。

だが、大抵の漫画家の生活をみたら、
とても騒ぐ気にはなれないはずだ。

金がない走り出したばかりの新人漫画家や人気のない漫画家、
商業エロ漫画のようにクォリティが求められるのに
大した原稿料ももらえない職場で、資料無しで
クォリティの高い絵を描けという要求自体が無茶だ。

そして、彼らに資料を探している暇などほとんどない。
週間連載というのは、恐ろしく時間がないのだ。
ちょっと考えればわかるだろうけど。

金も時間のない人に他にどんな道があるというのだ。

週間連載では、締め切りまでたった168時間しかない。
そして、どんなに急いでも一コマ平均1時間はかかるのである。
絵にクォリティを求められれば、そのくらいの時間は
かかるのだ。

一ページ5コマ、18ページとして完成まで90時間前後はかかる。


ネームや打ち合わせに10時間。
睡眠時間を一週間5時間に切り詰めて35時間。
飯やフロを一日1.5時間にして一週間で10.5時間。

漫画家に残されたのは23時間前後になる。
もし、ネームにつまったり、作画に予想以上に時間が
かかったりしたら、それこそ火の車になる。

睡眠時間を削ったり、飯食わずフロにも入らず作画するしかない。


そんな状態だから、週間連載作家が、
連載中にぶっ倒れるなんて珍しいことでも何でもない。
作画中に倒れかけた先生は今までアシした所で
何度もみてきたし、リビングで過労で休んでいる先生の姿も
何度も見た。

真っ青な顔で作画している姿、そして
アシが仮眠をとりに行く横で必死に原画を書く先生。
いつ寝てるんだ?なんて状況は日常茶飯事だ。

それでも容赦なく締め切りはやってくる。
風邪引こうが、ぶっ倒れようが、肺に穴が開こうが
締め切りには間に合わせないといけないのだ。

読者アンケートの結果で悪い結果が出ると
それこそノイローゼ気味になったり、物凄く落ち込んだりする。

もう全てを捨てて漫画描いても、読者はそんな事は
しったこっちゃない。面白いかどうかを冷酷に判断し
ダメな作家を打ち切りに追い込んでいく。

これは、仕方ないし、商業誌なんだから当然だ。
資本主義なら、当たり前の事だし、僕はそれが
悪いというつもりはない。

それに、いわゆる柱漫画が「落ちる」と
雑誌の売上にダイレクトに響く。
10万部単位で売上が違ったりするのだ。

出版社は、何があっても漫画家、とくに人気漫画家には
原稿を一週間であげてもらわないといけない。

又、柱漫画の連載終了で、一気に部数が落ちた雑誌は多い。
場合によっては、100万部単位で落ちる。
DB、SB終了後の少年ジャンプなんて最盛期に600万部だったのが
300万部を割った時期まであるのだ。

今、ジャンプでワンピースとナルトが連載終了すれば
ジャンプの発行部数なんて100万部切るんじゃないか
なんて思う。ジャンプはここ数年、大ヒット漫画を生んでいない。

出版社と流通、印刷業界には、色んな人が働いている。
そういう人達には暮らしがある。そういう人達の暮らしを
滅茶苦茶にするわけにはいかない。

漫画家が原稿を落したしたり、つまらない漫画を描けば
彼らの暮らしにしわ寄せが来てしまう。
売上にダイレクトに響くのだ。

だから人気漫画を漫画家の都合だけで連載終了にするわけにもいかない。
人気のない漫画家は、さっさとクビにして違う漫画を雑誌に載せるしかない。


こういう状況だから漫画家に無理な要求が来る。
より良い漫画を一週間で描けという圧力がかかる。
時間は限られているのに、それでもクォリティを上げろと。

できるわけないだろと言いたい。
価値とコストはトレードオフなのだ。
価値をあげようと思ったらコストをかけるしかない。
この場合は時間だ。
だが、週間連載作家には、限られた時間しか、
つまり一週間しか与えられていない。

だから、無理をする作家が後を絶たない。
睡眠時間や衣食住にかける時間を削って仕事をする。
そうでもしないと、連載枠競争に生き残れないからだ。


パワフルな作家なら、それほど時間をかけずに
描けてしまう人もいる。例えば、バキの板垣先生は
48時間で描けてしまう。無論、大ゴマ使いまくりだから
出切る芸当だけども、そういう人もいる。

そういう人なら話は別だ。
だが、そうでない人のほうが大多数なのだ。

今まで、漫画家で、無茶なスケジュールで
体を壊した人は多い。

場合によってはハードすぎるスケジュールが
たたって死んでしまう人、自殺してしまう人までいる。
刹那さんの死因はわからないが、
漫画業界で漫画家の早世は、そんなに珍しいことでもなんでもない。
ずいぶん前だが、ねこじるさんの自殺。
そしてエロ漫画業界で早世の続く作家達。

安宅篤というエロ漫画家が昨年なくなった。
氏の作品を読んだ時は驚いたものだ。
とてもじゃないが、エロ漫画のクォリティじゃない。
細かい書き込み、トーンの張り込み量。メカデザインの精緻さ。
あんなクォリティを、大して儲からないエロ漫画で続けるなんて
ほとんど自殺行為だと思ったものだ。
おそらく、氏の仕事ぶりは凄まじいものだったろう。
そして、その結果がこうだ。
あまりに悲しい結末だ。

エロ漫画だけでなく、商業漫画でもそうだ。

ある時から見かけなくなた漫画家というのは、皆さん多いと思う。

そういう人達の多くは、体を壊してしまった人達だ。
無理もない。週間連載というのは一部のパワフルな漫画家を
除き、ほとんど人間の限界との闘いみたいなモンなのだ。

連載終了後、病院通いになった作家さんを何人もしっている。
そういう場所なのだ。漫画業界というのは。

そして、描けなくなった漫画家、人気のなくなった漫画家など
出版社と読者は冷酷に捨てる。代わりはいくらでもいる。
漫画家はあたればでかい。だが、その代償に
切られた時の保証も何もない。

こんな状況だと、人が逃げていくのも当たり前だ。

当たる確率が落ちて、使い捨てにされるリスクばかりが
あがっているのだから。


最近、同人への人材流出というのが
一つの問題としてある。
商業ゲーム屋で、原画描いたり、
アシしたり、あるいはプロになるより
同人でエロ漫画描いた方がはるかに儲かるし
良い生活、少なくとも週間連載みたいな非人間的な
環境下で生活しなくてすむのだ。

こんな状況で、アシなんてやったりするのが馬鹿らしいと思い
エロ同人を始める人をどうして責めれるだろうか?

商業雑誌の編集者さんとお話していると
コミケ市場なんてそう長くは続かないとか
同人なんて長くやるもんじゃないとか言う人もいる。

僕にいわせりゃ(メンと向かっては言わないが)
商業誌だって同じだ。

恐ろしく冷酷な雑誌連載枠の生き残り競争と過酷な締め切り。
大抵の漫画家は10年程度で人気を失う。
その後は使い捨てだ。保証なんて何もない。

その上、自殺したり早世したり体を壊したりする漫画家が後を絶たない
商業漫画の仕事場で仕事するのが、そんなにもいい事なのだろうか?


10年で作家寿命が尽きるなら、
より儲かるし、生活もいい、出版社とのしがらみのない
エロ同人に人が流れて当然じゃないか?
疑問は尽きない。誰もおかしいと思わないのか?

