男女の性戦術
確かに問題のあるエントリではあった。
一条先生やbraxさんには、さぞ迷惑なエントリであった事は
お詫びする。
だが、一つ、弁明したい。
させて欲しい。
我々、人類が地上に誕生して以来、400万年以上が経過した。
ここでは僕は問う。
我々とは何者なのかと。
我々は、つまり、400万年による淘汰の末に
ここにいる存在なのだ。僕はそう答える。
そして、我々がここにいるという事は、
とりもなおさず、400万年の長きにわたる
人類同士の苛烈極まる性淘汰の結果である。
我々がここに存在することは、我々の先祖が
確実にパートナーを見つけてきた結果なのだ。
その意味で、負け犬なぞ存在しない。
我々こそは400万年に渡って続いてきた性淘汰を
生き延びたDNAの芸術品なのである。
生き延び、交尾し、子を残す。
この連鎖が、途切れることなく続いてきた結果として
我々はここにいるのだ。
そして、僕は自問する。
400万年の長きに渡る性淘汰の結果、
生き延びてきた女性の子孫が
一条先生であったり、braxさんであったりするのである。
僕は、交配市場における女性を絶対にあなどらない。
400万年に渡って洗練されてきた女性のDNAを恐怖する。
彼女らは、大地に涙がこぼれ、血が大河の色を
染め抜いた時代においても、子供達を産み、育ててきた
存在の子孫なのである。
女性は太古の男たちの子殺しから子供を守り、
戦争の間も子供を育て、人類という種を
繁栄させてきたのだ。
その子孫が今の女性なのである。
そして、その血は彼女達の中に脈々と受け継がれているのだ。
その、女性が。
いかな苦難の時代にあっても、子供を産み、育て
男性の暴力に屈せず、交配市場を勝ち抜いてきた
女性の子孫が。
交配市場における
短期的な関係を望むなら、エロく振舞ったほうが良い。
長期的な関係を望むなら、貞節に振舞ったほうが良い。
という基本戦術を、取り違えることなどありえるだろうかと。
否。
断じて否。
そんなヤワイ遺伝子しかもたない女性が
400万年に渡る性淘汰を生き延びてきたなどと。
そんな事は断じてありえるはずがない。
そんな遺伝子が耐えぬけるほど
400万年の月日は短くはない。
交配市場の最終勝者のみの血を引く今の女性が
そんな基本戦術ミスをするはずがない。
今の女性は百戦錬磨の女たちの子孫であって、
そんな基本戦術ミスをするような女は400万年の間に
淘汰されきったはずなのだ。
だから、絶対に、裏があると僕は確信していたのだ。
何かあると。
何か、あの一見非合理的な行動な裏にも合理があると。
動機なくして行動する人間はいない。
ましてや、交配市場での女性は。
交配市場の覇者の子孫達が、交配市場で行う行為は
必ずや、動機があり、合理がある。
僕は、そう信じている。
400万年の長きに渡り続いてきたゲームの勝者の子孫達が
非合理的な行動をするはずがないと。
とりあえず、一条先生の動機はわかった。
あとはbraxさんだ。
それが問題なのだが。
考えすぎなどでは断じてない。
400万年に渡る性闘争を勝ち抜いてきた
DNAの傑作たる女性の本能は、交配市場において
絶対に非合理な行動をしないように出来ている。
間違いない。
なんせ顔に絵を描く生き物なのだから。
女性というのは。
最近、ドラッカーの「経済人の終わり」を読んでえらく感銘を受けました。なんというか、西欧人は合理性という理性にも、宗教という信仰にも、共産主義という経済至上主義にも、自由主義という競争原理にも、あきあきしてしまい、なんら救いも将来の安定も見出せなくなり、非合理と非理性と、「パンを安しろというのでもなく、高くしろというのでも、ナチズムのパンの価格を要求する」というまでの失望に身を沈めてしまったのだといいます。
失礼な言い方かも知れませんが、現代的な意味での合理性や経済性の追求という命題と、400万年の歴史を持つ、生殖の戦略との間に齟齬が生じていて、ナチズムに至るような失望が現代の日本で広がっているのかもしれないという気持ちになってきています。
ドラッカー、機会があれば読んでください。実にべき乗則的というか、ネットワーク思考というか、生物学・生態学的思考が随所にうかがえます。
コメント有難う御座います。
僕も、ドラッカー教授の本、もっと読まないといけませんね。
「経済人の終わり」読んだら
書評あげますね〜。
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