つらつらと考えてはちょっとずつ文章にしているのだけれど
まとまらない。
極論すると、この問題は、
売却価格が適正かどうかに還元される。
歴史上、有名な安売りは
文学だと「赤毛のアン」がある。
モンゴメリは、「赤毛のアン」を15歳の時に書いた。
それ以来、15年間、屋根裏部屋にしまわれていたのだが
ある時、偶然、モンゴメリはそれを発見する。
そして、それを出版社に送った。
500ドルで買われ、モンゴメリは大喜びしたのだが
世界的ベストセラーになってから、
彼女は、「安売りは損」という貴重な教訓を学んだ。
本人ですら、その原稿の価値をわかっていなかった。
以前、ネタにしたが、ハリーポッターも
7つの出版社に送られたが、そのどこでも
出版を断れられた。
彼らは、とんでもない損をした。
グラハム・ベルの電話発明も、当時の電信会社ウェスタンユニオンは
その価値を認めなかった。
「電気をつかったおもちゃ」
と言われ、つっかえされた。
これが取り返しのつかない過ちとなり、
後に、ウェスタンユニオンは
電話会社に飲み込まれてしまう。
逆の例も沢山ある。
誰もが革新的だと思いながら、
その会社に投資した。その結果、バブルが起こり
とんでもない損失を出したケース。
イギリスの南海泡沫事件、鉄道バブル、ネットバブル、
数え上げれば限りが無い。
優れた人々が儲かるとおもった事例に限って
バブルになり、誰も予想だにしなかった事業が
金のなる木になることがある。
世の中、皮肉なもんである。
そういう意味では株式市場に似ていると思う。
市場が価値を認めていない株は安い。
だが、そういう株の中には成長によって
後に爆発的な価値をもつ株がある。
そういう株に投資するのが
最も儲かるのだが、大抵の人は
安定し、成長の終った大会社の株を買うわけで。
下手すると、成長の終った株を高値つかみして
大損するのだが。
市場がそういう合理的でない行動をするのは
今にはじまった事ではないが
企業も合理的に動きつつ、その中で
非合理になってしまうことが多々ある。
文章にするとなると、ここを上手く
まとめて、説明つくようにしないと
いけないのだが、なかなか難しい。
企業買収の多くは、失敗に終ると
買収に関するレポートは述べているが
買収はやまない。
色々と考えさせられる事が多い世の中である。
ヒットを生み出す要因は、その作品そのサービスその商品、いずれもそれ単体だけではなく、プロモーションなどの他の要因も必要なのかもしれませんね。
ヒットを生み出す要因に関しては
本当に難しいですよね。
理解しがたいブラックボックス的な部分が
あまりに多すぎて。。