その上、漫画商業誌全体で年間2%ずつ売上が落ちている。
マーケット自体が縮小しているのである。
この傾向は下げ止まりが見えていない。

つまり、どこで止まるかはわからない。

僕はこのままだと、漫画に未来がないと思っている。

ネットからもたらされたコミュニケーションというメディアの
新機軸、そして、市場自体がレッドオーシャン化している商業漫画。

ストーリー、キャラ、絵に重点をおいた漫画は
おそらく、今後廃れていく一方だろう。
残念だが、もう限界なのだ。

ドラマや映画、漫画全て同じ問題を抱えている。
グラフィックコストが上がりつづけ、ストーリーはマンネリ化し
キャラは、全てどこかでみたようなキャラしかいなくなっている。
同じ市場で同じ顧客相手の商売をみんなでしているのだから
そうなって当然だ。典型的なレッドオーシャンだ。

上記のようなメディアは、同じ市場で戦うなら

ハイエンド市場に逃げるしかない。
つまり、作家自身をブランド化しない限りは
勝ち目のない闘いに入っていくだろう。


宮崎アニメというのは、そうした傾向を敏感に嗅ぎ取って
「宮崎アニメ」という一種のブランドを作り上げて
映画という映像のハイエンド市場に逃げ込み、
大人の鑑賞に耐えうるファンタジー映画で大成功した例だ。

このブランド化は、ある意味では間違いだった点もある。
「スタジオジブリ」でブランド化するのでなく、
「宮崎駿」という人物自体でブランド化したせいで、
「宮崎アニメ」という形でないとブランドパワーを発揮できないからだ。

宮崎駿が死ねば、そこでブランドパワーは消えてしまう。
ここにジブリのミスがあると僕は思う。

漫画でブランド化戦略無しで生き残るには
もう一度、市場の底辺、あるいは市場の外にいる顧客に焦点を
あわせ、新市場を開拓し、低コストと高価値を手に入れる事を
目指さないと勝ち目がないし、ネットによって
もたらされたメディアの大変動の中で生き残ることはおそらくできない。

新市場においてなら、低い作画コストでも
満足してもらえる顧客がいる可能性がある。

他の要素をつけたし、既存のコストがかかりすぎる
作画などのコストを落しても顧客を満足させたり、
驚かせる作品も描ける可能性がある。

既存市場の読者は要求するレベルが余りに高い。
画力に対する閾値があまりに上がりすぎてしまった。
30年前の絵と今の絵を比べてみればわかる。
絵の標準レベルが上がりすぎている。
そして、そのために漫画家がかけねばならない時間も
それだけ伸びてしまった。

その事が、漫画というコストを上げつづけている。
コストというのは金ではない。時間というコストだ。

作画にかかる時間が延びつづけている。
その事が、漫画の他の要素をどんどん弱くする原因になっている
そして、漫画家自体のクビを真綿のようにジワジワと
しめつづけている。

この状況のままでは漫画家をつぶし、
漫画市場そのものを失うだけだ。

比喩でも何でもなく、既存の商業漫画業界は
血の海、レッドオーシャンだ。
漫画家の血で染め抜かれている。


不道徳な言い方を許してもらえば、
その海には自殺した漫画家や
無茶なスケジュールで早世してしまった漫画家の死体が
ぷかぷか浮かんでいる。波うち際では
体を壊してしまった漫画家がうめいている。


勝ち目のない血みどろの海、
レッドオーシャンでの消耗戦から抜け出し、
ブルーオーシャンを見つけない限りは、
漫画には未来がない。



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posted by pal at 17:35 | Comment(116) | TrackBack(7) | 漫画 このエントリーを含むはてなブックマーク | 編集
この記事へのコメント
漫画家さんは私たちの一瞬の楽しみのために命削っている。漫画家だけじゃなくても何かを創っている人を私は本当に尊敬します。
漫画家の刹那さんを私は知りませんでしたが、ご冥福お祈りします。
Posted by よし at 2005年12月28日 19:44
>>よしさん
コメントありがとうございます。

何かを創るというのは面白いです。
でも、漫画には技術としての行き過ぎが
見え始めているので、違う軸が
必要な時期だと思い始めております。
Posted by pal@管理人 at 2005年12月29日 18:08
なるほど、だから息子が>宮崎
Posted by おぞん at 2005年12月29日 23:48
盗む人は軽蔑します。
必要な能力もないのに、漫画家の座に
しがみついている寄生虫も軽蔑します。

Posted by さつどうましば at 2005年12月31日 00:27
>>おぞんさん
息子さんの監督就任に関しては
そっちの匂いがしますね〜。

>>さつどうましばさん
そういう考え方はあって当然だと思います。
いくら正当化しようとも、犯罪なわけですから。
Posted by pal@管理人 at 2005年12月31日 18:11
限られた期日で製品を納品するのも、一定以上のクオリティを維持するのも
社会人としての常識であると思います。
Posted by 匿名希望 at 2006年01月03日 12:07
アニメみたいに最悪な労働条件で低賃金ゆえに
まともな後継者が育たない業界になっていくのかね
Posted by ww at 2006年01月03日 12:58
なるべく白い画。
なるべく大きいコマ。
なるべく登場人物を減らす。
なるべくフキダシを減らす。
なるべくセリフを減らす。

省力化は読者にも得だと思うんですが。
最近のジャンプは細かすぎて正直読みにくい。
Posted by toori at 2006年01月03日 13:06
書き込みを望んでるのは案外編集側のほうなのかもしれないな、と昔のジャンプと今のジャンプを見くらべてつとに思う。
誰もこんなクオリティを毎週見たいわけじゃないような。

それに、今一番上手い・面白い作家はジャンプではなく同人や隔週刊誌にいるかんじはしますね。
やっぱり今のクオリティで続けるのは隔週が限度臭いような感じがします。

>限られた期日で製品を納品するのも、一定以上のクオリティを維持するのも
>社会人としての常識であると思います。

しかし人間が作る以上、週刊連載で出せるクオリティには限度があるってのがここでの話だったはずですが?
Posted by 千歳 at 2006年01月03日 13:53
>>匿名希望さん
仰る通りです。
ですが、やはり、週間漫画家の現在の仕事量は
問題があると思うわけです。

>>wwさん
まだまだ、漫画家志望の卵は沢山いますし
一発当たればでかい業界ですから
まだ、アニメ業界ほどには酷くないと
思うのですが、このペースで漫画が
売れなくなりつづけると将来は暗いです。


>>atさん
とにかく、作画が問題なんです。
絵とストーリーは漫画の二大要素ですが
週間漫画だとストーリーに費やす時間を1とすると
作画には4から10の時間がかかってしまいます。

同じくらい大切な要素なのに
かける時間があまりに不均等すぎる状態です。
これは昔からですが、絵のクォリティが
求められるようになって以来、
それが酷くなる一方だと感じます。

これはドラマ、映画も抱える問題なんですけれど。

>>千歳さん
絵のクォリティの問題は
難しいです。

http://blog.livedoor.jp/hitokata/archives/29625255.html

こちらのブログで、2ちゃんねるでの絵とストーリー、どっちが大切かの論争を目にしたのですがやはり絵を重要視する方はかなりの数いらっしゃるという印象ですから。
Posted by pal@管理人 at 2006年01月03日 14:56
問題の大半は業界(漫画家や読者)を食い潰してきた出版社や編集部にあるのであって、求める読者にあるわけではない。
「読者が求めるからだ」とは革命の時のキャッチコピーか何かか?
そんな言葉に騙されないように。
アンケートの集計結果に従っても傑作は生まれない。

とりあえず、出来ないなら出来ないと断る勇気を持とう。
それができないなら、連載を辞めれば良い話だ。
(断った人が同人に流れているんだろうなぁ)

