「ネットは新聞を殺すのか」という本を
読んだ時、非常に考えさせられたのは
ルーク・ロバートソン教授のインタビューだった。
その時の記事はこちら↓
紙のメディアは衰退必死なのだろうか?ロバートソンの指摘は明確だった。
「インターネットは新聞にとって破壊的な技術であり
しばらくは、お互いに影響しあって
売上を伸ばすだろうが、いずれ、ネットの分野に
売上を食われはじめ、プリントメディアは
衰退へと向かう。」
要約するとこんな感じだった。
そして、昨今、その通りのことがアメリカで
起こり始めた。
プリントメディアが次々と売上を落とし始めた。
一方で、グーグルが、とんでもない収益をはじき出し始めた。
グーグルをメディア企業とするならば、
世界最大のメディア企業は、最早グーグルである。
好調な収益を屋台骨にグーグルはさらなる事業拡張を
はじめるだろう。そして、グーグルはこれからの成長の足を引っ張る
プリントメディアを傘下にもっていない。
彼らは、得た収益のすべてをオンライン事業にぶちこめる。
最近、グーグルはグーグルマップや、グーグルアースといった
とんでもないサービスを無償で提供しはじめた。
もう、彼らを止めれるものは誰もいなそうだ。
すでに、オンラインメディアとプリントメディアの
主役の交替は始まっているとみていいのかもしれない。
続きを読む