まずは板倉氏の所の引用から。
元々、経済は、物々交換から始まったことは、周知の事実です。
物々交換では、効率が悪いので、
「通貨」が、「一時的な実体経済価値との引換券」として、普及しました。
この段階では、実体価値と通貨は、ほぼ等価の状態を保っていました。
つまり、通貨は、実体経済価値に担保されていたということです。
しかし、「効率」ばかりを追求した結果、
「通貨そのもの」を取引することが、
最も効率が良いことに気がつく人たちが現れます。
通貨そのものだけを扱う方が、
荷物の移動や、モノの設計や製作、
情報の作成と流通や、販売の努力などの、
「お金だけを追求する場合において非効率なモノ」を、
そぎ取ることが出来るのですから、効率が良いに決まっています。
わかりやすいですよね。
渡辺聡氏が言っている通り、
過去の歴史をみれば、この通りの事が繰り返されてきました。
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