余談
版権使用料を払わずに数百万を稼ぐのは質の悪い盗作だと思う。
ファン活動を超越している。
オリジナルは良し。
Posted by あの人 at 2006年01月03日 15:35
使い捨てって言ってるけど出版社に質の悪い(人気の取れない)漫画を載せ続けろってこと?
年功序列がまかり通るようになったらそれこそ漫画市場の終わりじゃないの?
Posted by 匿名希望 at 2006年01月03日 16:39
>>あの人さん
売れっ子の作家であれば、断る事もできるんですが・・・

売出し中の作家はそうもいきません。
それこそ、代わりはいくらでもいるって
状況ですから。

>>匿名希望さん
本文でも書きましたが、出版社は都合上、
売れる漫画を残し、売れない漫画を外す選択を
しますから、それはしょうがないですね。

この部分に関しては、資本主義では
当たり前ですし、競争は必要なので
僕個人も仕方ないと思っています。
Posted by pal@管理人 at 2006年01月03日 21:01
アメコミみたいに完全分業制でクオリティを維持したり色々方法はあるのでは?
商業漫画を描くのには大勢の人が関わっているのに作者として出てくる名前は一人だけってのは違和感がある。
Posted by nama at 2006年01月03日 21:39
リスクが大きいから漫画家をあきらめる、同人へ走る。
これって漫画で表現したい人じゃなくて漫画でお金を稼ぎたい人ですよね。
漫画で表現したい人はこれからも無くならないでしょうし、
月間、隔週雑誌も増えてきている。
あまり悲観的になることもないと思います。
Posted by 匿名希望 at 2006年01月03日 23:13
漫画業界(週刊誌)だけの問題としてでなく
娯楽産業全体としての問題と考えてみる

消費者は
・新しい物
・凝った物
を常に要求する

作る側が真正面からそれを受け止めていたら
いつか、限界が現れる
ゲーム業界も同じジレンマに陥った

娯楽産業なんてものは無くても
生きていく上ではなんら支障は無い
飽きられたらそれで終わり

ブルーオーシャンの開拓と創造は
任天堂の山内博会長が何度も語っていた

任天堂DSの成功は一つの形といえるのではないだろうか
Posted by 任天堂信者A at 2006年01月03日 23:18
経験者ならではの深い考察。考えさせられます。

ところで、劣悪な労働条件にもかかわらず、アニメやゲーム、漫画などの
単価が高いのはどうしてなんでしょうか?

私はアニメ1本DVDで買うくらいなら、映画2本買うほうを選んでしまいます。
漫画を買うくらいなら、小説を買いますし、
ゲームは最近やらなくなりました。

その辺も含めて後日別エントリにて再考していただければ幸いです。
Posted by ゆっきー at 2006年01月04日 00:27
>>namaさん
確かにその通りです。
分業はこれからの漫画に関して言えば
必要だと思われます。

現状、大手プロなどでは、専門のアシスタントを
雇い、そういった人達にはコミックスの売上の
何パーセントかが入る仕組みを取っている所が
あります。

ただ、やはり、そういうのは大手プロだけが取れる
仕組みであって、駆け出しにはキツイです。

アメコミの分業制度にしても、人気コミックスの
権利を出版社がもって、それをライターや
アーティストに書かせているのが現状です。

トッド・マクファーレンがイメージで
原作者出版権を打ち出すまでは、向こうも向こうで
アメコミのクリエイターは厳しい状況だったようです。

>>匿名希望さん
仰る通り、自分の漫画を描きたいという
欲望は、漫画家志望の者なら誰でももっています。

漫画をだす出版社も増えてはいますが
コミックスの売上がここ10年
落ちつづけているので
どうしても先行きに不安を感じてしまうのです。


>>任天堂信者Aさん
任天堂DSの成功は、僕にとっても
非常に刺激になりました。

ああいう風に、漫画を読むのをやめてしまった人や
今まで漫画を読んでいなかった人達に
漫画を読んでもらうための作品群が
これから必要なのだと思っています。


>>ゆっきーさん
それに関しては↓のページを。

http://homepage3.nifty.com/machina/c/c0011.html

日本では著作物指定を受けている書籍、雑誌、新聞、レコード盤、音楽用テープ、音楽用CDは、再販制度によって守られているために、価格が絶対に下がらないように出来ています。

商品の供給元が販売店に対して販売価格を指定して、それを守らせるという制度です。
普通なら独禁法で取り締まられるのですが。

ただ、文化を担う書籍・新聞等を一定の価格で全国で販売することができるようにしないとマズイという事で再販制度で守られているようです。


その結果、一作100億円の制作費がかかる映画DVDと制作費なんて雀の涙みたいな音楽CDや漫画、小説のハードカバーの値段が変わらない、場合によっては、一作100億円かかる映画のDVDより高いなんて珍奇な現象がおきるわけです。
Posted by pal@管理人 at 2006年01月04日 03:22
自分もマンガ家ですからわかります。
作り出すことは大変です。魂を削ってかいてます。
他の人もそうやって描いてるはずですからそれを盗用することはその人の魂を踏みにじる行為だと思います。
Posted by くらき at 2006年01月04日 08:03
そんなに無理があるなら労働環境を変えるしかないと思うけど、
無理でしょうね。
人材が同人に走るのはしょうがないでしょう。
金と時間が有利なほうへ行く。それが当然ですから。
これに解決策なんてあるんでしょうかね。
Posted by at 2006年01月04日 10:50
漫画家に限らず最低以下の労働している人って沢山いますよね。
今の自分がどんなに幸せなのか身に染みました。
Posted by 地底人A at 2006年01月04日 18:32
>>くらきさん
そうですよね。
皆、それこそ命削って描いているわけですから。

ただ、創造と模倣に関しては
この二つは、どちらか、片方だけでは
成り立たず、模倣無くして創造無しの
時代ですから、単純に模倣するな、という事は
できないと思います。

この辺りはTB頂いた404 Blog Not Foundさんが
扱っておられますので、是非、そちらを
一読を。

>>ななしさん
解決策はわかりません。
ただ、自然の流れで同人へ人が
流れ始めていて、今後も止まらないでしょう。

いずれ、電子ペーパーや電子出版で大きな
ムーブメントがおこると思っています。

この二つが大きくなると、
個人が本を出すのが物凄く簡単になるので
(今もネットで流すだけなら簡単なんですが)
そこで何かが変わるかもしれません。

>>地底人Aさん
プログラマ、アニメーターも酷いようです。
今の日本のモノ作りの現場に関しては、
どこも悲鳴ばかりな気がします。
Posted by pal@管理人 at 2006年01月04日 20:01
同人誌は面白くないですよ。ある意味連載がすぐ終わってしまう不人気漫画レベルに感じます。新人の読みきりのほうが読んでいて楽しいです。
18禁はセックス描写にリアリティーがないし、女の子は何かとすぐホモに走るし。絵がうまい人はただ上手いだけだし、下手な人は本当に下手。

キャラクターとストーリーもろパクリならともかく、似てるだけなら別に問題ないと思いますよ。何かにつけて2ちゃん的にパクリだと連呼するのは、ちょっと頭が悪い気がします。
烈火は幽白に似てるとか聞きましたが、雰囲気が近い感じはしますが、むしろ絵は安西の烈火の方が整ってて読みやすい。迫力シーンは丁寧かつ緻密ですし。
あと、単行本のおまけ漫画でアシスタントのコーナーを作っているものもありますよね。

