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2008年01月29日

なぜ、日本はデフレなのか?

すいません、今日はバーナンキの話をしようと思っていたんですけど、最近、考えていた、「何で日本はデフレが終わらんの?」という話について、ちょっと思いついた話があるんで、書かせてもらいます。


もっとも、いろんなブロガーの意見のパッチに過ぎないものではありますが・・・!


えーとですね。


そもそも、なんですけどね、

ゼロ金利政策

量的金融緩和政策


というような、「市場を資金でジャブジャブにする」政策を、ここ数年、日銀は続けてきました。本来、こういう政策を取ると、インフレ期待があがって、長期金利は上がります。


また、市場に金が大量に流れ込むわけですから、結果として、経済がインフレ気味となり、本来は、物価が上がっていくはずだったんです。


これは、フリードマンが主張したように「全てのインフレは究極的には貨幣的現象なのだ」と言ったのに発しますが、基本的に、資金がジャブジャブになれば、インフレが起こるんです。これは、詳しく説明しなくてもいいかな。


政府がじゃんじゃんお札をすれば、貨幣の価値が下がります。貨幣の価値が下がれば、同じモノ・サービスに払わないといけない貨幣の数が増えるのは当然なんです。


それがインフレを招くわけです。


ところが、日銀がこれだけお金をジャンジャン市場に投入したのに、日本はインフレになるどころか、デフレになってしまった。


これが2000年代のなぞでした。


なぜ?

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posted by pal at 02:04 | Comment(33) | TrackBack(11) | コラム このエントリーを含むはてなブックマーク | 編集

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