基本的にMのナルシストに向いてる仕事ですので、単純には言えないですよ。あと、エロ漫画ってのは業界がまったく違いますしね。あんなの採算がとれませんよ。

プロダクション制には半分賛成ですが、面白さはないですね。さいとうも本宮もイマイチです。あと原作者つきの作品も外れ多いです。どうしても何か特別工夫のある物語を期待してしまうので、スポーツとか特殊技能系以外は期待はずれが多いと思います。
Posted by ぽんこ at 2006年01月04日 20:06
>>ぽんこさん
コメントからストーリーを重視される方だと
感じました。僕もそうなんですけど。

同人誌大手、特にエロ同人は、基本的にストーリーで売るって本じゃないので、ストーリーを期待している方は同人は向かないのではないかと思います。
僕個人も同人誌は好きではありません。ストーリーが無きに等しいですから。

もっとも、無くてもいいんですが。
エロとキャラが強みの本ですし。


ストーリー部分に関しては、何か特別なモノを期待する方が多いですが(僕もそうですし)、平均以上の作画レベルと強力なストーリーを両立させるというのは、相当に難しい仕事です。そこにリアリィーまで求められると、もう火の車になります。

平均以上の作画というのは、時間がとにかくかかりますので、ストーリーにかける時間を削らざるを得なくなっていくんですよね。

現在のドラマにしろ、映画にしろ漫画にしろ、グラフィックにかける時間とストーリーにかける時間の不均等がどんどん進んでいます。


ストーリーを重視する人と相当数いると思うんですが、グラフィックコストの増加がそちらを軽視させる風潮があるように感じてなりません。

あとストーリーの面白さというのは定量化しにくい為、個人差が激しいです。プロの編集者でも何が面白いのかという点については、判断しにくい時代です。

有名な話ですが、ワンピースをジャンプの編集長が
「あの漫画がヒットするとは思わなかった」と言っています。他にも同様の例は沢山あって、ストーリーのよさというのは、一人の人間では物凄く判断が難しいんです。個人差がでかいので。

この辺りは、非常に難しい問題で、要求の厳しいユーザーを満足させようとすると、どんどんコストがかさんでしまい、身動き取れなくなるというジレンマにゲーム、漫画、アニメなんかが突入している状態なんだと思います。
Posted by pal@管理人 at 2006年01月04日 20:36
気がついたら全文読んでいました。
ストーリーと作画の天秤がどんどん作画よりになっていく、これは漫画の本質が変わりつつあるんじゃないでしょうか。

作画に魂を削るというのはわかるんですが、我侭な読者の一人として言わせて貰うとストーリーに面白みを感じなければやっぱりキャラクター、つまるところ絵に愛着を感じません。

かなり偉そうな言い方ですいませんが、僕は漫画におけるストーリーとは種、絵とは養分、水、日光だと思っています(エロは別の話かも)。

極端な話、もし今後漫画がイラスト集化されるならば、僕のような読者は、古い考えを持った古い読者として端に追いやられるように思えて残念です。
僕にとって漫画とは小さい頃から親しんできた教師のようであり、友達のようでもある存在ですから。
Posted by アルバトロス at 2006年01月04日 21:53
こういう事情を知ると矢吹健太郎
の凄さを改めて実感しますね。
なるべくトーンを使わずに綺麗に見える絵柄
は差し引き無しで尊敬しますよ。
キャラデザインやストーリーを含め決して
超人ではないのに若いのにあの世界で成功を収めた
彼は人間としては頭がいいのかもしれません。
あとは小畑みたいにストーリー担当の人をつけて
もらえれば看板張れるかも。
Posted by ひかり at 2006年01月04日 23:09
>こういう事情を知ると矢吹健太郎
>の凄さを改めて実感しますね。
>なるべくトーンを使わずに綺麗に見える絵柄
>は差し引き無しで尊敬しますよ。
>キャラデザインやストーリーを含め決して
>超人ではないのに若いのにあの世界で成功を収めた
>彼は人間としては頭がいいのかもしれません。
>あとは小畑みたいにストーリー担当の人をつけて
>もらえれば看板張れるかも。



…それはひょっとしてギャグで言っているのか!?
Posted by 釣られてあげる at 2006年01月05日 00:48
えーと
大変ですよね〜
でも好きなことやって金もらってなんて出来るだけでも幸せですよ
それが出来ない人も世の中にはたくさんいるんですし、漫画家になってみないとわからない苦労と共にそれでは知りえない苦労をしている人も多いですよ

でどうしてもやっていけない状態ならみんな共倒れするはずが続けられる人もいると、そういうことなら淘汰の中で業界の構造が変わるのを待てばいいんじゃないですか?それがよりきついほうになる可能性もありますけど。
社会は常にいやならやめるか変えるかの二択ですよ。選択できる立場の人間に限った話ですが。
とバーっと読んだ感想です。
Posted by をあじ at 2006年01月05日 01:45
漫画、アニメが駄目ならゲームはどうですかね。
実際任天堂さんなんかはニンテンドーDS(以下NDS)で今年4本もミリオンセラーを出し続けていますよ。
そのどれもが俗に言うお金のかかるCGムービーを一切使用していませんし。
ゲームの場合絵が全てではないという路線になりつつあると思います。
ただ、ゲームは画像ではないと有限実行できるメーカーはまだまだ少ないんですが。
Posted by at 2006年01月05日 02:31
なんにせよ、盗作した漫画家は万死に値するということに、
漫画家の生活が大変であることは一切関係ないね。
Posted by よ at 2006年01月05日 02:40
悪いとか犯罪とか言うことを完全に抜きにしても、
人のものを盗んでいるという時点で
全てにおいて本末転倒なのでは……

盗作についての議論は他でいっぱいやられてるので私は省きますが、
そもそも、
新しいものを生み出したいから漫画家になるんじゃないんですか……?
「もう出し尽くされたから」とかいう理由で「辛い」「大変」「こっちも必死なんだ」とか言われても、
建設費を節約したいから鉄筋を抜いたどこかの社長と同じ理屈にしか聞こえません。
たとえ盗作じゃなくても、身を削っても既存のそれと同じものしか生み出せない程度の人に、
わざわざ体壊してまで描いて貰いたいと思えないです。

近いうちに漫画の寿命が来る、というのが仮に現実になったとしても、
その原因は、過酷な労働状況でもなく、冷酷な読者の批判でもなく、
ただの老衰ですよ。自然死です。
個人的にはそんなことになる心配はまったくしてませんがね。
Posted by 邦 at 2006年01月05日 03:25
初めまして。02と申します。

作品の質として、絵の比重が上がったのは
編集者と話していても感じます。
思うに、上で述べられているように
ストーリーよりも画力の方が良し悪しが明瞭で
言及しやすいからではないでしょうか。

同人に関しては、出版社側が働きかけない限り
商業誌との利益格差は変わらないでしょう。
ある程度そちらで稼げることが分かった人が、
商業誌で描くことに固執するリスクを避けようと
考えるのはごく自然なことと思います。
Posted by 02 at 2006年01月05日 07:34
正直今の商業誌は中抜きが大杉

中抜きが殆ど無い同人に売れない作家が走るのも良く分かるよーな。
編集の殺害スケジュールもわかるんだが、それに応じた高すぎる賃金とか(言い方悪いが、人気職なんだから低級デジドカ並の低賃金でもやる人間いると思うんだ)
現場の人間がトコトン搾取される構造ってのは変わらないといけないと思います。

密度の高い仕事が要求されてるのに、収入源が旧来のままってのも変えないといけないと思うし。
Posted by ごき at 2006年01月05日 09:46
漫画家さんやアシさんがとても過酷な労働条件の下で作品作りをしていることがよくわかりました。本当に大変だと思う。
だから、そうして命を削って作られた作品を盗用し楽して儲ける人を擁護する気にはならない・・・。
末次由紀さんに関する記述にはクビをかしげてしまいました。

これからの週間連載は分業化が進むのでしょうか。
Posted by まあ at 2006年01月05日 12:37
根本的な問題解決にはならないのですが、
週刊連載のスケジュール問題点については以下のようにするのはどうでしょう?

それは人気作を隔週で載せていくという方法です。
そうすれば一応週刊発行という雑誌の形態は守れると思いますし、
作家さんにも週刊の時ほど負担が掛からないと思います。
それと必ず雑誌には1,2本読み切りを入れるようにすれば、
連載陣の固定化もしないで満遍なく回ります。
あと読み切りで人気の出た作家には、
そのまま連載陣に加えるようにすれば、
雑誌のマンネリ化も防げるようになると思うのですが?


Posted by ユリイカ at 2006年01月05日 13:49
盗作云々言ってる人で末次由紀の漫画を
読んだ人ってどれくらい居るんだろう?
雑誌の看板張れる位有名な人で友達の女の子も
持ってる人結構居たんだが知らないのかな?
自分は漫画の玄人だから盗作するような人の漫画なんか読みません、てか?馬鹿丸出し。
ストーリーとかに関しては昔から少女漫画は少年漫画の遥か上にいますがそんなことも知らないのに漫画についてゴチャゴチャ語るなと言いたいね。

まあ掲示板の自作自演はフォローの仕様が無いが…。

安宅篤お亡くなりになってたのか…ビクトリーウエーブ好きだったのにな…。
Posted by やみ at 2006年01月05日 14:32
井上が描いたのはバスケットそのもの。
末次が描いたのはバスケットができる格好いい男。
描きたいものが根本的に違う。
新しいものを生み出すためにとか言ってるが、
彼女は別にスポーツ漫画を描いてたわけじゃない。
カッコいい男を描くためなら手段なんか選んでられないという必死さの表れだと思いましたがね。
今回だってパクったのが井上じゃなかったらこんな
騒ぎにはならなかっただろうし。むしろ重罰を与えた
出版社の無能ぶりの方が問題だと思いますが。
Posted by 銀河 at 2006年01月05日 14:45
何であれ盗作は駄目だと思いますよ。
流石に処分は厳しすぎますが。
Posted by じろ at 2006年01月05日 15:08
鈴木みそ著「銭」という漫画の一巻に出版社の立場が書かれています。有り体に言ってしまうと、雑誌が半端じゃない大赤字でその赤字を単行本の黒字で埋めるビジネスモデルといっていました。(赤字の原因は雑誌の販売チャネルが多すぎることと公称部数と発行部数の乖離による大量の返品の多さによる。)そのため、漫画家には休み無く書いてもらわないと、単行本で赤字を埋めることすらできない状態だと。なので、雑誌で単行本を売るための仕込みを行う現状の漫画の販売のあり方そのものを変えないと、漫画家の待遇改善にはつながらないと思います。電子ペーパーを利用することが前提の漫画雑誌自体が無くなる時代かもしれません。

ただ、同人も崩壊の兆しが見えつつあります。実際冬コミでパロディゲームを4万部プレスしたところが、コミケ寸前に警告を受けて販売取りやめたケースが生まれています。4万部を1500円で売れば6000万円。もはや無視できる数字ではないでしょう。
このように同人が利益を生み出す状況の認知度が高くなりすぎると、間違いなく原作を持つ商業部門による手入れが入る趨勢になっていくと思われます。そうなれば、フィギュアのように当日版権などの取得が義務づけられ、同人誌の新刊を扱うところが訴えられるケースも出かねないと思います。たとえ、
そうなると、ますます手軽にコンテンツで稼ぐ手段が先細って行くのでしょうか。
Posted by ふくいけいじ at 2006年01月05日 20:25
以前ゴーマニズムで小林氏が
小泉や竹中が推進している競争原理主義について
「やつらは本当の競争を知らない。わしは本当の競争社会でおかしくなった漫画家たちを見てきたからわかる」といってましたが、なるほどこれを読むといかに漫画家がすさまじい環境で生きているかがわかります。
誰かがなんとかしなければいけないかもしれませんが解決するのは難しいでしょうね。
Posted by めるめる at 2006年01月05日 20:27
>>アルバトロスさん
漫画の本質というと、僕個人は
製作コストが安いが、グラフィックとストーリーを
両立させることができる媒体という位置付けです。

ただ、作画技術が進歩するにつれて、作画コストが
どんどんあがってしまい、場合によっては
アニメ絵よりも時間がかかるケースがでてきています。
(トーン貼りまくりの線、背景書き込みまくりの漫画とか)

ストーリーに関しては、いまだに手塚のものを超える作品は
少ないのですが、絵に関しては手塚よりキレイな絵を
描ける人は沢山います。

不均等に技術が発展してしまった例だと思われます。

最も、ストーリーの創作に関しては、
技術的なものとは少し違うので
暫時的に発展させることが難しいのですが・・・

>>ひかりさん
彼の絵は、確かにシンプルで美しいです。
デザイン部分の強さがあります。


>>をあじさん
そうですね。
好きなことをしていられるわけだから
みんな、こんな条件でも漫画を続られるわけです。
好きなことやって飯食えるほど幸せなことは
そうないと思います。


>>ななしさん
将来的には、漫画もそうなると思います。
今までの漫画は感性志向でしたが
これからの漫画は機能志向になるのかもしれません。

そうなったら、「実用的な漫画」という形のジャンルが
生まれて花開くかもしれません。


>>よさん >>邦さん
うーん、それが難しいんですよ。
かわぐちかいじ、荒木飛呂彦、池上遼一あたりの
有名作家でも盗作した前科があって
盗作した作家全員万死に値するっていうなら
かなりの有名作家がごっそりいなくなる可能性があります。

井上雄彦さんもその可能性がある一人ですし。
それで皆さん、よろしいのでしょうか。。。

盗作疑惑を追及しすぎると
作家も読者もみんな不幸になっちゃうんですよ。

「新しいモノ=既存のモノの組み合わせ」
の時代なので、模倣と創造は隣合わせなんです。

単純なトレースはルール違反でもいいですが
それ以外の部分では線引きが人間の主観に任されている為
客観的な評価が難しいんです。

>>02さん
02さんも同じ事を感じておられるんですね。
僕も同感です。

漫画が売れなくなっている上に
絵の標準レベルが上がりすぎてますし
これからは大変な時代だと思います。

>>ごきさん
出版社も、今大変ですから・・・
本屋もそうですけど・・

結局、そのあたりは404 blog not foundさんの
言う通り、ブローカーは少ないのにメーカーが
多すぎるから力構造がブローカーよりになっちゃうんですけども。

新しい流通チャネルが開拓されない限りは
この構造は変わらないと思っています。

>>まあさん
上でも述べた通り、漫画家の盗作と創造に関しては
隣合わせ、あるいは表裏一体なんです。

模倣(あるいは盗作でもいいですが)と
創造は表裏一体でそれに線引きするのは
第三者の主観なのが現実です。

このあたりに関して、沢山の方に
ご理解頂ければと、思っております。



>>ユリイカさん
本文でもちょっと書きましたが、出版社が
人気作家に沢山本を出してもらわないと
経営が厳しくなる一方なのが現状です。

だから、どうしても人気作家には沢山漫画を
描いてもらわないといけなくて。

どうしても作家に負担がかかる構造なんです。

>>やみさん
ストーリーに関しては、確かに少女漫画は
強いと思います。

既存の商業誌では恋愛漫画ばっか扱わないで
女性作家には、もっと他のジャンルの漫画も
一杯書いて欲しいと思います。

そうしないと、ストーリーのマンネリ化の嵐から
逃れられないので。



>>銀河さん 
>>じろさん

色々ありますが、僕も講談社は
ちょっとやりすぎだと思います。

たけくまさんと同じで、有名作家の盗作騒動は
これまでしばしばあったのですから
もうちょっと丸くおさめる方法はあったはずです。

他にも方法はあったんではないかと。


>>ふくいけいじさん
このあたりは、漫画雑誌社全てが抱える悩みです。
ジャンプとかマガジンなら、まだ利益が出せているのですが
月刊誌だったり、人気のない雑誌は赤字の雑誌があります。

純文学誌とかになるとさらに酷いです。

ですんで
今年から講談社がネット配信に本格的に乗り出すようです。
そっちで何か変わればいいと思うのですが。

同人誌に関しては、確かに色々と問題が出始めています。
今の所、問題はそうないのですが、
このまま市場がでかくなりすぎると
手軽に稼げるコンテンツ手段というのは限られていくかもしれません。


>>めるめるさん
漫画家の世界は、本当に過当競争です。

小林氏は、ギャグ漫画というジャンルをすてて
ゴーマニズム宣言で、論壇系漫画というジャンルを
開拓して、そこで上手くやっています。

あの手法は見習うべき所があると僕は思います。
現在の主流漫画ジャンルは、競争が激しすぎて
漫画家にかかる負担がもう洒落になりませんから。

Posted by pal@管理人 at 2006年01月05日 21:45
> 上でも述べた通り、漫画家の盗作と創造に関しては
> 隣合わせ、あるいは表裏一体なんです。
>
> 模倣(あるいは盗作でもいいですが)と
> 創造は表裏一体でそれに線引きするのは
> 第三者の主観なのが現実です。しすぎますが。

そういうケースもあるというだけで、そういうケースは最近は特に問題になったことはありませんね。
Posted by 犬 at 2006年01月05日 22:24
漫画業界はこれからゆっくりと縮小していって
気がつけば、1番売れてる雑誌が40万部とかになってそうだ
Posted by 至郎田 at 2006年01月06日 01:30
>既存の商業誌では恋愛漫画ばっか扱わないで
>女性作家には、もっと他のジャンルの漫画も
>一杯書いて欲しいと思います。

赤石道代が歴史ものっぽいのを少女漫画誌で描いてた
ような気がしますが…よく考えたら花とゆめや
ウィングス系の雑誌は昔から恋愛以外のテーマを
扱った作品が多かった気がします。青年誌や少年誌
へ行った人も居ますし。雑誌が多過ぎて面白い作品をサーチするのが大変ですが。ストーリーのマンネリ化は少年漫画の方が遥かに深刻だと思われます。
Posted by 銀河 at 2006年01月06日 01:58
弐瓶勉やレンガワークスみたいに自分の趣味の世界を
突き詰めて行ったら何時の間にか商業誌で描くことに
なっていた。みたいな人ってある意味勝ち組みなのかもしれません。なんか連載干されても同人で普通に似た様なものを描いてそうですし。
Posted by giru at 2006年01月06日 02:29
マジックの世界だと既存の物にほんのちょっと+αしただけでオリジナルって認められますよね。あの業界真似したらどうでしょう。パクリに対しては相当心広い(というかどんな新ネタもパクリ前提)ですし。むしろたくさんのマジシャンに模倣されてこそ超一流のマジックの証!みたいなのがありますしね。漫画では上手くいかないんですかね。パクリOKで全然問題ないと思うんですけど。

結局、皆パクリや模倣は必須と分かってるくせに、建前でパクリ禁止といってるのがおかしいんじゃないでしょうか。これ、ルール作ってるのがクリエイターじゃないから、なんですかね。

マジックキャッスルのような、マジシャンが運営する、マジシャンに対する、マジシャンのための組織が無いとダメなのかもですね。既にあるならごめんなさいですけれども。
Posted by MRS at 2006年01月06日 04:48
漫画を見る側としては絵が水準以上あったほうがいいし、そこにコストがかけられているのはいいと思う。
しかしストーリーがしっかりしていないと登場人物に感情移入できないし・・・。
漫画が作家さんの思いを表現する媒体であるならば、より感動できた実体験や考え方なんかをしっかり持っていないと作品が安っぽくなっていくような気がする・・・。そのバックアップが見た目重視の作品の氾濫なんじゃないかと。
任天堂DS(というか任天堂)の復活はやはり面白いゲームとは何ぞやと言うことが禅問答でき本質を理解しているからだと思う。漫画も絵で感動するよりもストーリーや作者の考え方に共感を持ったときなんかのほうが記憶に残ると思う。
業界としては行き着くところまで行って目を覚ますしかないと思う。屍がいくつ浮くことになろうが、青い海を見つけたときに同じような構造をしているようじゃ元の木阿弥になる。

したいことをして浮かばれないのがほとんどってなんだか悲しいですね
Posted by ひでりん at 2006年01月06日 08:09
>>犬さん
確かに、表立って問題にはなりません。
漫画界内部で、互いにパクリを指摘しあうという
事はまずないですから。

ただ、外部では、時々、指摘されてしまう事は
よくあって、毎年のようにどこかで盗作騒動は
起きてますし、2ちゃんねるなどでは盗作作家の
レッテルを貼られてしまった漫画家が何人かいます。


>>士朗田さん
そうですね・・・
そうならないようにしたいのですが・・・


>>銀河さん
花と夢や、ウィングスは、確かにちょっと毛色が違いますね。

個人的に、花と夢は、セックスとホモネタが多いという印象です。
性表現が、18禁以外で一番過激な雑誌じゃないかと思います。

あとストーリーのマンネリ化については、
物語のストーリー自体に村上春樹がいったように

「人間が穴に落ちる/穴から這い上がる、穴の底で死ぬ」

という絶対的な定型が存在し、それを繰り返す事しか
できません。だから、どの物語も、マンネリ化するのは
ある意味で避けられない事だとも言えます。


>>giruさん
そうですね。
同人で商業誌みたいな話描く人みると
僕も

「同人なんだから商業誌と違うもの描こうよ・・」

とか思うことがあります。趣味の世界を描いて
それで連載取れれば、それほど嬉しいことは
ありませんね。

>>MRSさん
そういう組織が必要なんだと思います。

「既存の物にほんのちょっと+αしただけでオリジナル」
ってのが、漫画の現状ですから。
それでいいと思うんですよね。

同人誌だってそうだし、
そのあたりにはもっと寛容になっていいのではないかと
思います。



>>ひでりんさん
任天堂DSみたいに
「面白い漫画とは何か」を突き詰めて考えていって
それでいらないコストを殺ぎ落とし、新しい価値観を
提供すべき時期なんだと思います。

それをどうするかが問題なのですが、
色々と自分でも考えております。
Posted by pal@管理人 at 2006年01月06日 21:06
あけおめです。いつも読ませていただいております。

読者から求められる作画のクオリティが高すぎることが、漫画家やアシさんを追いつめている原因ということですね。

そこで疑問なんですが、業務プロセスの見直し等による、制作技術面でのイノベーションはありえませんか?人的資本の追加投入なしで生産性を上げる手法の開発も、表現技術の向上と同じくらい大事だと思うんですが。

作画の参考書はあっても、そういう制作過程の方法論について書かれたものはあまり聞かないですね。各々のクリエイターやプロダクション内の暗黙知のようなものはあるみたいですが。

上の方にある「ユリイカ」さんのコメントもそういう案のひとつとして、もう少しいろいろと考えられそうです。

芸大なんかにいけば、そういう「集団制作論」みたいなカリキュラムもあるのでしょうか?
素人の素朴な疑問です。あればみんな採用してるよなー。それでも漫画好きとしては、なにかしらその方面で破壊的イノべーションが出てくることを期待せずにはいられない・・・
Posted by haidarakeneko at 2006年01月07日 01:12
偶然訪問したブログですが、親しい友人にマンガ家がいることもあって、興味深く最後まで読ませて頂きました。

友人から少しは裏事情を聞いていましたが、そこから想像してたよりずっと、マンガ業界は危機的状況にあるんだと理解しました。
確かに、ここまで作画レベルを上げる必要性ってほんとにあるんだろうか?って疑問は最近強く持ってました。
「バスタード!」のように作画レベルそのものを売りにしてる作品はしょうがないとしても、必要以上に書き込ませることでかえって読みづらくなっている作品が沢山ある気がしています。

ただ、こういった作画重視・ストーリー軽視の状況は改善されてない悪化していると思いますが、過酷な労働状況に関しては、改善されてきて無いんでしょうか?
例えば、昔だと週間少年誌の連載は連載が終わるまで絶対毎週載っていましたが、最近は時々(計画的に)休載するのが当たり前だし、人気作品で、ほぼ隔週でしか載らない作品もあります。
これは、作画レベルの向上から「そうせざるを得なかった」だけなのかもしれませんが、人気作家にはとにかく量を書かせろ、という従来からの態度が反省されているのではないでしょうか?
ユリイカさんが提案している方法は、既にある程度実践されているんじゃないかという気がします。
少女誌、特に「花とゆめ」「LaLa」ではずっと昔から隔号連載、不定期連載は当たり前だし、その成功事例がある程度、少年誌の世界にも取り入れられつつある気がしています。

あくまで部外者が外から見ててそんな気がしているだけなので、現実はそんな甘くないのかもしれません。
どうなんでしょうか?
Posted by T.M. at 2006年01月07日 04:23
>haidarakenekoさん
いつもお読み頂き有難う御座います。
常連の読者さんがいらっしゃるというのは
ブログ管理人にとっては励みになります。


業務プロセスの見直し等による、制作技術面でのイノベーションについて、ですが、
現状の出版という形では、かなり難しいです。

漫画製作技術は大まかにわけて

ネーム

下書き

ペン入れ

トーン、ベタ等の仕上げ

からなりますが、現状の「白黒印刷」の
世界では、どれもほぼ必須といえます。

ただ、ネットでのデジタル出版時代になれば
ペン入れ及びトーンはなくてもかまわないと
思われます。

白黒印刷だと、白と黒しか表現できないために
グレーの表現ができません。
ここが鉛筆、墨などによる表現との違いです。

そこで苦肉の策として
漫画家は、トーン技術や、ペンによるトーン表現を
発達させたわけですが、所詮はまがいもの。
鉛筆や墨によるグレー表現にはおよびません。

白黒印刷は、一番雑誌製作コストが安いので
主流になったわけですが、逆にそのことが
漫画家の製作を困難にしています。
ペン入れとトーンという余計な作業をさせているわけですから。

デジタル時代になれば、「グレー」を表現しても
製作・出版コストは変わらないので
デジタル出版の時代になれば、おそらく
製作コストの低減が可能になるのではないかと
思います。

この辺りは、又、別のエントリで
考察すると思うので、そちらを
お読み頂ければ、と思います。


>>T.Mさん
過労な状況は、大分改善されたと言える場所もあります。出版社側の改善もありますが、流通チャネルが増えたせいがでかいと思います。

10年前と違い、今じゃ、漫画をだす出版社は沢山あるし、同人マーケットもあります。人気のある作家なら「条件悪いなら他の雑誌にいくからいいよ」と簡単にいえる時代なので。

ただ、人気のない作家などは、やはり未だに厳しい条件で働いていますし、エロ漫画家もかなり酷いです。これは、仕方ないのですが。実力の世界ですしう。

本当に厳しいのは、走り出しや人気のない作家などですね。人気作家になれば、ある程度の条件を出版社から引き出すことは、現状で十分可能です。

最も、漫画の売上がどんどん減っているので、出版社が淘汰されていけば、又、元の状態に戻ってしまうと思うのですが・・・・

Posted by pal@管理人 at 2006年01月07日 20:27
末次由紀さんは他のマンガからの直トレースだからやばかったのでは?
Posted by スープ at 2006年01月07日 20:41
>>スープ
それはありますが、絵のトレースより金田一の盗作騒ぎみたく、他の推理小説のトリックを丸ごとパクッた奴のが遥かに悪質だという見方もできます。

でも、単行本全回収、連載打ち切りとまでは
いってませんし。

過去の例からみても、講談社はちょっとやりすぎなんじゃないかと思うわけです。盗作騒ぎは講談社でも何度もあったわけですが、あそこまで厳しい処置が取られる必要があったのかと。
Posted by pal@管理人 at 2006年01月08日 20:48
末次なんとかは盗用云々よりも自作自演擁護とかいう人間性疑われることやっちまった方に問題があったんじゃないの。絵盗んで人欺いて成り立っちゃうならボロイ商売だ、と思っちゃったしね実際。
早筆だったことが自慢だったらしいのがそれもトレスじゃあね…
Posted by 智 at 2006年01月19日 04:40
>>智さん
末次さんの件に関しては、
確かに、彼女に責任があるのは否めません。

ただ、絵を盗んだか否かという問題は
トレースで無い限りは、最終的には主観の問題
(そこにオリジナリティが付加されているか否か)
なのが現状ですし、人を欺くといっても
ストーリーが再生産の時代に入っていると
言われる現状では、以前あったものを
ちょっと並べ替えて読者の前に提供するのが
せいぜいなのが現状です。

盗作、剽窃といった問題について、
「オリジナルなんて無い」
といわれる時代に入っているのに
その概念自体が、恐ろしく古いもののまま
であるのが、一つの問題としてあるように
思えてなりません。
Posted by pal@管理人 at 2006年01月20日 23:45
長年の読者として気になったので一言だけ…。
花とゆめって性表現なんか殆ど載ってませんけど。
せいぜいキスシーンくらいですが。
少女コミックと勘違いなさってませんか?

あまり知ったかぶって語ったことが間違っていると
長々とお書きになってる他のことまで
信用できなくなってくると思うのですけど…。
Posted by tama at 2006年01月20日 23:58
>あまり知ったかぶって語ったことが間違っていると
長々とお書きになってる他のことまで
信用できなくなってくると思うのですけど…。

tamaさんへ
かかれていることの10のうち1間違っていたとしても
そのことで、かかれていることのすべてが間違いだとういうのは早計ではありませんか?

仮にあなたの意見が正しいとしても、
それでここで書かれている意見がすべて間違いだということにはならないと思いますが…

もし間違いを指摘したいなら
その該当部分だけをしたらいいことだと思います
Posted by ユリイカ at 2006年01月24日 00:44
>>tamaさん
花とゆめに関してですが、
僕が始めて「花とゆめ」を読んだのは10年程前で
その頃、連載していた作家さんの作品で
ヒロインが強姦されたり、近親相姦の話が
あったり、男色系の話があったりと
それまで主に読んでいた少年誌系の
コミックスとは、違った過激な性表現が
多くて、驚かされたんです。

その頃の印象が未だに強く残っていて
花とゆめは性的に過激という印象を未だに持っています。

>>ユリイカさん
フォローして頂きありがとうございます。
Posted by pal@管理人 at 2006年01月24日 19:55
絵のクオリティが要求されるようになっている、
というのは、マンガ業界の全体的な視点から見れば、そうかもしれません。
ですが、最近のジャンプの中堅、たとえば、
銀魂とかネウロなんかは、かなり絵が雑ですが
それなりの人気を得ていますし。
読者の好みが変わり始めてるんじゃないでしょうか?

とはいっても、両者とも濃厚なストーリーがあるわけではなく、
独特の台詞回しやキャラクター性が人気になっているわけですが。
これをマンガの進歩と見るか、堕落と見るか、
けっこう自分の周りの人間の間では、意見が割れていたり。。。
Posted by KC at 2006年03月20日 16:14
>>KCさん
その時代、時代において
読者が評価するものは違うので
それはそれでいいんだと思います。

ストーリーや絵だけが漫画ではありませんし、
キャラやセリフ回しでユニークさを演出できる作家が
これからは強くなるのかもしれません。
Posted by pal@管理人 at 2006年03月20日 18:53
私も(趣味で)
漫画を書いてますが・・
ネーム・・
話は完全に既存作品のパクリには
ならないんですが
(だっていままでにないジャンルだから)
作画面が駄目なんですよ・・
一週間で仕上げるのはまず無理・・
そういう意味では
作画<時々の連載<質
を選んだ冨樫先生は
凄いと思います・・

パクリは私はむしろ容認しています・・
もう出尽くした作品に
オリジナルを求めるの方が難しいかと・・

華倫変氏はわざと下手な絵を描き
コマ割や展開・・そしてストーリが
よいだけで
名作になったのだから凄いと思います
Posted by F at 2006年03月29日 23:23
漫画家が大変な仕事だというのはわかった。

では、漫画家が血反吐吐く様な思いで作り出したキャラや設定を、何の苦も無くパクり、エロ同人で大儲けって行為はなんなんでしょうね?
Posted by コヨーテ at 2006年07月08日 00:35
引用権ってのが著作権法であるんですから、出所をちゃんと明記して数ページに1駒トレスするくらいなら、なんとかなりませんか?

あとは、ある程度雑誌連載で売れて固定客が付いてきたら、連載はたまにやる程度にして、一冊まるごと書下ろしをメインにするとか。

いっそ新人賞のページ数の規定を200〜300くらいに大増+アバウト化して、書き下ろしでデビューさせる、小説家方式に変更するとか。
Posted by kk75 at 2006年07月16日 01:32
偶然にここに辿り着き、個人的に非常に興味深い話題であったた為一通り読ませて頂きました。

いきなりで何ですが、論議になっている点について
ニ・三私見を記述させて頂きます。

・盗用の件
 盗用と一概いっても様々な物があると思います。
 管理人様の記載されていた漫画家さんについては、トレスで他人の絵を自分の下書きにする行為を行っている事から容認出来るものではありません。
 確かに漫画家さんの作画時間が限られているという事はわかりますが、
 同じ状況にいる別の漫画家さんが時間をかけて作成した下書きをそのまま使うということは
 自分が楽をする為に他の作家さんを貶める行為です。
 それとは別に「ロミオとジュリエットの様な物語を作りたい」といったオマージュと言うべき模倣については私は否定しません。
 漠然とした想像・空想の中から自分なりのものを作り上げることは創造と言えると思う為です。

・作品完成までの時間
 私も漫画を描いています。
 丁度今アシスタント募集要項に記載されている背景2点、人物画1点、効果線1点の作成を終えた所です。
 アシスタントとして雇って頂く為にそれなりの時間を掛け力を入れて描きました。
 漫画家さんの現場をまだ実際に見たことの無い私には作画レベルや作画時間等で言えることはありませんが、
 一つだけどうかなと思うことがありますので記述します。
 これは私に限ったことでは無いと思うのですが下書き(鉛筆描き)に掛かる時間というのは意外に少ないのではないでしょうか。
 逆に時間の掛かる工程はペン入れ(ベタ・効果線含む)とトーン処理(張り・削り)だと思うのです。
 現在の印刷技術は鉛筆画をペン画同様に印刷できるものだと思います。(煙を少なく等)
 私は印刷所に勤めたことはありませんがコピー・プリンタのメーカーに勤めた経験があり、いつもこの点を不思議に思うのです。
 ペン画が鉛筆画より綺麗に出るのは確かです。
 しかし作家の処理能力が限界であるならば、ペン入れという工程を最小限に留める印刷方法の考案を出版社と印刷所は出来ないものなのでしょうか。

私は漫画を描く事が好きです。
現在は如何にすれば良いものが描けるかという事しか考えられませんが、
業界の状況が好転することを祈っております。

冗長になり誠に申し訳ありません。
Posted by もちもち at 2007年06月27日 02:06
偶然にここに辿り着き、個人的に非常に興味深い話題であったた為一通り読ませて頂きました。

いきなりで何ですが、論議になっている点について
ニ・三私見を記述させて頂きます。

・盗用の件
 盗用と一概いっても様々な物があると思います。
 管理人様の記載されていた漫画家さんについては、トレスで他人の絵を自分の下書きにする行為を行っている事 から容認出来るものではありません。
 確かに漫画家さんの作画時間が限られているという事はわかりますが、
 同じ状況にいる別の漫画家さんが時間をかけて作成した下書きをそのまま使うということは
 自分が楽をする為に他の作家さんを貶める行為です。
 それとは別に「ロミオとジュリエットの様な物語を作りたい」といったオマージュと言うべき模倣については私は否定 しません。
 漠然とした想像・空想の中から自分なりのものを作り上げることは創造と言えると思う為です。

・作品完成までの時間
 私も漫画を描いています。
 丁度今アシスタント募集要項に記載されている背景2点、人物画1点、効果線1点の作成を終えた所です。
 アシスタントとして雇って頂く為にそれなりの時間を掛け力を入れて描きました。
 漫画家さんの現場をまだ実際に見たことの無い私には作画レベルや作画時間等で言えることはありませんが、
 一つだけどうかなと思うことがありますので記述します。
 これは私に限ったことでは無いと思うのですが下書き(鉛筆描き)に掛かる時間というのは
 意外に少ないのではないでしょうか?
 逆に時間の掛かる工程はペン入れ(ベタ・効果線含む)とトーン処理(張り・削り)だと思うのです。
 現在の印刷技術は鉛筆画をペン画同様に印刷できるものだと思います。(煙を少なく等)
 私は印刷所に勤めたことはありませんがコピー・プリンタのメーカーに勤めた経験があり、
 いつもこの点を不思議に思うのです。
 ペン画が鉛筆画より綺麗に出るのは確かです。
 しかし作家さんの処理能力が限界であるならば、ペン入れという工程を最小限に留める印刷方法の考案を
 出版社と印刷所は出来ないものなのでしょうか。

私は漫画を描く事が好きです。
現在は如何にすれば良いものが描けるかという事しか考えられませんが、
業界の状況が好転することを祈っております。

冗長になり誠に申し訳ありません。
Posted by もちもち at 2007年06月27日 02:07
二重投稿になってしまいましたorz
申し訳ありません削除をお願い致します;
Posted by もちもち at 2007年06月27日 02:07
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